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倶楽部サピオセクシャル日記㊳ 話が面白い人とそうでない人はどう違う?コミュニケーションにおける「ひねり」と「着地」について考えるルーム

こんばんわ、つよぽんです。

昨夜(8月13日)は毎週末恒例の倶楽部サピオセクシャル部屋だった。

clubhouseのなかでこの部屋を始めて8ヶ月が経つ。

毎回、参加者の興味をそそるルームタイトルを相棒のよしひこさんが付けてくれるので有り難い限りである。

さて、今回のテーマはこちら!

話が面白い人とそうでない人はどう違う?コミュニケーションにおける「ひねり」と「着地」について考えるルーム。

今回は、21時に始まり、26時半に終わった。

極めて個人的な感想をいきなりぶち込ませてもらうと、昨日の5時間半で分かったことは、「僕は僕を面白がってくれ、僕を面白くしてくれる人を求めている」ということだった。

非常に大きな収穫である。
ある種、一生の宝レベルの気づきかもしれない。

こんなこと書くのは恥ずかしい気もするが、さらけ出してみる。

「リアルに話したことがある人の中でつよぽんにとって面白い人って誰?」
24時過ぎによしひこさんから質問された。

そこで僕はとある女性の名前を挙げた。
ここでは、便宜上Aさんとする。

そして、オーディエンスに偶然いらっしゃったAさんをスピーカーに招待した。
スピーカーに上がったAさんは「私がつよぽんの存在や考え方を面白がって、つよぽんを深く掘ってあげるから私のことが好きなだけだと思う」と理路整然と説明してくれた。 

なるほど。
僕の深層心理はそういうところにあったのか、と思った。

たしかに僕のいいところを引き出してくれる人のことを僕は好きだなあ。

うちの妻も僕を最大限に面白がってくれる。
そんな妻の存在には感謝しかない。
僕の素直な性格とか、ピュアなところを妻は上手に引き出してくれる。
たくさん苦労もしながら。

Aさんは僕についてこんな例えもした。
つよぽんはお母さんから「この傘持っておきなさい」と言われたその言葉を実直に守って、ずっと傘を持っている感じがして、そこがつよぽんらしくていいんだよね。

こまかいところは違うかもしれないが、そんなニュアンスのことを言ってくれた。

「こんなこと言われたら嫌かもしれないけど」と彼女は前置きしていたけれど、その実、僕は全然嫌ではなかった。
むしろ、自分にはそういう側面があるかもしれない、思い当たるかもしれない、と思った。

そんなわけで、自分のいいところをたくさん教えてもらえてラッキーだった。

「話が面白い」ってどういうことなのだろう?
ユーモアのある会話が出来ることなのか、興味深い会話が出来ることなのか。

興味を引くというのと、笑いは別なのではないか。

面白いには3つの要素(話術、構成(時系列)、内容)があるのではないか。

多くの試論が各人から出された。

人のことを掘ること、人から掘られること(言い換えれば、誰かのことを深く知るために深掘り質問を重ねること)に関連して、掘る能力のことをホリビリティ、掘られる能力のことをホラレビリティと表現する発言があった。
これは、掘る(dig)とアビリティ(ability、能力)をくっつけた造語だ。
今後、この2つはサピオセクシャル部屋で便利な共通用語として使われていきそうな予感がしている(笑)

・ホリビリティ(能動的、働きかけ)
・ホラレビリティ(受動的、受け身)

全体を通して思ったことは、話が面白い人が単体、単独で存在するということ以外に、その人を面白くする人の存在というのも役割として大きいのではないか、という気がした。

すなわち、その人を輝かせる関わり方というのがあって、それによってその人は輝きを放つ機会を得られる。
場合によっては圧倒的な自信に繋がる場合もある。
それが、時には本人がそれまでとまったく異なる異彩を放つことに繋がることもあるのではないか。
それこそセレンディップ、セレンディピティな出会いである。

人生において、そんな人(相方とか相棒とかいろんな言い方もできそう)に出会えた人はラッキーなのではないか。

そして、そういう野球のピッチャーとキャッチャーのバッテリーみたいな存在、この世界における片割れみたいな存在と出会えることを意識して、探し求め、動き回り、そこに意識を向ける、そんな動きがあってもいいのではないか。
ただ待つのではなく。

スピリチュアルめいた言い方をするならば、ソウルメイトとの出会いを求める、と言ってもいいかもしれない。

世の中には、一見すると平凡で退屈な誰かを圧倒的に面白い人に変容させられる人がいるのではないか。

僕は対話を通して、誰かの面白さを引き出す存在になりたいのかもしれないと最後の10分で思った。

ちなみにここで僕が言う「面白さ」とは、魅力とか個性とか、幅広い意味合いを含んでいます。

サピオな時間だった。

サピオな夜は来週も続く。

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