倶楽部サピオセクシャル日記⑪ あなたは知性に欲情するか? 聴けば自分のサピオセクシャル度がわかるルーム」
倶楽部サピオセクシャル日記⑪ あなたは知性に欲情するか? 聴けば自分のサピオセクシャル度がわかるルーム」
こんばんは。
つよぽんです。
今週は僕がまとめをする番なので書いていきたいと思います。
今回は2022年1月29日(土)21時から開催しました。
終わったのは26時頃。
テーマは
「あなたは知性に欲情するか? 聴けば自分のサピオセクシャル度がわかるルーム」
今回、このテーマにしたのは、先週の回で参加者の方から「サピオセクシャルってどういうものかをもっと話してもらいたい」という声があったからだ。
考えたら僕たちは「倶楽部サピオセクシャル」という名前でクラブを作っていながら、正面からサピオセクシャルについて語ってきていなかった。
ある意味、ずっとその一番大事なことから逃げ回っていた。
だから、そのようなリクエストをもらって感謝であった。
終わったいま、心の底からそう思える。
ありがとう!
まずは、サピオセクシャルについての基礎知識をここに書いてみたい。
箇条書きになっているが、勘弁してほしい。
・サピオセクシャルに明確な定義はない。
・サピオセクシャルは相手の知性に性的魅力を感じるセクシュアリティ(性的志向)
・学歴や地位に惹かれる訳ではない。
・面白い言葉の言い回しをしたり、知的な会話を好む。
・所作や発言に知性が垣間見える。
・美術館、図書館など知的欲求を満たせる場所が好き。
・比喩表現やジョークが好き。
・写真より言葉に魅力を感じる。
・無難な会話を嫌う。
・サピオセクシャルの「サピオ」は、ホモサピエンスの「サピ」と同じ。ラテン語の「賢明である」という意味。(賢明とは、賢くて道理に明るいという意味)
・自分の意見を論理的に話すことができる人に知性と魅力を感じる。
・知的な会話によって脳で性的興奮を感じる。
・脳は主要な性器。
サピオセクシャル該当度診断というものがあり、10個の質問があった。
出典はこちら
https://koigaku.machicon.jp/judge/301453/
① 本を読むのが好き
② 知らない言葉はすぐに調べる
③ インスタは写真より投稿文が気になる
④ 人気アイドルより個性派の有名人が気になる
⑤ ブラックジョークが好き
⑥ 冗談の通じない会話のつまらない人とは距離を置きたいと思う
⑦ 知性や教養がない人は嫌いだ
⑧ 好奇心旺盛である
⑨ 美術館や博物館めぐりが好きだ
⑩ 結果よりも理由やプロセスが気になる
この10個の質問については「ちょっと安易すぎる」などの意見もあったが、まぁわかりやすい質問ではあるので、みなさんにこれに直感で答えてもらった。
ちなみに僕の診断はイエスが9個であった。
この診断によれば、という括弧つきだが、僕のサピオセクシャル度は高そうである。
ちなみに、僕の興味で、その場にいた人たちに「まわりにいる人の中でどれくらいの割合の人が知性があると思いますか?」という質問を投げ掛けてみた。
すると3%から100%まで大きな差が出たのが印象的だった。
お勉強は出来るが、その実、見せかけの知性と言ってもいい人が多い、という意見もあった。
では、本物の知性とはどのようなものか?というと、「知的好奇心に侵された状態」という面白い表現も出てきた。
また、「知識をひけらかす人は知性的ではないよね」「レストランで横柄な態度をとる人は知性がないと感じる」という意見もあった。
横柄な人は相手の気持ちを想像する想像力がないからだろう。
知性とはやさしさがそこに内包されている必要があるのではないか。
知性のある人は品格も持ち合わせている。
サピオセクシャルについて語る時にあまり品格を求める、というのは違うのではないか、という問題提起ももらった。
これについては、僕自身、まだ明確な答えは持ち合わせていないので、まずはここに記載しておき、今後の課題とさせてもらいたい。
その後、話し合う中で出てきた命題がこの2つ。
① 知性とは何なのか?
② セクシャルとは何なのか?
大きなテーマが僕たちの前に立ちはだかっている。
課題や語り合いたい命題は僕たちに語られるのを待っている状態だ。
なんて贅沢なことだろう。
僕らのサピオセクシャル部屋は、1週間に一度の開催なので、これら語られたがっている命題については、このnoteを読んだ方々が語り合ってもらえたら嬉しい。
そして、僕らの部屋でその結果やプロセスを教えてもらえるとさらに嬉しい。
これは僕も同意見だったのが、「年齢を重ねると外見的なものは当然衰えていく。それに抗うのをやめて内面を鍛える、内面を磨く、という方向性に舵を切るというのは精神衛生上も良いのではないか」という考え方。
エイジングを止めるのではなく、美しい年の取り方を目指していく。
その上で、知性を磨く、知的好奇心を満たしていく。
そんな生き方をしていこうと僕は思っている。
そして、そういう生き方をしていく人と仲良くしていきたい。
一緒に目指したいし、人生の後半戦を一緒に楽しみたい。
ここサピオセクシャル部屋は、そういう人たちがゆったりと集い、知的好奇心を満たすおしゃべりを楽しめる場であったらいいな、と思っている。
ちなみに、僕は自分自身を「プチ・サピオセクシャル」と思っている。
そんな話をしたら、よしひこさんは自分のことを「時々サピオセクシャル(M)」くらいかなと言っていた。
僕らの部屋には、ガチ勢のサピオセクシャルの方もいる。
みんな違ってみんないい。
いろんなサピオセクシャルの人がいていいのではないだろうか。
多様性の時代である。
グラデーションがある人たち同士がお互いを尊重し合いながら、「サピオ生活」を楽しんでいく。
そんな世界が形成されていったらいいなと思う。
最後に感想を言い合った。
その中で、よしひこさんは次のように語った。
「倶楽部サピオセクシャルという看板をかけてから、
ぼやっとしか理解していなかったサピオセクシャルという言葉。
しかし、今回リクエストがあった。
そのおかげできちんと理解することが出来た。
今日のルームをやって良かったと思っている」
いや。ほんとそれだなと思う。
僕も同感である。
知識を得るということはやっぱり大切だなと実感している。
今回、サピオセクシャルについて調べ、みんなで語り合う中で自分の理解が深まった。
その行為そのもの、その受け止め方、知識への真摯なありかたがサピオの人の特性なのかなと。
うまく言えないけどそう感じた。
よい時間だった。
ちなみに夜中になって、対話をさらに深めてくれる人たちがスピーカーに上がってきてくれた。
このような出会いもまたこの部屋の醍醐味である。
ちなみに、次回は12回目である。
早いものでこの部屋が始まって3か月。
次回も楽しみである。
ちなみに次回は、日時は2022年2月5日(土)21時から。
テーマは「公開録音 欲情する言葉を教え合うルーム」である。
話すことができなくても、聞きにだけ来てもらえたら幸いである。
ちなみに、僕つよぽんのSNSを一覧にしてみたので、よかったらフォローしてもらったり、訪れてもらえたらと思います。
リットリンク(鈴木剛)
https://lit.link/tsuyoshisuzuki
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