【雑談】トレードをバッティングセンターに例えてみた

まあ、これは雑談でしかないのですが、わたし、バッティングが好きなので、偶には近くのバッティングセンターへ行ったりします。

すると、ふっとこれはやはりトレードといろんなところで似ているなーと感じてしまうことが多々あるんです。トレードをバッティングセンターに例えてみると本当におもしろい見方ができるので、もしトレーダーで野球好きでしたら、いろいろときっと共感してくださると思います。


特別なバッティングセンター

とあるすごく特別なバッティングセンターがあるとしよう。

ここでは、お金でバッティングコインを買うことができるらしい。このコインさえあれば、この施設の中のあらゆるピッチングマシンから、好きなのに挑戦できる。

見送りができる打席

さて、ゲームに参加したら、三振されるたびに1コインが徴収されるようだ。ただし、バットさえ振らなければ、ストライクはカウントしないらしい。それと引き換えて、ボールカウントもないので、ただでコインがもらえるようないいこともない。必ず打たないといけないらしい。

店内のピッチングマシンが時間になったら勝手にピッチングし続けていて、そこに立っていようがいまいが関係なくボールが飛んでいく音がする。

参加してもしなくても自由、打席に立っててもバットを振らない自由がある。素晴らしい仕様だね!

バットはマイバットONLY

なんと、店内にはバットがおいていないのだ。
どんなものを使ったらいいのって聞いたらインタネットさえつなげられれば良いらしい。スマホでもPCでもOK。まあただよくよく考えたらサイズが違過ぎるので、小さすぎるバットでは打ちづらそう。

どれだけBETかは自由

ここでは、ボールを飛ばした距離に応じて追加でコインがもらえるらしい。そして持っているコインをいつでもまたお金に変えることもできる。バット振ってるだけでお金もらえるなんて世も末ね!

さらに、1打席でBETするコインも自分でコントロールできる様子。

ピッチングマシンの種類

このバッティングセンターでは、ピッチングマシンの種類がたくさんある。そしてそれぞれなにかしらの区画で区切られている。

株式の区画もあれば、先物の区画もあり、FXの区画もあれば、仮想通貨の区画もある。

さらにそれぞれの区画の中には、またこれはいろんな種類のピッチングマシンが混在していて、Appleだったり、Netflixだったり、ゴールドだったり、日経だったり、ドル円だったり。なんでも、好き放題に選んでも良いとか。

異なるピッチングマシンでは稼働時間が異なるらしい。また、噂によれば投げるボールの傾向が異なるそうだ。

バーチャルバッティングボックスで試し打ち

いきなりリアルで打つのが大変かもということで、店内にはすべてのマシンに対応するバーチャルマシンも置いてあったと聞く。

バーチャルマシンでは、本物のボールがシミュレートされる模様。さらにこの設備にちょっとコインを入れると、過去のピッチングも再現してくれるそうらしい。

マシンがいつも同じ調子とは限らないけど、過去のピッチングが調べられるなんてすごいよね。

ボールの素材

このバッティングセンターのボールの素材は普通の野球の素材だけではないという噂がある。

なんでも、鉛のボールが飛んだりすることもあれば、石が飛んだりすることもある。偶には弾力がすごい超軽いゴムボールも来るらしい、あんなのが当たったら勝手に遠くまで飛ぶじゃんか!逆に鉛なんて打ってたらバットが折れるぜ。

鉛を打ってるひとなんかいるの?なんて思っちゃうけど、どうやら、そこまで見分けやすいわけではない様子。色が若干違うとか、材質感がおかしいとか、そのレベル。実際飛んでくるところを本当にしっかり見ないと判別できないっぽい、なんかめんどいね。

素のボールを見てるか、計測器を見てるか

世の中では、ボールが飛ぶ軌道のことをフライアクションと呼ぶそうです。こう飛んだら上にいきやすいとか、こう飛んだら下にいきやすいとか。ヒゲが長いと逆方向に飛びやすいとか。ヒゲってなんやねん…

んで、バッティングボックスの中に立ってるひとを見ると、どうやらそのボールの飛ぶ路線の上にいろんな計測器を置いたりしてるひともいるらしい。

特定の軌道で飛んだらすぐわかるという理屈らしい。ただなんか計測器だけを見てて打ってるひともいるっぽい。ボール見てないやんそれ、鉛が飛んできてもこりゃわからなそうだ。

誰の意見を聞くか

世の中にはいろんな有名なトレーダーがいるらしい、みんなそれぞれ違う玉を打つのが正解なんて言ってるっぽい。

あの億トレは豪速ストレートが一番打ちやすいって言ってるけど、また別の億トレはいやいやゆっくりなカーブがええねんって言ってる。また別のトレーダーが、まずはメンタルじゃ!ボールをしっかり見る!とか言ってる。

誰の言ってることがただしいやら、そんなことよりも、自分が一番打ちやすいボールを打てばよくね?

時間帯

特定のマシンには、特定の時間帯で打ちやすいボールを投げてくるそうだ。そしてどうやら特別に打ちづらいボールを投げてくる時間帯の傾向もあるらしい。すべてのピッチングマシンは同じように見える、実際、ボールが飛んでくる事実は同じなわけだけど、どのマシンで、どんな時でプレイするかは重要らしい。

ニュース

バッティングセンターの中では偶にニュース音声が流れてくることがあるらしい。内容をよく聞くと、FOMCが利率についてなんちゃらかんちゃら言ってるらしい。よくわからん。

詳しい方に聞いてみたら、どうやら一定条件を満たすと特定のマシンがどんなボールを投げてくるかわかるらしい。めっちゃチートやん!って思ってたけど、ニュースの細かいニュアンスによっても変わるらしい、また具体的に指示通りに投げるのはいつなのかはわからないようだった。ただ、それを完璧に理解したら結構あたるっぽかった。

詳しくなると有利だけど知らなくても打てるは打てる、そういう具合か。

明らかにマシンの調子がおかしいとき

明らかにマシンの調子がおかしいときがあるらしい。1時間ぐらいずっと鉛のボールを投げ続けているとか。いやオレはこれを打ちたかったのに!とムキになって1時間も打ち続けていたひともいるらしい。

それは勝てっこないって…

勝つひと、負けるひと

この店にはいつも来ているいわゆる人たちと、偶にしかこない通りすがりの人たちがいるらしい。店の収入は概ね偶にしか来ないひとから得ているのかなと思ったら、そうでもないらしい、ずっと打ち続けているけどぜんぜん上達しないひとが一定数いるようだ。

どうやら、そのひとたちはなんとなくで打ってるっぽい。
今日ストレート専門のインフルエンサーの打ち方の動画を見てこれを真似てストレートを狙ってみたり、明日はカーブを狙ってみたり、そもそも鉛に手を出したり。

逆に店から収入もらってるひとも一定層いるようだ。

決まった時間に決まったボックスに立って、毎回毎回同じように機材を設置して、決まった軌道を飛んだボールしか打たない人たち。一日中突っ立ってるときもあるようだ。なんか、ここまで手を出さないとなると逆に感心しちゃうね!

気になって観察してたら、ぜんぜん同じ軌道なのに打たないなーと思うときもある。
聞いてみたら微妙にボールの素材が変だったとか、実は軌道から微妙に浮いてる瞬間があったとか、今日の時間がよくないんだとか、変なこと言ってる。こんなに細かいもん?

そしてよく観察したら、打率めっちゃ低いけど毎回ホームラン打つひとと、そこそこ打っててそこそこ飛ばすひととかにも分かれている。バンドしかやらないひともいる。たしかにバンドでも当てれば少しは転ぶもんね!

最後に

こんなバッティングセンターが世の中にあるとは思いませんでしたw
トレードを打撃に例えると本当にいろんなことが似ていてとてもヒントになります。

トレーダーにとって、重要なことは、長く打ち続けることです。自分に合わせたものをしっかりと見つけて、1つの打球を極める作業が必要です。そしてみんながみんな違うから、打ち方が全く同じになるようなことは絶対にないです。

つまらない雑談でしたが、なにかのヒントになれたら幸いです。
それでは、来週も頑張りましょう。

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