私が影響を受けたもの1 「<序>早熟な子供時代」
私は15、6歳頃にマゾヒストとして生きる道を選んだ。本来なら「癖」は元々備わっているものだが、まるで職業を選ぶかのように「私はマゾヒストだ」と思い込むように仕向けたのだった。なぜそう思ったかは、これから書いていくが、後から考えてみると、その要素(マゾ的気質)がいくつかあった事に気づく。
まず思い当たる事では、3歳の頃、長女の私は目一杯の愛情を貰い成長したが、それと同時に、わがまま振りをみせ初めていた。自分の意に叶わないとダダをこねる。いたずらをする。叱られる時は「コ