【 タモさんという人 】~サングラス越しの世界~
「新しい戦前」
トーク番組でのタモさんの発言が話題になっているようですね。
インターネットの情報でちらっと見ただけなので具体的にどのようなことが語られたのかはよく知りません。
「来年はどのような年になるのか」のアンサーで出たタモリワードのようです。
「戦後」ではなく「戦前」・・・
私は子供の頃からタモさんが大好き。
私の家族は揃って好きでテレビのタモさんを見ては爆笑。
一家団欒にタモさん、といったところでしょうか。
タモさんが好きなので様々なタモリエピソードのストックは事欠きませんし、タモさんから得た知識は血となり肉となっていることでしょう。
タモさんが幼き頃、3、4歳くらいの時、幼稚園の園児がお遊戯をしている姿を外で眺めて「オレは絶対にあんなことはやりたくない」と思ったのだそうです。
そして、タモさんはなぜサングラスをかけているのか。
子供時代、確か小学生くらいの時に電柱から飛び出ていた針金が目の中に入り、片方の目は視力が相当弱いのだそうです。
大学は中退していますが早稲田大学で哲学を専攻、ジャズ研に所属。
タモさんはミュージシャンになっても成功したのではと思いますが、
料理人になっても、芸術家になっても、はたまた何かの研究者、専門家、
・・・その道の達人になりえる才能とセンスを兼ね備えた人であると思います。
タモさんを長い間見てみてきて思うことは、いつもサングラスをしているので、タモさんがどんな視線を相手に送っているのか見ることはできないですし、感情を読みとることはうまくできません。
「目は口ほどに物を言う」という言葉がありますが、
今世間の鼻と口を覆っている多くの人を見て、ふとタモさんのことを思いました。
タモさんがもし目を見せてテレビに現れていたら・・・
そんな想像をし、そして幼き頃に片眼の視力が弱くなってしまったという森田一義少年に思いを馳せる。
うーんやっぱりうまく想像できません。
楽しそうに笑うタモさんはよく見ていたけどサングラスの瞳の奥はどんな風なのだろう。
感情を見せないのがタモさんなのかな。
タモさんってつくづく不思議な人。
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