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『ビジネスオーガニック』本物とは? 横浜の老舗町中華の店で思ふ。

「オーガニック」とは簡単にいうと農薬や化学肥料を使わずに作られたもの、もしくは有機栽培のことで、今はその本来の意味だけではなく、オーガニック=身体に良さそうなものと捉えられている感じでしょうか。オーガニックな歌声なんて言う表現もありますね。 

オーガニックをキーワードにしたお店が増えてきましたが「環境に優しいもの」「身体によいもの」「健康的なもの」をお客様に提供する、それがお店の理念、哲学であるのならば今お店を利用する時に求められること「消毒をすること」「呼吸が阻害されること(素顔NG)」を行うことがその掲げる理念に沿ったことなのか。せっかくオーガニックを謳った丁寧に作られたものを生活に取り入れているというのに。

先日ふと「チャーハンが食べたい」と思い、私が子供の頃に訪れて以来30年以上通い続けている老舗の町中華のお店におよそ3年ぶりに行ってきました。人気店で列ができていて並ぶことが多いのですが、それぼど待たされません。なにせ厨房との連携が素晴らしいので。オーダーを受ける人はメモを取らず暗記、お会計は自己申告で現金のみ、ポイントカードは加盟すべき対象エリア内の店舗の筈ですが、加盟していないようです。お値段も庶民の味方。とても小さなお店で相席当然、最大収容人数25人くらいでしょうか。

今は飲食店の多くが店先に「認証店」「素顔NG」の掲示をしていますがこの店は一切なし。流石だわーと思いながら店内に入って、、、大感動。  お馴染みの面々が以前と変わらぬポジションで素顔のままで調理していました。(全員ではありませんでしたが)                     店も狭いが厨房もせまい。そう!長身で朴訥としたいかにも職人なカッコいいおっさん。素顔ではなくて中華鍋が振れますかっての。

私は思いました。                         「この店は本物だったと」                      

昭和の時代をくぐり抜けて続いているお店には理由がありますね。3年ぶりのチャーハンと餃子、食して再び感動・・・(涙)


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