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カミーユ・クローデル作品カタログレゾネ 監修レーヌ=マリー・パリス

これは私の偏見かもしれないが。芸術家が男性でなく女性である場合、純粋にその女性芸術家の作品・実績にスポット が当てられることは少ないと思われる。作品にではなく、むしろ、その人生、生き様にこそ光が当てられ、人々の注目を集めることの方が多いと言える。カミー ユ・クローデル(Camille Claudel,1864~1943)の場合もそうであろう。

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