『デュアルキャリア』についてお話させてもらいました
今日は珍しくスーツで出社しました。オトバンクの入社式でも着ていないので、面接のとき以来2年ぶりです。
社内では「何したんだ!」「子ども銀行だな」「今日なんの日?」とたくさん相手をしていただいて有名人になった気分でした。
冗談はさておき、
スーツの意味は、マイナビさん主催の「アスリート雇用に関するシンポジウム」に現役アスリート代表として登壇させていただいたからでした。
テーマは、『デュアルキャリア』という働き方について。
サーファーの田岡さん、元陸上選手の勝又さん、元セパタクロー選手の渡邉さんという日本代表経験のある方々とパネルディスカッションをさせていただきました。もちろん試合よりも緊張しました。
セカンドキャリアという言葉を知っている方は多いかもしれません。競技引退後のキャリアについてですよね。
今回のテーマであるデュアルキャリアとは、今まさにオトバンク陸上部が行っている「キャリアと競技の両立」という意味です。
現役アスリートとして、どんな仕事をどんなスケジュールで競技と両立させているのか、会社における今後の自分自身の役割は何か、競技引退後の目標は何かなど、MCの八木沼純子さんから鋭い質問を受けつつも自由にお話させてもらいました。
同じ現役アスリートのマイナビ社員・サーファー田岡さんは、片道1時間かけて通いながら私と同じくデスクワークをこなし、3月のシーズン開幕に向けてトレーニングを積まれているそうです。年間20本もの試合がある中でも仕事をこなし、日本のトップ選手として活躍されているので本当に鏡です。今日はマイナビ代表としての登壇でもあり、時折他の社員さんと親しげに話されている様子からも充実した仕事をされているのだと伺えました。
元陸上選手の勝又さんは、日本代表として活躍され、私もテレビにかじりついて見ていたことがある遠い存在だった方。まさかご一緒できるとは思っていなかったのでお話できて光栄でした。現役時代に選手はもっとこうしておくべき、会社として選手にはもっといろんな仕事を任せてもよいのでは、というキャリアを積んでいる今だからこそ気づくことを語ってくださいました。個人の選択肢を広げ、意思を尊重してくれるのが今の会社だそうでいろんなことにチャレンジできているそうです。
元セパタクロー選手の渡邉さんも日本代表選手。今は経理や総務の仕事をこなしつつ、競技普及に向けてご尽力されているそうです。マイナー競技は周りに理解されにくいため、アルバイトをしながら競技をされている選手が多いそうです。その中で、企業が雇用してくれて安定した給料を得られるのは安心感が全く違うとのこと。アスリート雇用の仕組みが広がることを期待したいとおっしゃっていました。
目線や耳をどこに向けたらよいのか分からないくらい、新鮮で貴重なお話があちこちから聞こえました。(大勢の大人を目の前にして視線のやり場に困っていたとも言えない訳ではない:下記画像)
デュアルキャリアを実現するにあたり、会社の制度を整える必要があります。「会社にはそれぞれの文化があるからこうすべきという正解はないが、選手も一社会人として他の社員とフェアであるべき」という弊社社長久保田さんの言葉にあるように、選手が特別扱いされることなく、必要なスキルを身につけていける仕組みが広く作られていくことを期待しています。
また、アスリートとして社会人として世の中を元気にできるような取り組みをしていきたいと改めて思いました。
P.S.フジテレビさんにも特集を組んでいただき、感激しています。。みなさま本当にありがとうございました。
すごい、でかい。名前載った…。
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