見出し画像

お花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか①

大東早織です。

私は今でこそお花が大好きで、仕事にもしていたくらいです。
ブライダル系の花屋さんに約3年半勤めていて、IT系の異業種からの転職ということもあり、とても新鮮でやりがいのある仕事でした。

今はまたIT系業界に戻ってwebデザインやディレクションの仕事をしていますが、それでもたまに知り合いのツテでワークショップ講師をする際にお花に触れる機会もありますし、出かけた先に花屋さんがあると、思わず立ち寄ってしまいます。

街で新しい花屋さんがあると、買い物はしなくても不思議と行きたくなってしまうのです。

しかし私は、はじめからお花に興味があったり好きだったから、仕事にしたというわけではありません。

今回はお花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか、という話を書いていこうと思います。

実家にいる頃からお花にふれる機会は多かったものの…

私の実家は農家です。
小さい頃の記憶では米やじゃがいも、大根などの野菜を中心に出荷していましたが、中学生か高校生になる頃にはヒマワリなどの切り花も出荷するようになっていました。

母はちょっと花びらに傷があったりと売り物として出荷はできないけれど、でも飾るには良い、きれいなお花を選んで家によく飾ってくれていました。
「これはヒマワリの〇〇という品種だよ。お母さんはこの花が好きなんだよね〜」と、母が教えてくれた思い出が懐かしいです。

また、祖母も鉢植えのお花をいくつも大事に育てていました。
祖母の背丈くらいある3段程のラックに、シクラメンなどの鉢植えがたくさん並んでいた記憶があります。
お花が咲いたりすると「早織、みて〜!お花咲いたのよ、きれいだね」と、すごく喜んでいました。

思い返してみると、小さなころから植物や花などに触れる機会は多い方だったのかもしれません。

ただ、確かにお花は「きれいだな」とは思っていましたが、それ以上でも以下でもなし。ただの花でしょう、位にしか感じていませんでした。

「愛おしい」「育ててみたい」「活けてみたい」「飾って楽しみたい」などの感情は当時はありません。

私は小学校〜中学2年生までピアノを習っていたのですが、年に1度ある発表会の時にもらう花束。
その花束も、もらっても無感情でした。正直むしろ邪魔だなあ、と思ったこともあります。
どうしていいかもわからず、もらってそのまま、母親にパスしていました。。

好きでも嫌いでもない、無関心。興味がなかったのです。笑

次に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?