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宇宙と人一その考えはどうなのか

宇宙

それは何世紀も前から、私達を魅了してきました。歴史をざっくり振り返ると
紀元前2000年エジプトで太陽暦(地球が太陽を回る周期を元に作られた暦 )が始まる
*紀元前3世紀に、地動説(地球を含め、すべての惑星が太陽の周りを回っているとする)考え方をした人が存在。
(そんな前からあったんですね)
そしてそれらが、時代を下るにつれてどんどん明白・詳細になっていって。定義が確立されて。様々な惑星が発見されて。ロケットや人工衛星が打ち上げられて。
そして1961年。「地球は青かった」の名言で有名なガガーリンによる、人類初の宇宙飛行が成功。「宇宙に行きたい」そんな人類の願いを叶えました。憧れを現実にしたのです。

現在、「人類火星移住計画」があります。
地球に人が増え過ぎたから、地球滅亡の危機があるから。地球の隣に位置して条件的に可能そうな火星に人が移住しよう、という計画ですね。
宇宙移住計画はまだまだ途上段階で不透明。現実化は難しいとも言われています。私はそのことに肯定も否定もしないけど、かつて憧れだった宇宙に「人間が住む」ことに不思議な思いを抱きます。
 
ちょっと例えが変ですが。
「ママはお空の星になったんだ」という言葉を聞いたことがあると思います。(母親を亡くした子どもを慰めるため)  高い高いお空の上から、自分を見守っていてくれる。素敵な話ですね。しかし…
星の殆どは「恒星」といって太陽の仲間。恒星は星の中心で水素などのガスが「核融合反応」という現象を起こして燃えている。それが光っているんです。だから、宇宙に行って会うお母さんの正体はそれ。人を無機物に例えてリアルに考えるのもどうかと思いますが、ロマンや夢がありませんね ^_^;

今は地球と宇宙の距離が縮まり過ぎました

地球上の非生命体にも言えますが、宇宙となるとまた少し違う気がする(。・_・。)
長い間研究され、論議を巻き起こし且つ人類の憧れであった「宇宙」。将来的にはそこに住む段階になってしまった。ガリレオもびっくりでしょう。問題なのは

科学と化学の発展によってヒトは何を得て何を失ったのか

答えは小学生が言える位、明白です。
もちろん、手の届かない存在である「憧れ・夢」だけではない。ヒトが地球を汚し、住めなくなるから「火星移住計画」が立てられた。この先どうなるのか怖いですが、宇宙開発と共に壊れゆく地球の行方を見守りたいと思います。



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