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THECOACH 応用Bコース1日目:今ここの感情に目を向けるには

THE COACH Academy応用Bコースの1日目は、「今ここ」の感情、願いに目を向ける日でした。
湧いてくる感情を見つめることで、根源にある願いに目を向けていくというものです。

「今ここ」の感情に焦点を当ててみるのは実際やってみると難しく、「自分は何を感じているのか?」への感度が低いことに気づきます。
そこで「今ここ」の感情を押し殺すようになってしまったのはいつからだったか、そして取り戻すにはどうしたらいいか考えてみました。

感じたのは、会社員生活でインストールされた「感情的にならず、理性的に仕事をする」「時間を有効に使う」といった思考回路が、「今ここ」に目を向けることを阻害しているということ。そこで、既に自分に中にある思考回路と、今日の学びを統合していくためのアイデアをメモしておこうと思います。

注:本内容は、応用Bコースで習う内容というわけではなく、派生して私が考えたことですのでその点ご了承いただければ幸いです。

「感情的にならないこと」と「感情に目を向けること」の両立

私は仕事中に感情的になる人は苦手だし、自分は抑えるぞ、という理想を持って働いてきました。けれどそうしているうちに、単に自分の感情を殺してしまっていたかな、ということに気づいたわけですが、自分の感情を認識することとそれを表に出すことは違うことなので、「感情的にならないこと」と「感情に目を向けること」は両立できるはず。

講師の方がコメントで、『自分の感情は刻一刻と変化していく。「今ここ」で感じたことを繋げていくことで、自分の物語ができていく。』と仰っていて、心に染みました。
時間的余裕のない毎日だと大変ですが、朝や昼休み、夜に「今の感情に目を向ける」時間を取ってあげること、そしてそれを習慣にすること。
まとめて振り返るよりも、毎日、できる限り感情の変化を感じたその都度、少しでも時間を取って自分の感情を認知してあげるのが良さそうだと感じました。

「時間を有効に使うこと」と「今ここを重視すること」の両立

会社員生活をしているとき、昼間はお客様と連絡できる営業時間にしかやれないことに注力し、上司がいる間に相談して、そのために終業後や朝に自分で準備できることをして等、理性的に効率的な働き方を追求し、「これは今じゃない」と仕分けをして仕事をこなしてきました。
「いかに有効に時間を使うか?」が重要な指標の一つであり、それはそれで楽しかったのだけれど、その弊害で「今ここを重視すること」は忘れてしまったように思います。プライベートでもその考え方に毒され、「今ここの感情はこうだけど、けどそれって今やること? 効率的?」とか思ってしまう自分がいます。。

ではその二つは両立できないのかというと、そんなこともないと経験から思います。
「時間を有効に使う」ことは高校・大学のときから意識してきたけど、そことは違う。あの頃は、「時間を有効に使うこと」と「今ここ」を両立できていた気がする。何が違うのだろう?

浮かんだ結論としては、「自分が心からやりたいと思うことに対して」「時間を有効に使う」ことをしていて、使う時間の量やバランスをその都度調整できていたのが違いかなと思いました。
仕事だと、過度な責任感が先にきてしまい、与えられたことをやらないといけなかったり、チームとして立てた方針に向かわないといけなかったり、やり始めて人を巻き込んだことはやり遂げないといけないと思ったりと、その都度「今ここ」の気持ちに向き合って調整することができなかったなと感じます。

仕事である以上責任は生じるので、好きなように方向転換できていた学生時代とは違うと言ってしまえばそれまでですが、
「責任感」や「時間を有効に使うこと」と、「今ここ」の気持ちを無視せずにバランスを調整すること、その両立ができるような働き方、生き方を模索していきたい。
きっと、「責任感から、一度言ったことはやめられない。こうしなきゃ。」や「時間を効率的に使いたいから、今じゃない気がする」等も大事な「今ここ」の感情であり、加えて「一度言った方針はこうだけど、今思うとやっぱり違う気がする」や「効率性を考えると今じゃないかもしれないけど、今やりたい!」も「今ここ」の感情であるから、全てを洗い出して向き合い、自分の中で対話するのが重要なのだと思います。
感情を抜きにして「客観的に考えて、この行動がいいかも」と考えてしまうと、感情を置き去りにしてしまうことになるので、自分の中の感情同士を対話させていくイメージでやっていければ良いなと感じました。

おわりに

ただ今妊娠9ヶ月目で、出産予定日まで1ヶ月半ほど。
今は「今ここ」に向き合い、それに従って行動できている心地良い時間なので、お腹の赤ちゃんの存在や動きを感じながら、あと少しこの時間を満喫していきたいです。そして忙しい日々がやってきたときに、noteを見返してコーチングの学びを再度生かしていけたらなと思います。

読んでくださってありがとうございました!

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