ワイルドだろ?
個性学の話。
人にはそれぞれ生き方のレールというものがある。
芸術、感受性がキーワードの【ロマン】の人や
学問、論理がキーワードの【ロジック】など
それぞれの生き方がここに出るとのこと。
私は、責任感と動乱、
反逆の【ワイルド】タイプ。
凪のような人生は歩まない人が多く、生きることは戦うことと同義らしい。
「えー、そんな私戦いませんよー」と先生に口答えしてみたものの、
「ピリカさんは弱気を助け、強気を挫く人だから、
偉い人から圧力かけられたら刀を抜くでしょう?」
といわれ、グウの音も出なかった。
考えてみれば、昔から「上」に呑み込まれるのが嫌だった。
少数派万歳だ。
賛同できなければ、そこには所属せず自分で場所をつくってきた。
いわゆる、スクールカースト的なものに置いても、そうだったと思う。
「世が世なら、ピリカさんは学生運動とかするタイプですよ」と先生。
ピリカさんにはこれを読んでほしい、と紹介いただいたのが
「海賊とよばれた男」だった。
主人公、国岡鐵蔵のモデルは出光興産創業者の、出光佐三。
私もまだ読んでいないのだが、先生曰く
「当時の石油業界は、国際ルールが日本には不利な状況を強いていました。
そこに決してとりこまれることなく、
知恵と男気で出光興産を守り抜いた男の話です。
どうです、こういうの好きでしょ?」
と先生が私に言った。
映画にもなりましたね。↓
「ええ、好きですとも!
いまの紹介文だけで泣きそうです!」
と叫び、早速買ってきたのだった。
今から読もうと思う。ハンカチ必須だな。
ピリカグランプリの賞金に充てさせていただきます。 お気持ち、ありがとうございます!