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ayakonishihara
声を届けるということ
私は、音声配信すまいるスパイスの、パーソナリティーをしている。
今回別アカウントで、スタンドFMで朗読だけをストイックにやる番組を作った。
なぜ別にしたのかというと、
やはりすまいるスパイスはラジオプログラムであり、パーソナリティー同士のトークや、作品に関しての紹介を主にしたいとの思いがあったから。
軽いトークには、明るくて、ふんわりとリラックスした朗読のほうが似合う。
スタエフの録音のほうが、すまスパでの朗読よりも、やや芝居がかった感じがするかもしれない。
noteにも、たくさん朗読を配信されているかたがいるが、その方々に比べると私はあくまでも亜流だな、とつくづく思う。
ホンモノのかたは発声から違う。
未熟な私はまだまだ、喉の真ん中で声を出している。
もっと伸びやかな、喉に負担をかけない発声をみなさんされているから、すごいと思う。
でも、それでも私は自分のやり方で表現をしていきたい、と思うのだ。
下手くそでも、本流でなくても、心をこめて。
人が気軽に、
人と繋がれない時代が来てしまった。
悲しいけれど、まったく前のようには戻れないだろう。
リモートや、ネットである程度のことは解決するし、効率もいい。
第一、わずらわしくないし。
だけど、やはり「人の声を聴きたい」
という欲求は、なくなることはないだろうと思うのだ。
こんな時代だからこそ、更なるコミニュケーションが大事だと信じている。
私はこれからも、声の表現を続けていく。
時には大笑いしたり、涙ぐんだりしながら、私という存在を、届けていきたい。
ちょっとむしゃくしゃする時。
孤独に心がつぶれそうな時。
すごくワクワクして、目がさえて眠れない時。
私たちの声を、そばに置いてくださいね。
ピリカグランプリの賞金に充てさせていただきます。 お気持ち、ありがとうございます!