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ピリカ目線~美容について

私は、いわゆる「美人」ではない。

わかっているからこそ、まあ、男性ウケも女性ウケも含め、いろんな対策をたててきたつもりだ。

話し方や聞き方、仕草や相づち、その他もろもろ。
ちやほやされるタイプではないからこそ、研究に研究を重ねたのだ。

学生時代から自己分析が好きだったので、よく周りのモテている子達をグラフにして、自分がどこに伸び代があるかを研究してきた。

たとえばアイドルのような顔立ちのAちゃんは、流行りに敏感で顔はかわいいが近寄りがたい。機嫌が顔にでるタイプ。残念なのは夜型生活で肌はカサカサなこと。
容姿5、ファッション性5、親近感2.5、社交性2、基礎力2だ。

見た目は地味なBちゃん。服装は緩めカジュアル。色もグレーが多い。
目鼻立ちはぱっとしないが雰囲気美人で、よく笑う。そして髪の毛がつやつや。
ハンカチや裁縫道具、頭痛薬などアイテムをきちんと常備している。

容姿3、ファッション性2.5、親近感4、社交性4、基礎力5。(ピリカ調べ)

このようにかなり失礼ながらクラス女子のデータを蓄積し、自分がどこならまだ伸び代があるかを研究してきたのである。

その結果、私が伸ばせるパラメータは「親近感」「社交性」「基礎力」の3つである、と私は結論づけた。

ファッションに関しても頑張りたかったが、
子供のころから「お母さん」といわれるほどの安定体型だった私。

華奢なワンピースやパステルカラー、ミニスカートはあきらめてきた。その代わり、世間で流行り出す前から「パーソナルカラー」「骨格診断」を受け、いわゆる「似合う色、形」を調べて着ているので、あまり無駄な買い物はしていないと思う。

基礎力アップに欠かせないのは、髪の毛と肌である。

私は若白髪だったので、昔からヘアカラーは3週間に一度。かなりのお金を美容室に注ぎ込んできた。

よく父親が生前、「俺は飲み屋街に家一件建てた」(それくらいお金を使った、という意)と自慢していたが、そういう意味では私も美容室にプレハブ小屋ひとつくらい建てているのではなかろうか。グレイヘアも憧れるけれど、まだその勇気はない。せこせこと染め続ける私である。

肌については、職業柄シミソバカスは完全には防げないが肌のツヤ、ハリには注力している。
毎日朝晩、5分ずつシートパックをおこないきちんと保湿。
それだけでずいぶんと肌ツヤがよくなった。

安いパックでもいいので、もしパック自体にかぶれたりアレルギーがなければ手軽な方法だと思う。

ポイントは、長くしすぎないこと。
肌がふやけて、却って刺激に弱くなってしまうらしい。

おばさんなのはしかたないが、張りのあるおばさんになるべく私は頑張る。
そして基礎力4くらいは狙いたいものである。




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