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臨月日記・子どもの描く絵

3歳になったばかりの子どもの描く絵が、どんどん変化していておもしろい。

ペンだと色鉛筆よりも鮮やかな色で描けるのが楽しいようで、最近はペンを好んで選ぶ。(それに伴い、ヨギボーや布団などの布物をらくがきから守るのに大人は必死)一心不乱に塗りつぶすのが今のお気に入り。顔は、目、鼻、口はクリアに描けるようになり、これに眉毛や涙やメガネ、手足らしき縦棒がオプションで加わる。

これは、2ヶ月前にようちえんの親子キャンプで初めてキャンプファイヤー🔥を体験した直後にひたすら量産していた絵。やや狂気も漂うが子どもなりに感じたものを表現していて面白い。日々変化し、できたそばから失われていってしまう尊い制作物を、記憶に、記録に残していきたい。

今日から妊娠39週に入る。1人目の妊娠時と比べ、ゆったりとマタニティライフを味わう感覚は少なく、今のうちにやっておきたい子どものこと、家のことをひたすら片付ける日々である。ふわっとした赤ちゃんへの憧れやワクワクというよりは、人間が1人増えることで物理的に増える物や、失われる時間、できなくなることをあらかじめ予測して、少しでも先にやっておきたい気持ちで溢れている。来る陣痛への緊張もあるが、それ以上に家や上の子どものお世話がうまく回るのかの方が気になる。経産婦の心理状況がこんなにも初産婦と違うことを体験できただけでも、助産師としてとても大きな財産だ。

とはいえ、お産はナマモノなので、余計なことを頭で考えてばかりいると進まない。心残りだけはない状態にして、あとはもう少しふわっとゆるっと過ごしたい。(39w0d)