ライブ配信でファンを作る方法(支持率の総量を増やすためには?)vol.3
前回はライブ配信を続けるためのポイントをご紹介しました。
いよいよ vol.3 からはファンを作るためのポイントをご紹介します!
今のご時世、人は途絶え、店舗や施設の休業が相次ぎ、いつどの企業が倒産してもおかしくない状況だと思います。
きっとこのnoteを読んで下さっている方の中には環境が急変し、今後の進路が不安な方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私がライブ配信を始めた時は、フリーランスではあったのですが、収入は低く、月末になると家計簿のマイナスな数字を見て涙が出てくる…
そんな日々を過ごしていました。
ですが「きっとなんとかなる」という想いが出てきたのは、間違いなくこのライブ配信を始めてからだと思います。
プロ並みのスキルやこれといった特徴が無くても、毎日見に来てくれたり、応援してくれる存在がいて、めちゃくちゃフォロワーが多いわけでも、常にランキング上位をキープしているわけでもなかったけど、ファンがいてくれることで安心感がありました。
たとえば、今 “ここでポイントが欲しい” というタイミングでギフト(投げ銭)をして下さったり、最後の追い込みで「さおりんを何としてでも!!!」
みたいな、一致団結する連帯感が強みだったと、改めて振り返ってみて思います。
という前置きは以上にして、
ずばりライブ配信に置いて大事なのは、
「一時的な視聴数」よりも「長期的なフォロワー」
「フォロワー数」よりも大事なのは「支持率」です!
視聴数 < フォロワー数 < 支持率
つまりファンを作るために意識するのは「支持率の総量」です
ということで、「支持率の総量」を増やすためのポイントを3つご紹介します!
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まず最初のポイントは、
① 要望を取り入れる
これはシンプルで、視聴者にとにかく「事前に聞く」です。
前回お伝えした配信時間の決め方一つとっても、支持率の要素(要望を取り入れる)に繋がります。
方法は簡単で、その日の配信の最後の方に「明日は◯時ごろ配信しようと思うんだけど良いかな?」と聞く、そして守るだけです。
そうして約束すれば、自身も「その時間に始めなきゃ」と、意識出来るので一石二鳥ですよね。
他にも、配信場所、配信内容、特に私は配信する際の音楽を良く聞いてました。
最近ではインスタグラマーが良くストーリーで「何でも質問してね!」と質問コーナーを用意し、一人一人の答えを投稿されてますが、まさにこれも同じ効果があるはず。(今までそうでもなかったのに、質問に答えてもらった瞬間ファンになっちゃうことありますよね!)
あくまで要望を受け入れる、のではなく聞く。もし出来たら “取り入れる” くらいのスタンスがちょうど良いと思います。
“要望を取り入れてくれる”
=Give される ことで、
“自分も何かライバーにGiveしたい” と
=支持してくれるように なるのです。
心理的要素でいうと「承認欲求」を満たすということになりますね。
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“要望を取り入れる” というのは、複数の視聴者に対して行うことが出来ますが、次はそれを超える多数の中から「あなただけのために」という方法でもあり、
「承認欲求」を越える「優越」について。
「支持率の総量」を増やすためのポイント2つめは
②優越 に濃淡を付ける
です!
ちなみに、ここまでの “配信をとにかく続けるためのポイント”や、“要望を取り入れること” は、instagram、Facebook、Youtube のようなSNS媒体でも同じように出来ます。
ですが、ここからの「優越」を付ける方法は、ライブ配信専用アプリやプラットフォームが向いています。
なぜかというと、ほとんどの配信サービスには、ライバーだけでなく視聴者にも自動的にランキングがつけられ、ギフト数(投げ銭)はもちろん、「いいね数」。さらに良く出来ている仕組みとして、視聴そのものに対しレベル別されるのです。
ー17Media japan 公式ブログよりー
https://17media.jp/17livenews/howto/3324/
レ点とは…?
○同じ17 ライバーの配信を連続して視聴すると表示されるチェックマークのこと
○連続視聴している17 ライバーの配信ルーム内でのみ、自分のID(名前)の右側とアイコンに表示されるよ
○レ点は連続視聴した回数によって色が変わっていくよ
連続視聴回数で変わるレ点の色
5回:緑チェック
10回:青チェック
20回:紫チェック
40回:オレンジチェック
80回:シルバーチェック
160回:ゴールドチェック
つまり、毎日そのライバーの配信を連続で見れば見るほど(ギフトやいいねをしなくても)レベルアップするのです。
緑チェックよりも青チェック、青チェックよりも紫チェックの方が優越感を感じ、そしてその色を更新・維持するために、配信を見に来る方もいます。
ちなみに、私のファンの中には、40回連続視聴の「オレンジチェックマーク」の方が10人以上いました(笑)
今考えるとただでさえ時間も固定していないので配信を見に来れるたけでもすごいのに(一般の方が仕事しているであろう日中も配信していたので)良く1ヶ月以上毎日欠かさず見に来てくれたよなーと思います。
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とはいえ、もちろんインスタライブのような形でもいくつか優越の濃淡をつける方法はあります。
簡単なのは、①の要望を取り入れる を、特定の人に関しては要望を “受け入れる”ようにすること。
つまり、
①の要望を取り入れる では事前に次回の配信時間を聞くだけでしたが、
②の優越 に濃淡を付けるためには、「◯◯さん、明日は何時から配信が良いかな?いつも◯時くらいが来やすいんだよね?」と聞き、実際にその時間に配信するのです。(ちなみに私はオレンジチェックの人に良く聞いてました)
また、この一言
「◯◯さん、明日は何時から配信が良いかな?いつも◯時くらいが来やすいんだよね?」
には実は大事なポイントが二つあります。
『名前を呼ぶこと』と『過去の会話を覚えていること』
まず『名前を呼ぶこと』
これは基本だと思うので割愛します。誰でも多数の中から自分の名前を呼ばれたら嬉しいものですよね。
「◯◯さん今日も来てくれてありがとう」この言葉だけでもきっと来た甲斐あったなと思えるもの。
そして『過去の会話を覚えていること』について。
これも大事で、営業マンやキャバ嬢だって、顧客管理が上手で、一人一人に合わせた会話や提案が出来ている人ほど、リピーターや売り上げが多いイメージですよね。
ちなみに私は人の名前を覚えるのがほんとーーーーに苦手><(すいません)
だけど、その分管理はするようにしてました。
ただその日あった出来事を記録するだけではもったいないので、それらをその日の感想として発信してました。
(なぜライブ配信なのに「発信が必要なのか?」については次回お伝えするとして)
その発信の方法も工夫し、
◯名前を覚える
◯会話を覚える
◯優越に濃淡を付ける
この3つが同時に出来てしまう方法をとっていました。
それが『Excellent Sense Comment 賞』通称『ESC賞』✨
名前の通り、その日の配信で “エクセレントなセンスのコメント” をしてくれた方に賞を贈るのです👑
それをスクショして、配信後に冠マークのスタンプをつけてTwitter に投稿するだけ。
これを始めてから、私が話さなくてもコアな視聴者がこのESC賞を狙い、面白いコメントを自主的にしてくれ、自然とコメント欄が盛り上がるというような、相乗効果も生まれました。
たとえば
・私の9月7日の誕生日の語呂を考えてくれたり
・流している曲に対してのコメントや
・あまりにも語学力なさすぎて
・家事の手を止めてまで配信楽しみにして下さったり
などなど!
これなら vol.1でお伝えした
初心者でも、人見知りでも、飽き性でも、大丈夫な気がしませんか?
もちろん ESC賞じゃなくても、イベントやゲームを定期的に開催するだけでも、優越 に濃淡を付けることは出来ると思うので、自身にあった方法を見つけるためにも、まずは色んな人の配信を見て研究してみるのもおすすめです!
次回vol.4 (おそらくラスト)では
ファンを作るために必要な(つまり「支持率の総量」を増やすために)最も効率的な方法をご紹介しますね✨
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最後までご覧いただきありがとうございました✨