見出し画像

【MTG】ミドルスクール調整録25 ~アルーレン調整してみた~

こんにちは。皆さんミドルスクールしてますか?
今日はここ最近《魔の魅惑/Aluren》デッキが調子いいので適当に勝ち語りしていこうと思います。

ハーピーがビーストなの気付いた人凄い

自分のアルーレン使用歴だけで言うと20年くらい前のエクステンデッド、《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》時代にちょろっと使った事があるくらいで、レガシーとかでは一切使ったことがありません。
まあレガシーのアルーレンはちょっと別物ですね。

ミドルスクールでは2年くらい前にふわっとこの形(学長型)にして以来、何度かイベントに持ち込んだりはしました。僕はそんなに勝てなかったです。
関東では補充が一生勝ってたり(《翻弄する魔道士/Meddling Mage》が増える)とかゴブリンが強かったりとかの要因もあり、実際にあまり流行る事はありませんでした。

ババーン

ですが最近は《アカデミーの学長/Academy Rector》を4枚にする・サイドボードをいじったり等のなんやかんやできつかった相手に結構勝てるようになったなと。
他、今までそんなに居なかったデッキなのでメタられてないかも、あと動きがあんまり知られてないかも?って感じる事はあったりします。
プール上キラーカードは色々あるけど《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》的なカードを喰らう事があまりない印象。
この辺はストームを同時に見れるのでそれら込みで意識するならアリなんですが、サイドボードそんなにスペース無いよな…。

デッキの強さとしては
・2枚揃えるとそこから無限コンボ
・そこそこ軽い(4マナ始動)
・クリーチャー除去1枚なら構成次第で避けられる
・墓地対策関係なし
・カウンター対策取れる(サイド後)

1番目と2番目が最も猛ってる要素だと思います。
即死系だと環境の中では一番始動の条件緩いかも?
超アナログな要素だと《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を擦りまくるデッキかつマッチがそこそこ早く終わるため、他の対戦の後ろでベガ立ちする機会が多く2戦目以降のカード名指定が楽とかはあります。

弱点は対策カードがきついという点。
現状でもメインから入っているレベルのものすらある、というのは要チェックポイントですね。
一例としては《浄化の印章/Seal of Cleansing》のようなどこにでもある丸そうなカード1枚にしかめっ面になる事多し。《謙虚/Humility》にはかなり激怒します。
また4マナ部分は所詮ソーサリーアクションなので「カウンター相手に仕掛けてビッグアクション空振り→返しのターンボコボコにされて負け」的な死に方はいっぱいします。仕掛け部分は《魔の魅惑/Aluren》1枚なので、失敗したとしても《欠片の双子/Splinter Twin》失敗時のような1:2交換にはなりにくいのですが、1枚目をさばかれると2枚目の設置はそれなりに大変です。
そのために仕掛けリスクを低減すべく《アカデミーの学長/Academy Rector》の増量・嵐のような妨害スペルの積載に至りました。

とはいえ「サイドボードを作る時にこのデッキや類似のデッキを意識し作られる」ようになったら1段階評価が下がるはず。
前述の通り、現状の一般的なサイドボードだと呪文をループさせるコンボ(アルーレン・ストーム等)は補充やゴブリンほどメタられておらず、(今現在だと)結構いい位置かなと思います。

使ってみたいという方向けで書きますが、その時にしれっと対策されてても怒らないでください。


◆デッキリスト

直近のSEありのイベントでは2回75枚同じリストを使いました。
今のメタのままであれば特に変えたい部分はないですが、このデッキは勝ち手段・サーチ手段・マナ加速・サイドボードなど様々なチューンが楽しめるのも魅力の一つだと思います。デッキカラーですら結構バラバラ。



◆勝ち手段

《魔の魅惑/Aluren》を貼って0マナで《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》をプレイする。

この時点で相手に
・カウンターがない
・エンチャント除去がない
・クリーチャー除去カードが手札か場に合計1枚以下

だと99%勝ち確定。
この後自分が無限ライフになったのち、そのライフを使用して様々なクリーチャーをループさせて勝つ。
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》が何度も場に出てそれを《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》が何度も回収。デッキ内の3マナ以下かつパワー2以下のクリーチャーが無限に場に出る感じ。

昔の白緑以外の熊は凄かったんや
自分戻る能力噛み合いすぎだろ

今回使ったバージョンでは最終的に《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》が無限ループするので、相手の場のパーマネントが0枚に。あとは適当な集団で無抵抗の相手を数ターン殴って終わりという流れ。

非常に性格が悪い勝ち方

採用カードによっては《蛆たかり/Maggot Carrier》や《ギトゥの投石戦士/Ghitu Slinger》無限ダメージを与えてその場で勝利することも可能。
いずれにせよ勝ち手段ループのために無限ライフが必要なので、まず無限ライフを得る→得た後に諸々を無限ループさせて勝ちという流れが一般的。
バーンなどのようにライフしか勝ち手段がないデッキには後半省略でも勝てる場合がある。


【これだけ覚えれば勝てる全知全能(除去1枚あっても勝てるよ)パターン】1:《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》→《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》→《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》と3体場に揃える
2:3体目の《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》で《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》サーチで《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》戻す
3:《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》で《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》の2枚目を持ってきて出して《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》戻す
4:《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》で《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》を持ってきて出す→開門能力で《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》を戻す
5:《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》で1点払い自分を戻し、もう1回唱える→開門能力で場にいるもう1体の《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》を戻す
6:《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》で《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》を戻す
※余裕があればこの段階で出した《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》も《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》1点払いで回収しておき、可能な限り常時場に《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》×2、手札に《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》1枚という状態に持っていく
7:《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》で《魂の管理人/Soul Warden》をサーチ。唱えたのちに《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》を唱え、解決後に開門能力で自分を戻す→最初に戻るのでこれで無限ライフ
8:気が済んだら5~6に戻り、今度は《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》をサーチ。《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》出す&1点払って戻す等で《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》を全て手札に戻す。
9:《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》を出す。能力の解決後《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》開門能力で《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》を回収し、1点払って自分を戻す
10:9の最初に戻るので9を好きなだけ繰り返す。少なくとも20回くらいやると相手のパーマネントがなくなるので相手は何もできなくなる。あとはライブラリーに残っているありったけのクリーチャーを場に並べまくって2~3ターン後には多分殴り勝つ。

【こちらの諸々プレイにスタックで《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》や《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》に除去を撃たれた場合】
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》1体目のサーチにスタックで除去→ライブラリーに残っている《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》をもう1体持ってくればOK
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》2体目以降のサーチにスタックで除去→無視してコンボ始動可能
《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》キッカー《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》戻した際にスタックで場の《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》に除去→そのまま食らってOK。《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》から《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》でコンボ始動
諸々にスタックで《魂の管理人/Soul Warden》《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》に除去→手札の《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》キッカーで回避

要するにクリーチャー除去が単除去1枚以下ならどこで挟まれても完全対応可能。《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》3枚ルートだと《火+氷/Fire+Ice》と《Contagion》すらも避けれる。
《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》の起動で可能な限り《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》を手札に戻した状態からスタートしておくと良い。

ちなみに《魔の魅惑/Aluren》を貼った時点で手札に《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》+各パーツが揃っていると(充分にライフがあれば)《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》なしでも回り、デッキによってはほぼ詰み状態に持っていける。
《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》+《魂の管理人/Soul Warden》=その場で無限ライフ、相手アグロだとその場でほぼ勝ち確定
《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》+《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》=1点ライフを払う毎に相手に1マナか生け贄要求→10点くらい払えば大体何も無くなる
《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》+《催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend》=1点ライフ払う毎に相手手札の土地以外を1枚追放。ドローステップに回すとインスタント以外をシャットアウト



◆ゲーム道中の流れ

~やることリスト一覧~
【4マナを揃える】
【コンボパーツを集める】
【妨害カードを事前に察知し対処する】



【4マナを揃える】

《極楽鳥/Birds of Paradise》とか《ヘイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground》とかから気合で揃える。
《極楽鳥/Birds of Paradise》はサイド後減らす可能性があるため、土地だけで成立させる確率を上げるべく土地23枚+《極楽鳥/Birds of Paradise》などで少し多めでもいいかなと思う。
ランド置く時は緑マナは当然として、すぐ使わないマナで黒マナか白マナの選択を迫られた場合(《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》or《低木林地/Brushland》など)は余裕があれば黒マナから置いておくとTheRockっぽく見えるのでオススメ。1戦目で余裕があればやってみると良い。
白マナから置いて何もしないだとループジャンクションっぽく見えてしまうのでどちらにせよ相手に構えられてしまう。
《ヘイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground》はタップインなので置く優先度は高いが、これを置く時は処刑用BGMが流れまくっている状態なので擬態は諦めよう。1本目は我慢する理由もあるが2本目以降は最速で置いてOK。

※使わなかったマナ加速たち※
《ヒッコリーの植林地/Hickory Woodlot》は消費が痛い、1マナ域多く《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》でも1マナ余ってしまうなど、このバージョンとは噛み合わなさそう。《生ける願い/Living Wish》型かつ《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》無しなら《ヒッコリーの植林地/Hickory Woodlot》でもいい気がする。
《古えの墳墓/Ancient Tomb》は道中の痛さ、色の関係もあり微妙。《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》を取らない=《アカデミーの学長/Academy Rector》を取らないなら入れてもいいと思うが、それでも2枚程度か。2枚枠があるなら1枚は《裏切り者の都/City of Traitors》でもいいかも。
個人的にはこれらの土地シリーズは探す&仕掛ける回数に制限ができてしまうので敬遠気味。ツッパる瞬間だけ2マナで運用できれば充分ではあるが、無色よりは緑1個を何回も使いたい事は多い。
そういう意味では《根の壁/Wall of Roots》は悪くない加速で、他の雑魚どもと違って《火+氷/Fire+Ice》に強い。今回は諦めたが、1枚枠が空く毎に1枚足していきたいくらいには有望株。


【コンボパーツを集める】

場に《魔の魅惑/Aluren》、手札に《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》を揃える。
要求これだけかよって感じもするけど本当にこれだけ。書いてあることだけならクソ簡単…とはいえ素だと毎回確定で揃うものでもないので再現性UPのための努力は必須。

この2枚についてはカードタイプが異なる都合上、サーチしてくる難易度にも差異があるのが重要な点。
《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》《生ける願い/Living Wish》などで《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》側を用意するのはそこそこ簡単だが、サーチカードと質の都合上どうしても《魔の魅惑/Aluren》側が難しい。

ここに関しては今回は《アカデミーの学長/Academy Rector》が担うことに。
これ自体は《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》からも探せるが、これのために《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》を消費するのはこれを2枚引いた時などでないと勿体ない。基本的には1枚だけの時は《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》→《アカデミーの学長/Academy Rector》ルートはやめた方がいいパターンが多い。
なのでこいつを探す時はそこそこ適当に使ってもいい《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》から探すのがメイン。

更に運用には生け贄手段のお膳立てが必要。コンバットで自然死することも一応ないわけではないが、こいつが出たが最後相手的にはもうワンパンで勝つ状況以外殴りたくなさそう、普通は自然死しない。あと白いデッキ相手には《剣を鍬に/Swords to Plowshares》もあるので出して放置は望ましくない。

《陰謀団式療法/Cabal Therapy》をメインの生け贄手段として、これ以外にも《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》《悪魔の意図/Diabolic Intent》とそこそこの数を用意した。

《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》はカウンターや手札破壊で落ちた《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》を使えたり、前述の1枚目の《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》を適当に《アカデミーの学長/Academy Rector》目的で使っていける等。保険として心強い。
あと圧がヤバいので相手的には絶対カウンターしたいと思いそう。出すだけは出すけど実は戻すカード特に無いので暇潰しに出しましたとかめっちゃある。クリーチャーを釣る予定はないが相手を釣る予定はあるみたいな。
稀に《アカデミーの学長/Academy Rector》から持ってくる選択肢になる。

《悪魔の意図/Diabolic Intent》は《アカデミーの学長/Academy Rector》をサクるとコンボパーツが一発で揃うので素敵やん?とは思っているが、同一ターンで一気に仕掛けると6マナ必要なので労力も時間も求められる。
全然関係なく普通にその辺の《極楽鳥/Birds of Paradise》を犠牲に《魔の魅惑/Aluren》を持ってきておくということも想定。この辺はアドリブ。

※使わなかった奴ら※
・《生ける願い/Living Wish》
コンボパーツだけでなく色んなカードを持ってこれる。緊急時は土地を持ってくることができるなど、動きは《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》より器用だと思う。マナの拘束も緩いからどんだけやべえランドでキープしても1枚は撃てそうで良い。
ただ実際土地以外だと持って来たいカード《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》《アカデミーの学長/Academy Rector》だけじゃね?と思った。土地が欲しい時はそれなりにあったりするけども。
デッキ的にはゲームを短くしたい気がするので対処札を持ってくるよりは勝ちカードを持って来いという話、白を使っているならデッキ内部にカードを入れてもいい《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》の方が良くないかと思う。
あと《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》は構えられる、これ超重要。相手のエンドに《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》で唐突に死ぬとか相手的にはえ?ってなる。相手わからんとこれ多発する。
《生ける願い/Living Wish》で《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》はクソ圧ある、ありすぎて次のターンで絶対警戒されるから個人的にはあんまりやりたくない。サイドボード後はどうせきつくなるので1本目を取りやすくしたいし。
サイドボードの枠が狭くなるのも見逃せない点だが、ここは持ってくるカードを絞りまくることで解決はできそう。いずれにせよこのデッキは丸く作るのは得策ではないと思う。
…等々、デメリットが気になった。もちろん白を取らない場合は《生ける願い/Living Wish》も全然いいと思うが、そこそこ白マナが出るように作れそうだったので今回は抜いてみた。
・《俗世の教示者/Worldly Tutor》
1枚ならいい味が出ると思うが、デッキ内に手札を増やすカードが無いので複数取るのは難しいなと思った。
揃っている手札を目指すためマリガンする事がそれなりに多く、チューター込みをキープすると4マナ分が揃いにくい等道中のマナソースドロー依存度が上がる。
ラストターン直前に撃つ選択肢としてはかなり強い。ただラストターンに引くorゲーム中に2枚引くと凄く嫌な気分になるのでメインサーチ手段にはしたくない。
・《適者生存/Survival of the Fittest》
結構試したけど没。このデッキは手札に来たクリーチャーはコンボパーツ以外全部プレイしたい。ゆえに「手札に残る不要なカードが不足する」という不思議事態がよく発生し、《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》を持ってくるための良さげな弾が無いんだが?という事が多かった。
仕掛けが空振りしない限り《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》を持ってくるその1回しかほぼ起動しないので、1回に心血を注ぐ事を狙う方がデッキとして一貫性がある。つまり1マナとカード1枚無駄、《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》を1回撃つのと変わらないから損。
《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》プランも楽しいが、やや遅さが目立ち枠もそれなりに欲しいため、俺はデッキ60枚に収めるのが不可能だった。
あといっぱい起動するとダメランで死ぬので起動し続けるのが難しい。《根の壁/Wall of Roots》が入ってると安心するかも。
利点としてはカードの圧が強すぎるので流石にマスカン、いやこれは別にブラフとかじゃなくて普通にマスカンなんだけども。ともかくデッキ内にマスカン率が増えるのはそれはそれで良いから避雷針になり、実際ここは機能していたと思う。
サバイバルデッキへの擬態とかも一瞬考えたけどサバイバルだろうがアルーレンだろうが余裕で悪事なので警戒度変わりません。
『サンダー・ジャンクションの無法者』4/19発売予定!予約よろしくね!
・《先触れ/Portent》《衝動/Impulse》なんかの青いドロー
デッキ全体の構築に関わるが、デッキカラーは素でプレイするかも?な《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》や《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》などを除いては3色までに収めたい。ライフが無さすぎて負ける試合は結構あるため。
《魔の魅惑/Aluren》分の緑はまあ当然として、青を取るなら《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》か《陰謀団式療法/Cabal Therapy》は諦めた方がいい。今回は《アカデミーの学長/Academy Rector》型ということもあり自動的に青の選択肢がなくなった。
コンボデッキということもあり大体《先触れ/Portent》《衝動/Impulse》の2択、もっといえば1ターン目《先触れ/Portent》が打てる構築はマナベースの都合上微妙なので1マナのメリット薄くなりがち。よって《衝動/Impulse》が優位。だがこれも確定で探せるわけではない。
ゆえに青の排除に至った。青いサイドボードもそんなに魅力を感じない。
青が入るベースなら白マナ(《アカデミーの学長/Academy Rector》的な枠)を取りにくく、自動的に黒マナ(《陰謀団式療法/Cabal Therapy》)のリターンが下がるので、いっそ青緑の2色にまとめてしまうのも結構ありだと思う。《意志の力/Force of Will》を撃てるほど青いカードが入れられれば凄いかも。


【妨害カードを事前に察知もしくは対処する】

デッキがバレている場合、4マナ揃った時点でこっちがいつツッパるか分からない状態。
相手視点だとこの後の構え必須になるため、相手側はかなり動きづらそう。とはいえこの状態から圧で殴り勝てるほどパンチが強いデッキではないので《欠片の双子/Splinter Twin》的なビート要素はほとんどない。
バレていなければ適当に《極楽鳥/Birds of Paradise》とか並べてるだけの緑系ミッドレンジに見えないこともないが、《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で執拗に自分の妨害になりそうなカードを指定したらバレるかも。《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》《ヘイヴンウッドの古戦場/Havenwood Battleground》とかはもう自己紹介のつもりで出した方がいい。

このデッキ0/1多くね?

そんな感じゆえに「相手の対処札の数だけこっちが切る札も必要になる(※例外あり)」ので、適宜《陰謀団式療法/Cabal Therapy》なんかで抜いていく必要あり。
この差を稼ぐためにも《陰謀団式療法/Cabal Therapy》表ヒットも狙っていきたいところ。

直感が試される

適当なぶっぱもスリリングで良いが、デッキに4枚の4マナカードを毎回無策で仕掛けるのは嫌。可能なら全知全能モードで仕掛けたいところ。

クリーチャー除去は単体除去1枚までなら北極ルートで耐えるので、構築段階である程度埋めることができる。
打ち消しや《解呪/Disenchant》系は《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で抜くか《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》殴りで回避可能。
《浄化の印章/Seal of Cleansing》はメインで出された場合《現実主義の修道士/Monk Realist》などで壊すか《魔の魅惑/Aluren》2枚目で仕掛け直さなければいけない。前者を《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》から探す・後者のいずれでもコンボパーツ1枚を消費する可能性あり。補充はこれがメインから複数入ってくる可能性が高く、1枚引かれているだけでもだいぶ困ってしまう。

また相手もクリーチャーデッキの場合《魔の魅惑/Aluren》に便乗してくる可能性があるので、相手の3マナ以下のクリーチャーの可能性は気にしておいた方がいい。特にゴブリン相手は《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》その他があるため、内容によっては自爆する。
《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》と《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》で速攻が付いた《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》に皆殺しにされて泣くことも少なくない。

ちなみにミラーマッチは両方《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》を持っていると先に唱えた方が負け。先の場合はその時点で2枚目か《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》を持っていると勝てるぞ!
ミラーは《陰謀団式療法/Cabal Therapy》が鍵。やりたくないけど。



◆カードの選定理由など


《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《生ける願い/Living Wish》がないので普通にメイン4枚。

《極楽鳥/Birds of Paradise》
とりあえず加速したいので4枚。
減速させてくる相手にはサイドアウトしたりするけど抜きすぎは色マナが出ないので2枚落ちとかそんなん。

《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》
殴ると勝つので4枚。
型は違うがアルーレンを使っている方が入れていて良さそうだったのでパクった。
妨害としては中々のテンポの良さ。サイド後に《防御の光網/Defense Grid》も入ることで物凄い鉄壁になる。
コンボそのものは除去2枚無いと止められないので、例えば《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》なしの場合は相手が開き直ってサイド後クリーチャー除去を抜き《解呪/Disenchant》などの《魔の魅惑/Aluren》に触れる除去だけを入れてくる可能性すらある。
だがメインから《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》が見えてしまっては相手は絶対にクリーチャー除去を抜けなくなる。
殴ると普通の除去はおろか《解呪/Disenchant》系のスペルすらも差し挟めなくなるため戦闘前に《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》を個別に触る必要があり、《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》を触りうる除去スペル1枚ではコンボ本体を対処できない。つまりキープが粉々になる。神。
補充などインスタントスペルが無いデッキにはサイドアウト。サイド後に《解呪/Disenchant》系が飛んでくる可能性がある場合は残す。ゆえに全抜きのマッチは補充、ティンカー、黒単以外はないかも。
たまに《意志の力/Force of Will》入りの補充も存在はする。

《アカデミーの学長/Academy Rector》
《魔の魅惑/Aluren》が8枚入っているので超人って感じ。《魔の魅惑/Aluren》だと思えば何枚入ってもいいので4枚。

《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》
除去をかわすため2枚。
ちなみに増やしたら増やした分だけ瞬間的な除去枚数をケアできるので、枠があるなら増やすと何かが起きるかもしれない。俺は枠を取りきれないなと思ったので2が限界。
手札破壊もインスタント除去もないデッキなら1枚サイドアウトしてもいいかも。ありえるの緑ストンピィくらい?

《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》
手札破壊などで落ちると詰むので2枚。
手札破壊やカウンターがない相手には1枚サイドアウト。

《スパイクの飼育係/Spike Feeder》
《魂の管理人/Soul Warden》
それぞれ1枚。
《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》とのコンボが正しく成立することのみを考えると《魂の管理人/Soul Warden》は不要だが、《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》が2枚とも何らかの形で対処される(手札破壊で1枚死ぬ、《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》プレイスタックで除去されるなど)と《スパイクの飼育係/Spike Feeder》ルートが成立しなくなるため。
一応素引きの《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》《魂の管理人/Soul Warden》だけでも《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》なしで無限ライフは可能。
とはいえ相手に手札破壊がない&《スパイクの飼育係/Spike Feeder》をプレイしたいマッチも結構存在する(赤単など)ので、枠に余裕があるなら《スパイクの飼育係/Spike Feeder》側を増量すると良いかも。
手札破壊がない相手にはどっちか1枚をサイドアウト。俺は《魂の管理人/Soul Warden》を残す事が多い。

《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》
1枚。勝ち手段。
この枠は《ギトゥの投石戦士/Ghitu Slinger》などの即死コースでもいいが、上記と同じく《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》と生揃いした時にライフ払いまくって全滅→その後ゆっくり勝つみたいなルートも取れるので個人的にはこっちの方が好み。要求枚数も少ないため。
たまに《極楽鳥/Birds of Paradise》から適当に出して土地割りを強要するのも良いが、除去されると手頃な勝ち手段をロストする可能性もあるので素出しの判断は慎重に。

《現実主義の修道士/Monk Realist》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》《浄化の印章/Seal of Cleansing》いやん。メインに入れておくかは微妙だけどまあ1枚ならいいかという印象。
ここは好みなのであってもなくても。《生ける願い/Living Wish》ありならサイドボード1枚でOK。どこかに1枚は入れておきたい。

《魔の魅惑/Aluren》
説明不要。4枚。

《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
最強かつ俺が大好きなので4枚。

《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》
4枚といきたいところだが、こればかりでキープするとテンポが終わるので3でもまあ…という感じ。もちろん4枚でもOK。
インスタントはすんごい利点。前述の通り突然死したり、相手に《行き詰まり/Standstill》貼られた後のドローゴー合戦においてディスカード強要できたりは結構なメリット。

《悪魔の意図/Diabolic Intent》
2枚引くと首が折れるので1枚。
今回は《エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call》を1枚こっちに差し替えただけ。全然必須ではないので遊び心寄り。

《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》
保険なので1枚。
手札破壊やカウンターを食らったコンボパーツを戻せるのは強い。前述の通り特に戻す予定は無いけど引いたらとりあえず貼っとくか的に動いておくと相手がビビる。

《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
《アカデミーの学長/Academy Rector》用の枠、加速したい欲も含め俺は強欲なので2枚。もちろん1枚でもいい。レジェンドなので2枚引くと辛い。
準備だけ出来れば連続セットでマナがドバドバ出るので何かに使うことはあるかもしれない。
アンタップインする緑マナ土地+《極楽鳥/Birds of Paradise》《魔の魅惑/Aluren》《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》で最速2キル。

他のランドは省略。以下サイドボード。

《防御の光網/Defense Grid》
なんとしても通したいので3。暴力はいいぞ
サイド後は《無効/Annul》を入れられることが多く先手でも消されることはあるが、そういったマッチでは《極楽鳥/Birds of Paradise》を減量する関係上多少色マナガバガバ率が上がるため適当にマウントを取れるように《防御の光網/Defense Grid》にした。
そういう理由から設置スピードが変わる《孤独の都/City of Solitude》は少し敬遠気味。

《絶対の法/Absolute Law》
赤いデッキはむかつくので3。
大多数の赤いデッキはこれをほぼ対処できないので、通したら大体やりたい放題できる。また普段出す必要のない手札に来たコンボ用クリーチャーを出してブロックに使えるようになるが、これは相手のクリーチャーにも作用するため《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》が実質シャドーみたいになってしまう点には注意。
あとこれを貼ると同時に全ての火力が俺本体に牙を向いてくるので急がなければならない。

《催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend》
手札破壊の水増し目的で2。
無限ループに組み込むこともできて、好み次第でメインに入れてもいいレベルで使い勝手は良い。
素で持っている場合は《陰謀団式療法/Cabal Therapy》の前に置いておくことで確実性UP。時間稼ぎでも充分なので、手札にある時はとりあえずプレイしてOK。
小テクとしてこれが手札にある時に《陰謀団式療法/Cabal Therapy》裏で《アカデミーの学長/Academy Rector》を生け贄にした時、誘発解決で《魔の魅惑/Aluren》が出た後《陰謀団式療法/Cabal Therapy》が解決する前に無料でプレイした上で《陰謀団式療法/Cabal Therapy》の指定ができるので、更に除去に強いコンボを仕掛けられるようになる。

《破滅的な行為/Pernicious Deed》
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》《浄化の印章/Seal of Cleansing》《謙虚/Humility》などを複数倒せるカードが欲しいなと思ったので2枚。スレッショルド相手などのクロックと《冬の宝珠/Winter Orb》を同時にさばく場合にも有効。
《アカデミーの学長/Academy Rector》からサーチすることはあまりないが、《寒け/Chill》が貼られていたら持ってくるかもしれない。

《帰化/Naturalize》
《天啓の光/Ray of Revelation》
致命的なエンチャントがいっぱいあるので2枚ずつ。カウンターを見越して《天啓の光/Ray of Revelation》は2枚以上入れておきたい。
《帰化/Naturalize》に関してはアーティファクトを割る必要があるかは謎、全部《天啓の光/Ray of Revelation》でもいいかもしれないが、《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》を貼られるとガチで終わるので好みでいいと思う。

《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
ゴブリン憎しで入れたけどやりすぎかもしれない。メタによっては減らしても良い。
《アカデミーの学長/Academy Rector》で持ってくることはほぼ無い。



◆サイドアウトするもの候補一覧

簡易だけど大体のマッチこれでなんとかなる。
・手札ライブラリー破壊なしマッチ→《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》以外の各コンボパーツの2枚目
・非コンボ非冬の宝珠でレンジ長いデッキ→《極楽鳥/Birds of Paradise》2枚程度抜く
・無限ライフ後クソビートでも勝つ相手→《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》
・サイド後もソーサリーデッキな相手(補充とか)→《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》



◆弱点

こんな感じでセールスポイントを幾つか紹介してきたが、弱点は星の数ほどあるので目立ったものを紹介。

《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
指定《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》あざした。勝てません。
これに対処するには《骨砕き/Bone Shredder》《破滅的な行為/Pernicious Deed》などの除去スペルを取る必要がある。《ギトゥの投石戦士/Ghitu Slinger》を取っていれば焼くこともできる。

《謙虚/Humility》
コンボ決まりません。あざした。
《現実主義の修道士/Monk Realist》で割れないので《天啓の光/Ray of Revelation》《帰化/Naturalize》《破滅的な行為/Pernicious Deed》などで行く。気配を感じたら《陰謀団式療法/Cabal Therapy》でも可。

《破滅的な行為/Pernicious Deed》
先貼りで足踏み。
ただ相手も4マナ一生構え続けるのは難しいと思うので仕掛けてみるのも一興。タイミング次第でこっちが重ねて仕掛けられる状況なら起動スタックで乗り越えてコンボできる場合がある。

《寒け/Chill》
俺のデッキ赤単じゃないのに何故か効くんだが?
割らずに勝てるということは絶対ないので青赤以外の青いデッキには《天啓の光/Ray of Revelation》をサイドインしよう。

《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
《寒け/Chill》もそうだが無料以外払える要素がない。

《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》
無限ライフが1点ずつなので試みても絶対負ける仕様。

《秘儀の研究室/Arcane Laboratory》
あまり貼られることはないが虚無。
ただ《魔の魅惑/Aluren》環境下であればエンドに《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》を仕掛ける→メイン2にエンチャント破壊を仕掛けるなどで抜けれたりもする。

《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
指定人間でコンボ不成立。
《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》《スパイクの飼育係/Spike Feeder》が素で揃えば無限ライフまでは行ける。
残念ながら《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》は人間。《ギトゥの投石戦士/Ghitu Slinger》《蛆たかり/Maggot Carrier》なら抜けて即死まで行けるが、《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》1枚状態でそこまで揃えるのは難しい。

《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
皆殺し。
相手側に自発的な死亡誘発要素があると《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》が2枚あっても負ける。無ければ耐えて上からコンボを決めて勝つこともある。

《浄化の印章/Seal of Cleansing》
一度貼ると少なくとも1手以上は必要になり、以降のターンは相手側はマナを構える必要がなくなるため。
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》が2枚、もしくは《北極マーフォーク/Arctic Merfolk》が手札にあると起動スタックで重ねて仕掛けられる。

《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
同上。しかも唱えるのがちょっときつくなる。
《アカデミーの学長/Academy Rector》経由で持ってくる分には2マナ掛からないが…。

《上天の閃光/AEther Flash》
一応完全終了ではなくて、相手ターンで仕掛けることにより誘発の順番を都合よくする事ができる。
ただ青赤とかに貼られたら次ターンはマナが立つため仕掛けにくさは上がる。このパターンだと《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》保険は効かない。

《火+氷/Fire+Ice》
コンボ本体でなく仕掛け段階で厳しいパターン。
《極楽鳥/Birds of Paradise》と《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》を2体並べるリスクがかなり高くなる。
《火+氷/Fire+Ice》が入っているようなデッキに対しては《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》が有効に働くケースが多いため、《極楽鳥/Birds of Paradise》側をサイドアウトもしくは若干減らす感じにできないと歯痒い感じになる。

《紅蓮操作/Pyrokinesis》
《めった切り/Slice and Dice》
《星の嵐/Starstorm》
除去なら1枚はほとんどかわせるが、数少ない例外がこれら。《紅蓮操作/Pyrokinesis》以外は構えるのが少し難しい。
これらについては《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》意外だと保険が必須になる。そもそも《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》の方に事前に撃たれていそうではあるが。

《パララクスの波/Parallax Wave》
カウンターが減らないと仕掛けにくい。
出来れば壊したいが、揃い方によっては永久追放にならないかもしれないし数ターン見守っていればそのうちなくなるかもしれない(楽観的)
もちろん俺の命の方が先になくなっている事が多い。



◆1/20晴れる屋大宮店《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》争奪ミドルスクール

1回戦:スレッショルド
1本目:《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》最強過ぎて勝ち
2本目:《翻弄する魔道士/Meddling Mage》食らって負け
3本目:適当に無限ライフして勝ち
○×○

2回戦:タックスドリーム
1本目:即土地投げモードで負け
2本目:《天啓の光/Ray of Revelation》を連射して全てを破壊して勝ち
3本目:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
×○○

3回戦:赤黒ゴブリン
1本目:何故相手の《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》の方が先に出てくるんだ?
2本目:《絶対の法/Absolute Law》貼ったら無敵の《アカデミーの学長/Academy Rector》が誕生して場が和む。生け贄手段が揃ったので決めに行くものの手札に《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》があって本体が燃えて負け。俺にはプロテクション赤付かなかったよ…。
××

4回戦:BBB
1本目:適当に押し潰し
2本目:適当に押し潰し
○○

IDで3位。

SE1:赤黒ゴブリン
1本目:揃ってたので瞬殺
2本目:《絶対の法/Absolute Law》フハハハ
○○

SE2:BBB
1本目:《火+氷/Fire+Ice》に苦労するものの抜け
2本目:《神秘の蛇/Mystic Snake》まで伸びて負け
3本目:俺の《陰謀団式療法/Cabal Therapy》の魔の手からは絶対に逃れられない
○×○

優勝。
カウンターが入っているデッキは全員《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》が嫌そうだった(当たり前)
《絶対の法/Absolute Law》はかなり当たりカードだった。


◆2/25晴れる屋大宮店《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》争奪ミドルスクール

1回戦:ランドスティル
1本目:《行き詰まり/Standstill》の返しで《リシャーダの巾着切り/Rishadan Cutpurse》直接出してランデスしたらテンポ崩れて勝ち
2本目:《嘘か真か/Fact or Fiction》から《意志の力/Force of Will》がめくれなかったので勝ち
○○

2回戦:青単ストーム
1本目:《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》の返しで《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を引いてしまいトリックスとストームの2択やん…って思って《Illusions of Grandeur》指定したら《覚醒の兜/Helm of Awakening》とその他愉快な仲間達を見せられ負け
2本目:マリガンして《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》引かなかったので《魔の魅惑/Aluren》だけ置いてエンドしたらストーム10→11で63枚消し飛んで負け
××
※相手マナ立ってたら俺側コンボすると《思考停止/Brain Freeze》食らって死ぬ可能性あるのクソ面白くない?

3回戦:補充
1本目:《浄化の印章/Seal of Cleansing》→《浄化の印章/Seal of Cleansing》→これは投了ですね…
2本目:《寒け/Chill》に《現実主義の修道士/Monk Realist》合わせて勝ち
3本目:《沈黙のオーラ/Aura of Silence》に《帰化/Naturalize》して後手3キル
×○○

4回戦:青緑マッドネス
1本目:《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》でカウンター回避できてる状況で俺の予定《アカデミーの学長/Academy Rector》ルートなんだがもしかして最強か?
2本目:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で《堂々巡り/Circular Logic》チェックからダッシュして勝ち

IDで2位。

SE1:ランドスティル
1本目:トリマリしたけどどうせ待ってもしゃーないから3ターン目に《魔の魅惑/Aluren》だけぶっぱで置くか…とかやってたら運良く通った。その後《洞窟のハーピー/Cavern Harpy》《魂の管理人/Soul Warden》素引きしてとりあえず無限ライフゲット。相手《嘘か真か/Fact or Fiction》2発とフェッチ《衝動/Impulse》で12枚掘ってて、更に俺が先手トリマリで3枚戻してるから《行き詰まり/Standstill》4枚でも負けなくなったので勝ち
2本目:《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》→《防御の光網/Defense Grid》→《防御の光網/Defense Grid》でいじめ。相手側のランド置く順番が難しそうだった

SE2:青赤
1本目:ダブマリしたけど俺側のぶっぱに《直観/Intuition》→《意志の力/Force of Will》切らざるを得なくなってリソース戻る。その後適当に勝ち
2本目:7キープだけどランド1枚引くと3キルあるなという初手から事故り散らかして手札コンボパーツだらけ《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》2枚目とか引いて冷え。表の《陰謀団式療法/Cabal Therapy》撃ったら《上天の閃光/AEther Flash》見えて生贄無くてすぐフラッシュバックできず終わったわと思ってたら相手が構えたかったっぽくて置かれず、返しで色マナを運良く引けて勝ち
※手札的に置かれてたら勝てなかったかも

優勝。
めっちゃマリガンしたけどなんか勝っててついてたなと思った。キーカード少ないのはやはり偉大。



◆総評

なんかよくわかんないけど強い(適当)

真面目な話をすると
・コンボ自体の再現性は結構高い(2枚コンボなため)
・妨害要素も多いが脇を固めるカード次第でフォロー可能
・それでもサイド後諸々ぶつけられまくったら負ける
・超向かい風環境を生き残るのは難しいが、今は追い風

って感じです。
個人的な感覚だと置物対策くらいならそもそもミドルスクールの常なので、日常茶飯事ということでまあ乗り越えられます。
ゆえに現状を生き残る自力は充分に持ったデッキだと思います。
ただ虐待を受ける可能性もしっかり秘めているため、ここまで書いておいてアレですが流行ると多分勝ちにくくなります。

目指せ隙間産業。



-----


そんなかんじでーす(^o^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?