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緑の力で斜面を守る。

植生で守る!斜面の土砂流出を防ぐ方法とは?

皆さん、こんばんは。今日は(土木家として)斜面や法面の土砂流出と植生の関係についてお話ししたいと思います。自然の力って本当にすごいんですよ!

植生が土砂を守る?

斜面に土砂が流出することってよくありますよね。土砂崩れとか。でも、その土砂流出を防ぐために、実は植物がとても大きな役割を果たしているんです。どのようにして植物が土砂の流出を防ぐのでしょうか?

植物の力

  1. 土壌の保護:植物はその葉や茎で土壌を覆います。これにより、雨が直接土壌に当たるのを防ぎます。雨が直接当たると土が流されやすくなりますが、植物がそれを防いでくれます。

  2. 根の役割:植物の根は土壌の中に深く張り巡らされています。これがまるでネットのように土をしっかりとつなぎ止め、土砂が流出しにくくなります。

実際の関係をグラフで見てみましょう

ここで、実際のデータを使ったグラフを見てみましょう。以下のグラフは、土砂の流出量と植生の進捗程度の関係を示しています。

斜面における土砂の流出量と植生状態の関係

縦軸:植生の進捗程度:地表の植物のカバー率 (%)
横軸:土砂の流出量 (トン/年):仮に年間100tとした場合

標準的な回帰曲線


このグラフから分かるように、植生が進むほど土砂の流出量が減少することがわかります。植生の進捗程度(縦軸)が増えると、土砂の流出量(横軸)が劇的に減少していますね!

まとめ

つまり、斜面に植生を進めることで、土砂の流出を効果的に防ぐことができます。自然の力を利用して環境を守ることは、とても素晴らしいことですよね。

これからも、自然の力を上手に使って、環境保護に取り組んでいきましょう!


今日は朝からマキノの参禅堂で作業していまして、夕方この記事を書きました。やはり朝投稿するのは少々きついので、これからは夜までに投稿するようにいたします。

建築工事はいよいよ最終段階に突入しました。

参禅堂の外部足場をバラしました(6/8撮影)

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