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前後際断、何それ?

今日という日を大事に生きる:建築工事の現場から

日常の中で忙しい日々を過ごしていると、目の前の瞬間を見逃しがちです。私たちは未来の計画や過去の反省に囚われがちですが、本当に大切なのは「今」を感じ、体験することです。建築工事の現場でも同じことが言えます。今回は、建築工事を通じて「今日という日を大事に生きる」というテーマについて考えてみます。

仏教では小難しく「前後際断」と申しますが、未来とか過去とかそんなものにいつまでも囚われないで、今日一日だけでも大宇宙のど真ん中にどっかと腰をおろして、鼻の先から空気が出入りする、それを感じてみようということです。まあ今朝起きましたら、見事に生きておりましたので出張先からnote致します。

現場の活気と瞬間の美しさ

建築現場は常に忙しさに溢れています。クレーンが動き、重機が地面を掘り返し、作業員たちは汗水たらして働いています。しかし、その中にも一瞬一瞬の美しさがあります。例えば、現場で働く作業員がふと手を止めて、空を見上げる瞬間。青空に浮かぶ雲や、そこを飛び交う鳥たちを見ると、その瞬間だけでも心が落ち着くことがあります。

小さな幸せを見つける

忙しい現場でも、小さな幸せを見つけることができます。例えば、現場に咲く一輪の花や、同僚との何気ない会話、ランチタイムの心地よい休息。これらの瞬間を見逃さずに感じることで、心が豊かになります。

今この瞬間を大事にする

建築工事は長期にわたるプロジェクトが多く、未来の完成形を目指して進められます。しかし、その過程で「今この瞬間」を大事にすることが、最終的な成果にもつながるのです。作業員一人ひとりが今の作業に集中し、丁寧に取り組むことで、より良い結果が生まれます。

まとめ

「今日という日を大事に生きる」ということは、建築や土木工事の現場でも非常に重要です。未来の完成を目指しつつも、今この瞬間を感じ、楽しむことで、より充実した日々を過ごすことができます。忙しい毎日の中でも、小さな幸せを見つけ、その瞬間を大切にすることで、心が豊かになり、仕事の質も向上します。

この記事を通じて、少しでも「今」を大事にすることの大切さを感じていただければ幸いです。

わたしの会社員としての主な業務は現場監督さんの監督です。笑
無くても良いような立場ですが、コミュニケーションとか飲みニュケーションといった間食的な閑職であります。
この歳ならではの老獪な手法で、若い方々を手玉に取って騒いでおります。

出張先から失礼しました。
念水庵


建設現場のイメージ(水彩)

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