お笑い配信ライブの感想1

"ランジャタイのこけら落とし"を配信で見た。
ツイキャスの"やるなら今しかねぇ"は何回か見てるのだけど、キュウとのツーマンライブを除けば去年自粛期間にランジャタイを知って初めて見たランジャタイの劇場ライブだった。

ランジャタイのこけら落とし

【出演】 ランジャタイ/ザ・ギース/モダンタイムス/浜村凡平/マッハスピード豪速球/TCクラクション/ 街裏ぴんく/桐野安生/いかすぜジョナサン/バベコンブ/元祖いちごちゃん/マスオチョップ

本当はTwitterで少し話題になってた、かが屋が代打でMCを務め、急遽ランジャタイが出演した"モダンタイムスのこけら落とし"の配信チケットを先に買っていて、さらに買うのは予算オーバーであきらめてた。
だけど、どうしても見たくなって、吉本のライブ配信を何個か諦めてこっちも購入してしまった。

結果、ランジャタイぽんぽこ生配信でよく名前がでてきた二人の"友達"の姿やネタを実際に見ることができて、これが例の!とエウレカできた。

配信も吉本芸人以外のを見る機会がそんなになかったので、劇場の感じもメンバーも新鮮だったし、ネタもおもしろかった。


オープニングトークで、一度読み上げた香盤表を拍手が欲しいからともう一度読み上げてと促された伊藤さんが、困惑しながら言った「長くなるよ?」にかぶり気味で「ぜんぜんい~よ」とのんびり国崎さんが答えてたのがランジャタイだった。

直後の自分たちの漫才でツッコミの言葉を聞き取ってもらえず、ずっとヤバい、おかしいと国崎さんに言い続けられた伊藤さんが、ポツリと漏らした「ひどいよ」で笑いが起こるホームっぷり

最後の二度目の桐野安生さんのネタ終わり、MCとして出てきたランジャタイが「すごかったね」「おもしろかったね」と言い合い、顔を見合わせ、ほぼ同じタイミングで体を折って笑い出したのも、中学生が文化祭を司会してるのを見守ってる保護者みたいな微笑ましい気持ちになってしまった。

私はずっと吉本興業の芸人を見てきたし、配信始まってからもほぼ吉本のライブしかみてなくて、吉本に比べれば非吉本の芸人さんの知識がない。
だけどライブ自体も、本当にみんな面白くて新鮮だった。
吉本のライブ配信で私がみたものは、無観客や規制で観客の数も制限されていて、笑い声も遠く小さかったので、今回の厚みのある笑い声を聞いて、やっぱりいいなとしみじみ感じた。

見慣れた劇場が吉本の無限大ホールなのだけど、ナルゲキくらいこじんまりした劇場だと165くらいの芸人さんでジャストサイズで、ギースの尾関さんはさすがに大きいなと思ったり。

当たり前なんだけど、みんな吉本っぽくないんだ!ってことにちょっと感動した。

一番感動したのは、ランジャタイ二人が実際は本当に面白いと力説してた桐野安生さんのネタが見れたこと、本当にびっくりするほど面白かったこと。

地方に住んでるため、非吉本のお笑いライブには本当に馴染みがなかったので勉強になったし、新型コロナという感染病のためとはいえ配信環境整ったのはありがたいことだなってなった。


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