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【おじさん?】兎鞠まりがリアル後輩に身元をバラした動画が面白すぎる件【VTuber】

 バーチャルな外見でYoutube配信を行うバーチャルYouTuber、略してVTuber。
 そのVTuberの中には、男のくせにバーチャルな美少女の肉体で配信している「バ美肉」と呼ばれるジャンルがある。
 バ美肉VTuberの多くはボイスチェンジャーで声色を変えているため、うっかりすると、かわいい女の子が配信していると感じるかもしれないが、中身はおじさん。
 実に闇が深いコンテンツである。
 そんなバ美肉Vtuberで、もっともかわいいと自他共に認めるのが兎鞠まりが、リアル後輩女子に身元をバラした動画が面白すぎて、何度見ても楽しめるのだ。


 この面白さを共感してもらうべく、記事にまとめてみた。

※注意※
 兎鞠まりと中野のリアル関係については、中野の動画で明らかにされています。
兎鞠まりさんとの関係について&登録者6000人減った理由 - 中野の部屋
 上記動画をご覧になればわかるように、この記事には事実誤認があります。
 その点、ご了承の上、以下お読みください。

【目次】
*キズナアイが推し、伊東ライフをトリコにする兎鞠まり(自称おじさん)
*なぜ、自称おじさんの兎鞠まりがドッキリ仕掛け人なのか?
*個人勢VTuberには絵描きが多い?
*ドッキリされた後輩に動画編集させる鬼畜先輩
*ドッキリされた中野の登録者数は数日で2000人から1万5千人超へ

*キズナアイが推し、伊東ライフをトリコにする兎鞠まり(自称おじさん)


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 兎鞠まりは個人勢でありながら10万人以上の登録者数がある人気Vtuber。
(2020年12月31日で解散するupd8に所属していたが、あくまでこれは支援プロジェクトであり、動画配信活動は個人で行っている)
 なぜ、おじさんと自称している兎鞠まりに、これほどの人気が集まるのか?
 その理由はVtuberの第一人者であるキズナアイが彼女(彼?)を推す理由を見ていただくとわかりやすい。
 「こんな可愛いおじさんがいてたまるか!」というキズナアイの言葉に、兎鞠まりの魅力が凝縮されている。

 兎鞠まりは外見だけでなく、笑い方や喋り方が「かわいい」のだ。
 だから、兎鞠まりが何度「私はおじさんだよ?」と言っても「そんなかわいいおじさんがいるか!」と返すのが様式美となっている。

 そんな彼女(彼?)のトリコになっている一人が、あの伊東ライフ。
 伊東ライフはエロ絵師の第一人者であり、エロ同人界の大物であり、エロゲ制作でもエロプロデューサーという役職で商業作品をいくつも作っている、まさにエロのプロフェショナル、略してエロプロである。
 そんな伊東ライフがVTuberとして何度もコラボしている兎鞠まりをどうやらオカズにしているようなのだ。

 セクハラ発言の多さに定評がある伊東ライフだが、この切り抜き動画での動揺は、かなりリアルなもの。
 「みんなでご飯を食べに行こう」という平和的提案に「兎鞠とは会いたくない」と拒絶する伊東ライフ。
 その理由を問われると「兎鞠の中の人に会ったら、致せなくなるじゃないか」という、とんでもない答えが戻ってきたのだ。

 そんな伊東ライフは、2020年クリスマスでも、配信で兎鞠まりのサンタ姿を描くぐらいの熱の入れようである。
 絵を見れば、伊東ライフの兎鞠愛がわかるだろう。

 このように、あのキズナアイが推し、あの伊東ライフをトリコにするほど、兎鞠まりは「中身がおじさんのくせにかわいい」Vtuberなのだ。

*なぜ、自称おじさんの兎鞠まりがドッキリ仕掛け人なのか?

 ドッキリを仕掛けられた新人VTuberこと中野は、兎鞠の同業者で月に一度ラーメンを食べる先輩後輩の間柄であるらしい。
(勘違いされている人が多いかもしれないが、中野はリアル女子である)
 一般的に考えるならば、男のくせに美少女を演じるVTuberの正体を後輩女子が知ったら、恥ずかしがるのは男先輩のほうであるはずだ。
 しかし、今回の動画では身悶えるのは後輩女子のほうである。

 兎鞠まりが特定の人物しか知らない情報を出すと、中野は身分を特定されていることに恐怖を覚える始末。
 そして、やっと自分の知っている先輩が兎鞠まりの正体と気づくと、迫真の「エエエェェ!」のあとに「嘘だァァァ!」と取り乱す。
 完全に脳がバグってしまったみたいなのだ。
 
 これは、VTuber中野にとって、兎鞠まりは憧れという表現では生やさしいほど好きなVtuberだったからだ。
 例えば、中野の初配信アーカイブに兎鞠まりがコメントしたのを見たときのツイートがこれ(2020年10月24日)


「心から好きです愛してますコロしちゃわないように気をつけます」

 ヤバい。
 ファンというには生ぬるい感情を、中野は兎鞠まりに抱いていたことがわかる。
 さらには、11月5日の兎鞠まり誕生日に中野は自作絵をプレゼントしている。


 見ただけで中野の兎鞠愛がひしひしと伝わる素晴らしい絵である。
 と、過去ツイートを調べてみれば、中野が兎鞠まりの正体に感づいてないことが明らかになるだろう。
 だからこそ、兎鞠まりがその人でなければ絶対に知り得ない情報を出しても、それを信じることができず、最終的にはLINEという二段階認証まで踏んだのだ。
 中野にとっては、まさに驚天動地。
 それを動画として残そうとした兎鞠まりの配信力に我々は頭が下がる思いである。

*個人勢VTuberには絵描きが多い?

 コロしたいほど好きな美少女VTuberの正体が、リアルで知っている先輩だった。
 中野の視点でいえば、まさに出来すぎている偶然である。
 はたして、こんな偶然は起こり得るのだろうかと疑問をいだいているかもしれない。
 しかし、兎鞠まりと中野には絵描きという共通点がある。

 そもそも、個人勢VTuberは絵描きの割合が多いと思われる。
 VTuberのモデルを手に入れるには自作をするのが手っ取り早いからだ。
 さらに、世のイラストレーターは、いろいろブッとんだ人が多い。
 これは偏見ではない。
 世間には絵がうまい人が多いが、絵がうまいだけではイラストレーターになるのは難しい。
 その人でなければ、描けない絵があるからこそ、そのイラストレーターには仕事が来るのだ。
 この画風を作るためにはどうするかというと、自分の性癖(誤用)をさらけ出すしかないのである。
 結果として、イラストレーターはかなり個性的な人物が多いということになる。
 (社会常識がないと言いたいわけではない)
 
 個人勢VTuberの多くは、バーチャルな肉体を自分で用意しなければならないので、絵描き率が高くなる。
 兎鞠まりも中野もモデルを自作してVTuberになっている。
 ただし、絵を描くことと配信をするのは別の能力であり、バーチャルな外見がかわいくても配信が面白くなければ、VTuberとして人気になることはない。
 兎鞠まりが中野に身元をバラしたのは、中野がVTuberデビューしてから二ヶ月である。
 もし、中野が面白くないVTuberだったら、兎鞠まりは自分の身元をバラさず、憧れの存在のままでいたはずだ。

*ドッキリされた後輩に動画編集させる鬼畜先輩


 改めて、その動画を紹介してみよう。
 この動画を編集したのは、仕掛け人の兎鞠まりではなく、仕掛けられた中野のほうである。
 そしてこの動画は、当時の登録者数2000人だった「中野の部屋」ではなく、登録者13万人超の「兎鞠まりチャンネル」で公開されたのだ。
 その出来映えは、十万回再生を超える人気動画となっている。
 中野は絵が描けるだけではなく、動画編集もできる多才なVTuberだったのだ。
 この動画を見れば兎鞠まりが身びいきで後輩を持ち上げた内容ではないことがわかるだろう。
 
 そもそも、兎鞠まりが身元をバラした理由は、中野がコンビ解散をして、配信活動の危機に陥っていたからである。
 VTuber中野は二人組として配信デビューをした。
 登録者数は順調に千人を超え、二千人を上回った。
(開始二ヶ月で登録者数二千人を超えるのは、個人勢VTuberとしては凄いことである)
 中野はオリジナルグッズを販売したり、歌をうたったりと、精力的な活動でファンを獲得していた。
 ところが、個人勢としての限界のためか、中野の相方は年内でのVTuber引退を決断する。
 二人組でデビューした中野は、ソロになってしまったのだ。
 このままでは中野もVTuberをやめてしまうかもしれない。それはあまりにももったいない。
 兎鞠まりはそう判断したからこそ、ドッキリを仕掛け、それを動画にし、さらには編集までさせたのだ。
 その先輩の試練に中野がどう応えたかは、動画を見れば明らかだろう。

*ドッキリを仕掛けられた中野の登録者数は2000人から1万5千人超へ

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 「兎鞠まりチャンネル」でリアル後輩であることを明らかにされた「中野の部屋」の登録者数はとんでもなく上昇する。
 12月24日で約2600人だった登録者数は、12月30日に1万5千人を上回る。
 1週間足らずで、およそ5倍である。
 兎鞠まりチャンネル登録者の少なくない人が中野の部屋の登録者になったのが理由だが、ただの後輩だったなら、ここまで登録者が増えることがないだろう。

 それから、兎鞠まりは堰を切ったように中野とコラボを行うようになる。
 あの伊東ライフが嫉妬するぐらいに。

 なお、この切り抜き動画で伊東ライフが「中野脇バニラ」と呼んでいるのは由来がある。
 中野は兎鞠まりチャンネルでコラボするようになって、これまで見たこともない視聴者数に緊張して脇汗が止まらないと発言。
 それを汚いという兎鞠まりに「ボクの脇はバニラの香りがしますから」と言い返す中野。
 そこで、伊東ライフがコメント欄でつけた愛称(?)が「中野脇バニラ」である。
 と、兎鞠まりが中野と仲良くコラボしているのを伊東ライフは楽しんで見ているから、このような発言が出たわけだ。

 問題は、以前に中野を応援していた古参の人たちの反応だが、好意的なものが多いようだ。
 もともと、中野は女子二人組としてデビューして、それが売りの一つだった
 そのコンビを「てぇてぇ」(尊いの脳死語)と楽しんでいた従来のファンは、兎鞠と中野の先輩後輩コンビにも「てぇてぇ」を感じたのだ。
 もともと、中野の配信では兎鞠まりの名前を飽きるほど出していたようで、古参ファンが夢見たコラボであったといえる。

 また、兎鞠まりファンにとっても中野には好意的な意見が多い。
 個人的には先輩ヅラする兎鞠まりがすごくかわいいと思う。
 女児設定である兎鞠まりは相手に敬語を使うことが多かったのだが、中野相手にはくだけた口調で話している。
 その姿に新たな兎鞠まりの魅力に気づいた人が多いのではないか?
 
 最後に、ドッキリ動画で「兎鞠まりの中の人がおじさん」である可能性がきわめて高くなった件についてだが、兎鞠まりファンの一部はそれでもなお、兎鞠まりがおじさんであることを認めようとしない。


 そもそも、中野が編集したドッキリ動画には至るところに兎鞠まりの愛らしさがあふれている。
 「わかっている人」でないとできない編集である。
 素性を知っている中野が兎鞠愛に満ちた編集をしている時点で「やはり兎鞠まりはおじさんではない」とファンは言い聞かせているようなのだ。
 やはり、バ美肉は闇の深いコンテンツである。
 だからこそ、面白いのだ。


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↑この動画(https://www.youtube.com/watch?v=bViAf6UTIYk)のサムネ可愛いすぎるだろ



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