まくら

ご覧いただきまして厚く御礼申し上げます!落語家の三遊亭ふう丈と申します。現在二ツ目という若手の身分で芸歴で言うと10年目くらいです。ご存じの通りコロナウイルスの影響で落語家も仕事が激減しておりまして、私もご多聞にもれずほぼほぼ仕事ゼロの状態です。緊急事態宣言が明けて少しずつではありますが、人数制限で寄席や落語会も再開し始めました。しかしながら対ヒトという仕事上、演者もお客さんも気兼ねなく楽しめる日はまだまだ先になりそうです。落語家という職業は限りなく自由な商売で、仕事がなければいくらでも怠ける事ができます。無論私もこの3ヶ月の間めちゃめちゃ怠けました。怠けてるという実感も忘れるほどに怠け倒しました。これじゃいかん、落語家としてと言うより人としていかんと思ってるところへこのnoteに出会いました。落語家の大大大先輩の桂文枝師匠がショート落語を創られて投稿されてるのを見て、私もやりたくなった訳です。文枝師匠はご自身でストーリーを創られる新作落語家で、私も自分で創っております。なのでこちらは恐れ多くも師匠と同じく主にショート落語を書く場にしていこうと思います。頻度としては、思い付いたら書くという決め事だと一生書かないと思うのでまずは週1から始めていこうと思います。いや、ペース遅すぎだろ!と思われるかもしれませんが最初のハードルは低めに設定させて下さい。調子出てきたら少しずつ頻度を増やしていきます。とにかく、落語家って何かやろうと決意しないと一生やらない生き物なんですよ、って落語家じゃなくて私だけですね。とまぁ、今回は噺の導入部のまくらと言う事でこのへんで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?