平等な給与体系をつくるコンサル

「不平等・不平不満だらけだからコンサルしてなんとかしてくれ」というミッションをもらいました。そんなむちゃなっっ。

話を聞くと、一見、本当に不平等な給与体系！！
だけどさらに聞いてみると、「あれ、これって一周回って、実際には平等かもしれない」と思いました。ややこしい・・・
でも、深くお金の話をしてやっとわかるようなものは、従業員の皆さんに到底説明出来るものではないな。そう思いました。
そこで必要なのは以下だという事で提案

1. 丁寧な説明
   給与体系の変更や調整には、従業員全員に対する丁寧で透明な説明が不可欠です。不公平だと感じる要素があれば、それがどのように考慮されているかを明確にする必要があります。

2. 幹部を巻き込んだ協議
   給与体系の見直しは、社長の独断で行うべきではありません。幹部や関係者を巻き込んだ開かれた協議を通じて、多角的な視点からの合意を形成することが重要です。

3. 将来を見据えた構築
   現在の給与を下げることは避けながら、将来的にはより公平で持続可能な体系へと移行することが理想的です。そのためには、短期的な利益だけでなく、長期的なビジョンを持って計画を進めることが求められます。今すぐのものではないものを作ろう。そう提案しました。

給与体系の公平性は、「実際に公平かどうか」ではなく、「従業員に公平と感じさせることができるかどうか」にかかっています。透明性を持って説明し、全員が納得するプロセスを経ることで、従業員のモチベーションと企業文化の向上に繋がります。

このような取り組みを通じて、企業はより健全で競争力のある組織へと成長することができるでしょう。経営者の皆さんには、是非とも現在の給与体系を見直し、より公正な職場環境を目指して頂きたいと思います。