見出し画像

事業承継のリアルと対処法(見方によってはただの大悪口です)

事業承継

コンサルティングの得意な領域の一つに、「事業承継」があります。
現在、20社ほどの事業承継をお手伝いしています。技術面では士業の方にお願いするんですが、心理面を主に行なっています。そのまとめです。

言葉で言えば事業承継とは普通に見えますが、なぜここに補助金が注入されるのでしょうか?

空き家問題について

事業承継の前に、補助金についての考察をば
一つの例えとして空き家問題を挙げます。
空き家問題は皆さんご存知の通りです。
解決不能な問題としてクローズアップされてますね。

空き家問題の致命的さ

空き家問題がなぜに致命的か?核家族で例えてみたいと思います。
それは、田舎では、親は家を持ち、子もそれぞれ家を持つ。
親が老いる。施設に入るか死亡する。
家は3つ。家庭は2つ。1つ余る。
それも、最も古くて場所の悪い家が余る。

これがシンプルな図式です。
で、あれこれあれこれ。都会から呼べばいいとかなんやかんやを置いといて、観光地を除く色々な自治体で、全く解決してないどころか、順調に空き家が増え続けているのが現状です。
で、基本的には行政が取り組まなければならない、取り組む価値のある課題、テーマに対して、民間で取り組んで貰うための穴埋めのために、補助金が登場することが多いです。
基本的には不動産屋が取り組まなければならないのに、取引金額の3%と決まってるから、、、
1.3000万円の築浅
2.100万円の築年数45年の物件。
取引の難易度と労力と取引上の事故につながる確率は、全て2が非常に高いです。また、物件の距離も、築浅の方が不動産屋のある市街地に多く、空き家は集落に散らばってます。
そしていただける手数料も1/20とは言いませんが、僅か。これでは全く話にならない。だから、空き家を、扱うときにはNPOや不動産屋に対して、もしくは取引ごとに補助金や助成金が出たりします。

事業承継に戻る

さて事業承継ですが、これも同様です。
補助金が用意されているということは、難しいということです。
作業的には簡単です。と言っても素人では難しいので司法書士や税理士、事務員の労力はかなりのものです。

1.株式の移転
2.承継した旨の郵便物の取引先への送付
3.ウェブや名刺、チラシなどの代表者の名前の変更
4.官公庁への届出
5.変更登記
などなどでしょうか。

それは作業面の問題ですが、こんなもんであればどうとでもなります。

事業承継のリアル

事業承継が難しいのも意外と致命的です

1.親がつまらん
2.子がつまらん
3.時代がつまらん
4.決算書がつまらん
5.会話がくそつまらん

ここから先は

968字
個人か微妙ーに特定は出来ないんだけど、一応リアルな話は有料のこのマガジンで綴っていこうと思います。 割と生々しい話が多数あります。

コンサルの事例をお伝えしていきます。センシティブな内容も含まれるので、その場合は基本的には有料記事です。

サポートをお願いします!サポートいただいた分だけはお返し出来るようにアウトプットしていこうと思います!