お店の実効再生産数を考える
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--stand fm--
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今日は「お店の実効再生産数を考える」というテーマでお話ししていきたいと思います。
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本題に入る前…
昨日の夜、スタッフがお店のレジーカウンターを新しくやり変えてくれました。
お店の大きな課題の1つが「提供スピードの向上」でした。
どうしても店の横幅が狭くて限られたりしてたんですが、
大幅にレイアウトを変えてドリップやカフェラテの提供方法を改善してくれています。
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次ご来店の時にもしよかったら見ていただければ嬉しいです。
これからもまだまだ改善の余地があるので、粛々と、本当に粛々と改善していきます。
熱湯をずっと安定的に出し続ける機械って大手のコーヒーショップでは見たことあると思うんですけど、
地味にめっちゃ高いんですね。個人的にとってはそれを導入するだけでも大ごとです。
でも、コロナ禍において滞在時間などの改善も含めて、
提供スピードの優先順位が上がってきているのでスタッフ一同頑張っていきます。
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今日の本題です。
「お店の実効再生産数を考える」というテーマでお話ししていきたいと思います。
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実効再生産数って最近はよく聞きますよね。
ウィルスの強さを計る指標になるんですけど、
要するに1人の感染者から何人の感染者に移っていくのかを数値化したもの。
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1人感染者が3人に感染させていくようなウィルスの場合は、
実効再生産数が3になります。
1以下になっている場合そのウィルスは自然消滅的に少しずつ減っていく。
1以上の場合は少しずつ増えていくので注意が必要。
この辺の事は詳しい事はわかっていません。ちょっと適当に話しているのでご勘弁ください。
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この実効再生産数という指標はお店にもすごく活用できる数字だと思っています。
ウィルスの話じゃなくてです。
要するにお店の実効再生産数がすごく大事になってくるんですね。
1人の来店者が何人の方にオススメしてくれるのか。
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例えば、
Aさんがsanwacoffeeworksに来てくれました。
Aさんが"このお店誰かにオススメしたいなぁ"と思ってBさんCさんDさんに、
天満のsanwacoffeeworks良かったですよ。
みたいなことを言ってくれるとしますね。
この場合はお店の実効再生産数は3となる。めちゃくちゃいいお店です。
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要するにこの数字を高めていくことが非常に大切になってきます。
じゃあ、この数字をどうやって判断するのかってことなんですけど、
実際再来店してくださったお客様に「今まで何人の人にオススメしてくれましたか?」と尋ねる訳にはいかない(笑)
皆さんにズバリ聞きたいけど聞けないじゃないか。そんなお店嫌ですよね。
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じゃあ、何を参考にさうれば良いのか?
1つ目は…
1回来店してくれた方が友達を連れてきてくれたりする光景をどれだけ見るのか?
なので始めての方なども含めてお客さんの顔はできる限り覚えるべきです。
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2つ目は…
お客さんから「友達にオススメしてもらって」という言葉をどれくらいの頻度で聞けるのか。
そういう言葉を聞き出すためにも接客力を高めて普段からお客さんと仲良くなれるようにしておく必要があります。
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3つ目は…
SNSの投稿です。むしろこれだけを注意深く見ている人もいますが、SNSはあくまでSNSだけの話です。
InstagramやTwitter、アメブロあたりがメインですかね。投稿の数と投稿の内容を細かくチェックします。
1日100人のご来店数やったとして100人のお客さんが来て、何人の方が投稿してくれてるかなっていうのが大事です。
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4つ目は
食べログやgoogleなどの店舗情報に書き込まれる口コミ。
口コミの内容や星の数も当然見ています。
食べログやgoogleの数値自体に一喜一憂はしないですが、
実効再生産数を計る数値としては捉えておく必要があります。
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以上4つの指標を簡単に紹介しましたが、
皆さん肌感覚的にはこれからの数字って注目していると思います。
それらをもっと感度高く見ておくことが重要だとおもっています。
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実効再生産数をじゃあ何に使うのかというと広告の打ち方につながってきます。
それはまた別のお話。
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今日は「お店の実効再生産数を考える」というテーマでお話させていただきました。
共にがんばっていきましょう。
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