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90歳、巣鴨ではなく御殿場アウトレットで服を買うおばあちゃま。

もうすぐ私は35歳になる。

そうかーアラサーが終わるんか〜
次はアラフォーか〜としみじみするかと思いきや、
何歳なのかって、どっちでもいいかなと思い始めた。

35年間無事に生きてこられて
おめでとう、私。
育ててくれた両親に、ありがとう。
いつも支えてくれる最愛の夫に、ありがとう。
いつも優しく見守ってくれる義両親にも、ありがとう。
あたたかい周りの人にも、ありがとう。

以上ーーーー!!!

と思うようになったのは。
つい先日、90歳の夫方の祖母、通称おばあちゃまと話したからだ。
90歳だけど、毎日のように、お友達と出かけて楽しんでいる。
お肉が大好き。
「なんとか生きてるわよ、おほほほ」とユーモアたっぷり。
ほんとチャーミングな方。歌丸師匠みたい・・・

バーバリーの総レース紺色ブラウスを素敵に着こなしている。
しかも、御殿場のアウトレットで9万円のところなんと6万円弱で買ったことを、嬉しそうに話してくれるから、ぶったまげる。

戦時中を生き抜いて、
子育て中にはなんどもヒヤリとするようなこともありながら、
周りの人の死とも向き合い、

「運よね」

とサラリ。

いつ何があっても、
いつ死んでもおかしくない。

でも、運良く、事故なく、病気なく、生きている。
その軽やかな受け止め方は、羽のようだ。

70歳でなくなる人も、80歳でなくなるひともいる。
90歳まで元気に過ごしている人もいる。
40歳でなくなる人もいる。

その人達にとっての、35歳って、同じじゃない。
70歳で死ぬなら、折り返し地点だし、
90歳で死ぬなら、まだ全然先は長い。
40歳で死ぬなら、もうあと5年しかない。

最後が何歳か、わからないのに、アラサーだーアラフォーだーって
手前から数えた年数だけ数えて
なんか年とったような気になってても意味ないよなぁ。

もうアラフォーだ、と慌てて、不安になるのはやめよ。

焦らない。
100歳まで生きるかもしれないから。

でもやりたいことは、急ぐ。
いつ終わるかもわからないから。

今日も、健康な心と体で
夫としょーもないことでゲラゲラ笑っていられることに
感謝します。

ナマステ。
(ホットヨガの最後にいつも先生が言ってるのが移る…)


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