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昔の音楽紹介と現在 Matt The Electrician


We Imagined an Ending - Matt The Electrician

    ちょっと苦手なフォーキーサウンド。ポールマッカートニーでもそんな曲を出す時があるが、私はあまりはまらない。(ポールの名前を出したのは下の映像で高域がちょっとだけポールをイメージさせるから)Matt The ElectricianことMatt Severは10年弱変わらない風貌で変わらない音を紡いでいた。1998年から13枚もアルバムを発表している。結構なスピードで曲を発表してきた彼だが、今回もシンプルこの上ない曲たちが並ぶ。下の映像の曲は特に気持ちが良い。そんな彼ももう50歳を過ぎて飄々とした姿にさらに磨きがかかったようです。

で、2013.09.15のmune' wonderstone sanukite より

Dudley and Bob Show - Matt the Electrician

 マット・ジ・エレクトリシャン 1972年カリフォルニア生まれ 98年「Baseball Song」でデビュー以来からこの8月の最新作までに7枚のオリジナル・アルバムをリリースしている 日本では無名?の彼だが ハスキーで暖かみのある歌声と上手いギターで このアルバムも1曲目から彼の世界が拡がってくる ほぼギターとヴォーカルのみで(たまにコーラスが入るだけだからレコーディングは安上がりだなあ)これまでで一番シンプルなのは何故かな 映像は最新作の曲ではないけど・・・

 事務所で一人遅くまでコンピュータを前にお仕事 本棚にあった黒沢隆先生の「住宅の逆説」シリーズ3冊を取り出し眺める ぱらぱらと昔の心が甦る 古い本の香りがなんとも嬉しい 先生に出会わなかったら私は建築家になっていたかもしれない つまり構造・統計・デザイン・環境・人類学 総合芸術でもある建築には私の才能じゃ無理と気付かせてくれた まだ大学2年生 今でも色あせない建築ネタ本 バイブル 哲学書でもある 青山にフロムファーストビルが出来たのが1976年 先生に見に行けと言われた あれから37年である

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