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昔の音楽紹介と現在 Ludovico Einaudi

テレビつけたらついつい映画を最後まで観てしまい挿入されてる音楽が心地よいし聞いたことあるなあ思っていたら「あっそうだこれルドヴィコ・エイナウディだ」と思い出した次第。blogで何回も取り上げたから、どのような文書を投稿していたか気になり検索したら、たくさん出てきた。

2011年のフランス映画「最強のふたり」(原題Intouchables)は、フランソワ・クリュゼ(唇を閉ざせでセザール賞)演ずる頸髄損傷で体が不自由な富豪と、オマール・シー(インフェルノに出てた)演ずるその介護人になった移民の若者との関係を優しく面白く描いた映画。おしゃれで

聴きやすいピアノ音楽は区別がつかない 誰のだろうと判る音と安らぎを両立出来る音楽家は少ないだろう ヒーリング音楽というものに共通する感覚 それを越えられる才能を探す かつては難しかったが情報が自由な今は見つけられそうだがくだらない数も増えてるから同じことです


以下古いMUNE's Wonderstone SANUKITEより

ピアノ 2012/07/16

ロックやポップが好きでクラシックピアニストの道を突き進めなかった ピアニスト&作曲家・ルドヴィコ・エイナウディ 1955年トリノ生まれ 現在イタリア政府音楽大使を務める彼のお祖父さんはイタリア共和国第2代大統領でありそのほかにも著名人がいる華麗なる家系 ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院大学院で現代音楽を学んだがビートルズに憧れ(私の2つ上だからまさにビートルズ世代)舞台やダンス音楽 映画音楽 ミニマルミュージックを作り続けている ヨーロッパでは絶大な人気とか・・・

どこかで聴いたことはあるかもしれないけど知らなかった私は(2008年発売の日本でのデビューアルバム「光、溢れる日々」と翌年の2枚目は知り合いの知り合いレーベルから出版されている) 頭が疲れている何かが溜まっている自分への解毒剤として周囲の音に隠れる程度の音量で採りいれてみた 芯がある余裕(ピエモンテで葡萄園に囲まれて生活しているらしいからそりゃあ裕福) 難解さは時折顔を出すだけ おきまりのヒーリング音楽とは違う深さを感じるサウンド マリの楽器コラをはじめとする民族楽器との交わり オーケストラ弦の情念も 人柄を感じる謙虚さもある音楽の様に思えるのだが 映像はシンプルなピアノソロを

「音楽を書く時、私はどこに行くべきか分からず、また進むべき解決策も見つからないような迷宮にいる事を感じる。でも、不意に何かが起こる、つまりドアを開けるためのあらゆる数字の組み合わせを試した後に、突然カチッと音がして、ドアが開く、そんなことが。」

昨年7月以来 2013/04/22

ルドヴィコ・エイナウディ 今でもよく聴いている彼の前作「エッセンシャル・エイナウディ」 そして今年3月日本でリリースされた最新作「a Time Lapse」相変わらず心地よい夢の世界に誘うピアノの調べ(変わらない 変化がない どの曲か思い出せない けど) エレクトリックにふった曲もある今回 ピアノ・アンビエント 大自然の風景映像と共に流れてゆく音 水のせせらぎ 風に騒ぐ木々たち 空撮 水面すれすれを飛ぶ渡り鳥 私はどっぷりと浸かって沈んでしまう 優しくくるんでくれる音ではなく 違う世界に連れて行ってくれて ストレスは知らない間に失われる 戻って来たくなる世界 昨日と同じベッドで静かに聴こう ルドヴィコ・エイナウディって57歳 私とそんなに変わらないなあ よい夢を観させてください がざがざした心を研磨して


This Is England 2013/04/24

サッチャーさんが亡くなって思い出した映画がある 2006年シェーン・メドウス監督の「This Is England」1982年フォークランド紛争 格差拡大 大量移民 失業率10% 鉄の女性宰相の結果(日本なら小泉さん?)労働者階級の困窮の中で 主人公の少年が経験する当時のマイノリティから生まれたムーブメントとカルチャーそして音楽 青春映画であり ただし監督は1972年生まれだしアメリカ映画の香りもする英国映画 当時を主人公の目で追いながら作り出している自伝的作品 この後2010年には This Is England86が その翌年This Is England88 テレビ映画として放送された 86で使われたのが下の映像音楽 一昨日に続くルドヴィコ・エイナウディが映画に続いて担当 いつもながら美しい音楽 サウンドトラックではソフトセルなんかがあったりして懐かしい音楽満載です サウンドトラック全曲挙げておきましょう 何曲知っていますか 6曲なら素晴らしい80年代英国音楽通?

1. 54-46 Was My Number - Toots & The Maytals
2. Come On Eileen - Dexys Midnight Runners
3. Tainted Love - Soft Cell
4. Underpass/Flares - Movie Dialogue From This Is England - Various Artists
5. Nicole - Gravenhurst
6. Cynth / Dad - Movie Dialogue From This Is England - Various Artists
7. Morning Sun - Al Barry & The Cimarons
8. Shoe Shop - Movie Dialogue From This Is England - Various Artists
9. Louie Louie - Toots & The Maytals
10. Pressure Drop - Toots & The Maytals
11. Hair In Cafe - Movie Dialogue From This Is England - Various Artists
12. Do The Dog - The Specials
13. Ritornare - Ludovico Einaudi
14. This Is England - Movie Dialogue From This Is England - Various Artists
15. Return Of DJango - The Upsetters
16. Warhead - UK Subs
17. Fuori Dal Mondo - Ludovico Einaudi
18. Since Yesterday - Strawberry Switchblade
19. Tits - Movie Dialogue From This Is England - Various Artists
20. The Dark End Of The Street - Percy Sledge
21. Oltremare - Ludovico Einaudi
22. Please Please Please Let Me Get What I Want - Clayhill
23. Dietro Casa - Ludovico Einaudi
24. Never Seen The Sea - Gavin Clark


BGM 2013/05/26

長いコンサートをBGMとして たまにはコメントもなく音楽だけ ルドヴィコ・エイナウディ4度目の登場 良いですねえ このところ良い天気が続いて梅雨前にバテてしまいそうですが 小豆島の光でのコンサートまであと6日 どんな音にしようかと考えながら準備しています 初日の申し込みが200名弱 夜が多いようですが昼間の爽やかな風の中で聴くのが良いかもしれません 夜のライトアップの中でどのようになるか楽しみですが演奏への影響は解りません 今日も走り回り中

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