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昔の音楽紹介と現在 JESSE HARRIS

 昔といっても8年前の投稿のお話です。昨年リリースした曲をいくつか聴いても、相変わらずゆったりと緩やかで親しみやすい音楽を聴かせていたジェシー・ハリス。1998年自らのバンドに、まだ大学生だったノラ・ジョーンズを引き入れ全米をツアーしたあと、2002年に彼女が歌った「Don't Know Why」が大ヒット、その年のグラミー賞の最優秀楽曲賞を受賞した。親日家として有名で何度も来日しているが、未だ彼の生歌を聴いたことはない、(上の写真も日本ですね)そんな彼。

    アコースティックでシンプルな音楽ばかりではなく、2010年にはCosmoというバンドでサイケデリックなインストゥルメンタルアルバムも出していた。知らなかったがこれがまた面白い音世界を提供している。やっばり才能豊かな人なんだと再認識。昨日に続いてあまり得意ではないジャンルの音楽かもしれないが、昔だったらレコード買わず知ることもなかった音楽に出会えるのは、音楽に関わっている身としては「知らせる」という意味では努力が足りないことも知らされる。

そして8年前のブログより 2015.02.20

のんびり行こうよ 再び

No Wrong No Right / Jesse Harris

 ノラ・ジョーンズと活動し 彼女のデビューアルバムに提供した「ドント・ノウ・ホワイ」は2003年のグラミー賞を獲得 親日家で何度も来日してる天才的なシンガーソングライター ジェシー・ハリス NY生まれの46歳 有名らしい彼自身の事は私は良く知らなかったのだが この最新アルバムを聴いて キーボードはほとんど入らずギターだけの曲もあり ベースにドラムスで構成されるシンプルなアレンジ シャリシャリしすぎているのが辛いが にぎやかな数曲を除き感激 ダウンロード カントリー・フォークソングのようでもシンプルでミニマルミュージックのよう でも暖かさを持つ 決して上手いヴォーカルではないけど環境音としても使えるような心地よさです ただ下の映像ではこのアルバムの良さは十分伝わらない

Jesse Harris "You Were Bound To Fly Away

 ソニーはある意味幸せな企業だ もちろん過去の製品たちによって日本人にプライドを持たせてくれたもっとも大事な存在ではあるが いまやその栄光は過去のものだとほとんどの人は分かっていて でもまだ信じている(私も含めた)ファンがたくさんたくさんいる 雑誌でもソニーの特集はよく見る 父の時代からソニー製品を買い続けている私にも思い出の製品がいくつか存在する その一つが写真のビデオカメラ CCD-V8 1985年発売

 エジンバラ国際芸術祭の会場の一つ セントブライドセンターの2階 客のいない真っ暗なスペースから私はビデオカメラを舞台に向けていた スモークマシンから発せられた霧は蝋燭の揺れる火や照明を伴ってホール全体を幻想的な雰囲気にしていた 4日間の公演1台のカメラでいろんな角度からツトムヤマシタの演奏や臼井健の動きを撮影した1987年8月 緊張感あふれる素晴らしいステージ AFではなく電池もすぐに消耗して30分くらいしか撮ることはできなかった エジンバラ大学のシャワールームで毎晩充電して(充電時間も長かったから困った)その時の生テープも編集したDVDも手元に記念としておいてある その後いくつかのビデオカメラを買っているが思い出はこれが一番 まだ音声はデジタルではなく その後8㎜ビデオはデジタル録音になり デッキのデジタル音声は8㎜ビデオテープを6トラックに分けて録音(サンプリング周波数31.5kHz、量子化数8ビット)できるようになり 音楽ライブラリーとしての役目も果たした 

元になってる昔のブログは


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