昔の音楽紹介と現在 Elina Duni
2020年にリリースされた「ロスト・シップス」はECMからの彼女の4枚目の作品。ECMからのリリースだけにそれらしい原語で歌う存在感がある。Elina Duni以外にアルバニアの音楽を知らないが国の所在地からすると想像以上に民族音楽的雰囲気が強い。静かで重い旅に連れていかれるようなストーリーテラーは健在。ソファーに沈み込んで聴けば深い眠りに入れます。
Rob Luftというイギリス人ギタリストと昨年からヨーロッパのクラブを演奏して回っているようです。アルバムのテーマは移民の危機あるいは環境問題です。アルバニアの音楽のみならずやジャズ、シャンソン、アメリカのフォークソングなどにもアプローチしている。幅広い音楽を扱っているこの作品でも個性は変わらない。
そして2012年10月24日のブログ mune's wonderstone sanukiteより
久しぶり身体にアルコールが入りました 食事も考えて摂っていたのでひかえていたけど呑みたくなった 少しだけね 音楽も焦点の合わない 一点を見つめているようでもどこか遠くを眺めている 無常も探って選んでみた アルバニア出身(スイスともいわたりしている)の歌手Elina Duni(1981年生まれ) ミステリアスな雰囲気が魅力で ジャズピアノトリオをバックに歌っているがジャズというよりは(インプロビゼーションもある) バルカン半島の民族音楽を昇華して伝えてくれている 昨日の続きのようでもある アルバニアのことを良く知る人は少ないはずだ 鎖国が近年まで続いたのでヨーロッパでも最も閉鎖的で豊かではない(多分最低) ギリシャの北 海を挟んでイタリアのお隣だが イスラム教徒が一番多い(今では無宗教者が多いとも言われている)元共産主義で独裁政治が長く 印象は暗い コソボとかホスニア・ヘルツェゴビナに近く内戦の記憶 音楽はやはりジプシーを想う 今晩の私にはピッタリ 音が身体に長く残り寂しさを大きくする
下に昔のブログへの道を付け加えることに 音を探していました
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