ドジっ子後輩くん(わんこキャラ)のドタバタ日常

「先輩おはようございます!!」
(おはよう!)
「先輩早いですね!!僕は仕事が終わらなくて早く来ちゃいました。」
(そうなの?何が終わらないの?)
「実はこれが終わらなくて、先輩教えてもらえませんか?」
(大丈夫だよ。)
「先輩ありがとうございます!!資料とか用意してきますね!!」
(あ、危ない)
「え?!わぁ!痛い…!」
(大丈夫?)
「大丈夫です。すみません。」
(ここ危ないからね)
「ここに荷物あったの忘れてました。」
(本当に気をつけてね。)
「はーい…。先輩用意してきますね。今度は気をつけていってきます。」
(お願いします。私は鞄おいてくるね。)
「わかりました!」

「え~とこれと、この資料もいるかな。あ、これも必要か。先輩から教えてもらえるなんてラッキーだなぁ。」
(何がラッキーなのかな?)
「え?先輩!?あの先輩から教えてもらえるなんて嬉しいなって思っただけです。」
(もう、そんなことより仕事でしょ?)
「それよりも仕事しなきゃですよね。早く終わらせないといけないですからね。」
(そうそう。どこまでできてるの?)
「ここまではできてるんですけど。ここからどうしたらいいかわからなくて…。」
(それならここをこうしてこうすると。)
「ここを……こっちに移動して……こっちを……終わった!先輩ありがとうございます!!」
(そんなことないよ。)
「そんなことあります!これですごく読みやすくなったのと見やすくなりました。」
(力になれたなら良かった)
「先輩ありがとうございます!!」
(私も自分の仕事するね。)
「はい。また困ったら相談してもいいですか?」
(いいよ?私でよければ?)
「本当ですか!やった!!ありがとうございます!!僕仕事に戻りますね!」
(ハイハイ。)

「先輩。お疲れさまです。もうお帰りですか?」
(今日の仕事はもう終わったから。)
「あの先輩。もし良かったったら一緒に飲みに行きませんか?」
(え?かまわないけど。)
「本当ですか!?良かった…。仕事のことでちょっと相談したいことがあったので。」
(そっかわかった。付き合うよ。)
「ありがとうございます!」
(どこにいこうかな。)
「そうですね。どこのお店に入ろうかな。ちょっと調べていいですか?」
(お願い、私もわからないから)
「え~と近くにおいしいって有名なお店があるみたいですね。ここなら近いですしどうですか?」
(いいかも。)
「じゃあここで決まりですね!!じゃあいきましょう!!」
(そんなに急ぐと)
「先輩大丈夫ですよっ!っていったそばからこけそうになるなんて恥ずかしい。」
(相変わらずだね)
「そんな相変わらずとか言わないでくださいよ。わざとじゃないのに…」
(ごめんなさい)
「もう、笑いながら言われても説得力ないんですけど…。」
(そろそろお店が見えてくるのかな?)
「先輩あそこ見たいです!」
(どこ?)
「あそこのビルの2階ですね。」
(あ、ほんとだ。おしゃれ…。)
「僕一人だったらいけないようなお店ですね。先輩と一緒で良かったかも。」
(そうかな。)
「僕、彼女いないんでいけないですよ。」
(え?いると思ってた。)
「僕、彼女いないですよ。片思いはしてますけど。」
(?最後なっていったの?)
「え?聞こえてないなら秘密です。」
(まぁ、いつか教えてね。)
「そうですね。いつか言います。」
(ついた!)
「先輩入りましょ?2人でお願いします。」
(中もおしゃれ…。)
「本当にきれいですね。先輩なに飲みますか?」
(うーん悩むね。)
「本当にいろいろありますね。僕は、あまり強くないのでこれにします。」
(私も同じのにしようかな。)
「わかりました。じゃあ料理も適当に楽しますね!すみません!これとこれにこれもお願いします。」
(それで相談ってなに?)
「相談したいことが、先輩見たいに仕事が出来るようになりたいんですが。どうしたらいいですかね。」
(それは…。)
「あ、飲み物来ちゃいましたね。先に乾杯しましょう?」
(あ、うん、そうね。)
「乾杯!」
(ふう。おいしい。私はとにかく頑張っただけだよ。)
「頑張っただけか、じゃあ僕はその倍頑張らないとダメですね。もっともっと頑張ります!!」
(今日は仕事を忘れて、飲も?)
「今日はとことん飲みます。そうします。そしてまた頑張ります!」
(そうそう飲もう)
「料理もおいしいですね。お酒にすごくあうな。って先輩早いですね。」
(そうかな?普通だと思うけど?)
「そうですかね?料理また頼みますね。すみません。これとこれお願いします。」

「先輩?先輩?先輩案外お酒に弱いのか。ちょっと嬉しいな。」
(ん?なにいってるんだ?)
「なにもいってませんよ。そろそろ帰りましょ?」
(ん?時間?お金出す。)
「いいですよ。僕が誘ったんですから、お会計しておきますね。お願いします。」
(だめー!ちゃんと出します!!)
「先輩、飲みすぎ。もう終わったので帰りましょ…」
(ちゃんと歩ける。)
「いや歩けてねぇ~し。」
(なんかいった?)
「いってませんよ。タクシー呼んだので。先輩、家の場所ってねないでください!?」
(寝てな……い……)
「はぁ、すみません。マンションまでお願いします。先輩、弱いなら弱いっていってくださいよ。そしたら……こんなに飲ませなかったのに。先輩のこと入った時から好きなのに。トップになったらって頑張ってる最中なのに。もういいや、誘ったのは先輩ですから。覚悟してくださいね?」

(ん?あれ?ここどこ?)
「先輩起きました?水飲みますか?」
(飲むけど。ここは?)
「俺の家ですよ。隣失礼します。」
(あれ?いま俺って?)
「あ、つい僕の家ですよ。酔って寝ちゃたので僕の家につれてきました。」
(そうなの?ごめんなさい。)
「大丈夫ですよ。気分は大丈夫ですか?」
(大丈夫。)
「ならよかった。」
(ごめんなさい。)
「大丈夫ですから、今はゆっくり休んでください。」
(ありがとう。もう大丈夫だから。)
「本当ですか?なら…。もう俺我慢しなくていいかな。」
(え?我慢?なんのこと?)
「僕、先輩のこと好きです。」
(え?)
「先輩と初めて一緒に仕事したときから好きでした。僕と付き合ってもらえませんか?」
(私でよければ。)
「やったー!はぁ緊張した。」
((笑))
「先輩笑ってますけど勇気いるんですよ。まぁもう先輩の彼氏ですよね?」
(そうだね?)
「よっと!」
(わ!)
「このまま先輩を抱きしめてやる。もう満足するまで離さないですから」
(かわいい。)
「かわいい?ふーん、こんなことする人がかわいいんだ?」
(え?あ!)
「もっと過激なことする?まぁそれは今度にとっておこうかな(笑)」
(なっ!)
「先輩かわいい。かわいい先輩もっとみたいなぁ。でも今はこのままいたい。先輩大好きです。」


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