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NDIコンバータあれこれ その2 BirdDog 4K Family 4K Quad

みなさま、こんにちは。santos です。

今週は月曜から金曜までフルに埋まってる関係であれこれバタバタしてました。いま、リハーサルを終えて1時間ほど待ち時間ができたので、その間に記事を書いてます。

さて、本日のネタは、NDIコンバータとして有名なBirdDog (バードドッグ)のNDIコンバータについて。

BirdDog社は初めてサードパーティーとしてハードウェアタイプのNDIコンバータ「Studio NDI」をリリースした会社です。よって、多くの方がすでにお世話になってるのではないかと思います。

今回はまだあまり使った方が少ないのではないかと思う 4K Familyの「4K Quad」について使用感など書いてみたいと思います。

自分は、この記事を書いてる時点で2台所有してます。

このコンバータは最大で4K 60P を4系統出すことができるコンバータです。といっても、、、まだベータファームでして、、、いつになったら正式ファームが出るのだろうかとイライラしてますw


はい、4本挿して、すでに運用実績を積んでおります。なかなかクセがある、というのは先に述べておきます。ちゃんとTricasterなどで認識させられたら、あとは問題なく4ストリームのFull NDI を出力してくれます。

何が問題かといいますと、まだ現状では「HDまで」という雰囲気なのです。なぜなら、肝心のSFPスロット(10G運用するためのスロット)がまだ使えないのですよね、、、4系統の4K NDI になるとさすがに1Gでは厳しいということでして。

また、PoEポートからの電源供給で、HDでの4ストリームエンコードでは問題なく稼働してくれています。

ちなみに、この4K Quad はエンコードとデコードの両方に対応しており各端子に対して割り振りができることになっています。が、、、デコードについてはまだ不安定という印象があるため、個人的にはエンコードでのみ使用しています。

BirdDog 4K ファミリーには、本体に液晶ディスプレイが搭載されており、各ポートの状態が順次表示されるようになっており、この点は非常に安心感につながって良いですね。

BirdDogの製品はどれもそうなんですが、立ち上げの順序で認識したりしなかったりすると感じますが、一度認識されればあとは安定して動いてくれる印象です。

また、4Kファミリーでは、本体に冷却ファンが内蔵されてるので、手で触れる程度の熱しか持たないので、このあたりは過去の設計から改善されており印象は悪くはないです。

それにしても、ファームアップがなかなか進まないので、そこは注意が必要です。

以上、BirdDog 4K Quad の使用感でした。

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