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2021年の仕事納めはRYUTistとシネマズームレンズCN20x50と共に

こんにちは。Santosです。

2021年の現場仕事を一通り納め、あとは片付けや棚卸しを残すのみとなりました。

Tricasterとは違う記事ですが、配信システムとしてカメラは欠かせない存在ですので、カメラ関係もこちらで記事にしていくことにしました。

(まあ、こんなの興味ある人どれぐらいいるかわかりませんけど、、個人的メモもかねて。)

自分的には配信仕事がここ5年で増えたわけですが、特にこの2020〜2021年にかけては輪をかけて配信仕事の量も質も上がってきたように感じます。それもこれもコロナ要因ではありますが、、、この年末においてはwithコロナな動きに変化してきているのを感じていました。

バナー写真にあげたのは、先週に新潟で行われた有観客(50%制限あり)なRYUTistのLiveイベントでの現場な一幕。この日はスイッチャーさんではなく、カメラマンとしての参加でした。こうした有観客なイベントに入るのはほぼ2年ぶり。高揚感もありつつ、やはりこうした現場では場のグルーヴ感を感じながら撮ることを思い出させくれました。

こうした現場にまた入れるようにと願いも込めて、2021年11月中旬に、Canon C700 GS ボディとCanon CN 20x50 (50-1000mm) の超望遠シネマズームレンズのシステムを一式、導入しました。
中古品ではありますけども、、状態の良い、メーカーでの保守済品でして、ロマンを買うつもりでの導入でした。上記に写真を一枚つけましたが、これで500mmあたりの寄り絵でした(フル35換算で800mm程度)。

このレンズは寄り最大1000mm、エクステンダーで1500mmまで寄れるわけでして、中規模程度のホールまでなら寄りを作れます。

早速にも現場参加のオーダーを頂けて、楽しみながら仕事ができ、気持ちよく仕事納めができた次第です。

一ヶ月かけてテストを重ねて挑んだわけですが、「これは一筋縄ではいかない」と思いつつ、もう超望遠を導入したからには使えるところまで突き進むしかありません。

超望遠ではしっかりとした三脚が欠かせません。事前テストを繰り返してみたところ、通常使用している100mm径な三脚では微振動が発生してしまい使い物にならない事も実感。。。結局、150mm径ヘビーデューティ三脚のロンフォード製を導入、ザハトラーのStudio7x7 (どちらも中古ですけど、、)を導入してしまいました。ここまできたら後に引けません。

サポート類も15mmロッドではしなってしまうため、19mmロッドで組み上げることに。ここまでしてようやく思うようなオペレーションができるところまで来ました。

個人的にはレンズ主体でカメラを考えるようになったのですが、この超望遠ではC700 GSがドンピシャでハマったので、本体も含めて導入したわけですが、グローバルシャッターがやはり必須です。カメラを振った時に通常のCMOSでは盛大なコンニャク現象で使い物になりませんでした。

そして前後バランス的にもC700程度のボディーサイズが都合が良いというのもありました。(時代に逆行しているなと感じつつも、、、)

ちなみに、SONY製カメラたちと混ぜて使う時は、Canon機は現場での即座の色合わせが難しいため、その場合はSONY F55 で行うことにします。こちらもグローバルシャッター搭載の大型機にて、超望遠の世界にマッチしてます。

2022年は本当の意味でのwithコロナな社会になるのではないかと個人的には予想してます。そんな中で、配信というものも「文化」として組み込まれてゆき、リアルとの共存になってゆくのではないでしょうか。

今回の現場を通じて、高倍率シネマズームカメラを持つ事で新たな自分の中の世界が開け、絵のバリエーションも増え、スイッチングシステム全体としてのパフォーマンスが大きく底上げされたのを実感できました。

より楽しんで次年も仕事に取り組んでいこうと思います。

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