幸せへの近道

わたしは学びました。

いや、学んだというより、
知っていたけど、まざまざと見せつけられた。

人は誰しも、何かしらのヲタクである、ということ。

そしてそれは、ごく自然なことであり、幸せを感じるためにとても必要なことで、幸せへの近道だということ。

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映画『ヲタクに恋は難しい』を観ました。
監督・脚本 福田雄一。

そんな。
素晴らしいことはもう約束されている。
それを観るか観ないか。

観る一択!!!!

たくさんの人に見て欲しいからネタバレはしないけど、いや、そもそもネタバレってネタバレはないのだけど、とにかくすごかった。
時折挟み込まれる役者陣の美声とダンス。あれ??ララ何とかかな???
そして福田組常連の賀来賢人ムロツヨシ佐藤二朗。
だめだよ、この3人揃えたら。
すごかった。ほんとに、勘弁してほしかった。
途中ヲタク用語が多すぎて、さほど詳しくないわたしはついていけないところもあったけど、それはそれで勉強になった。「控えめに言って最高」という、とても実用的な言葉も覚えた。
すごいからほんとに見て欲しいの、ほんとに。(語彙力)

そして肝心のテーマ『ヲタク』、とは。

個人的に、仕事などのしなくてはいけないことではなく、気づけばやっていること・やっていたいこと・しなくては生活が成り立たないこと、だと思っています。(最後のは精神的に、かな)

誤解を招きたくないのだけど、感覚として宗教に近いものだと思っていて。
信じるもの・絶対的な存在がある人って強いし、明日を信じられるし、未来が明るいと思うのです。

『ヲタク』と言われる類のものも宗教も、偏見というフィルターで霞をかけているけれど、そのために存在して生きることを続ける、という原動力であることには変わりなくて、
それってめちゃくちゃすごいことだと、素直に感動するのです。
人を生かす理由になり得ているわけですから。

楽しいことばかりでないのがこの世なので、時に挫けて生を終えてしまいたくなる人もいるのも現実。だけど一筋の光を、いつも手元に持っている人は明日を見つめることができる。楽しく生活することができる。
なんて素晴らしいんだ!!!

『ヲタク』こそ幸せへの近道!!
好きなものは好き!!!
それを止める権限は誰にもない!!

(ただ、必要最低限の生活は必須)

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