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#72 インドのホテル事情

昨日に続いて、インドのリトリートをご検討中の方のために、今日は、ホテル事情のご紹介です。昨日みたいなドラマな話はありません。淡々とした情報の共有です。悪しからず。すみません。笑

Santhoshaのインドリトリートは、4/5~7の3日間を予定しています。4/5の朝9時頃から始めようと思っているので、デリーを朝6時半に出るIndi Goという航空会社の飛行機に乗るか、前日からリシケシに来てもらって、一泊どこかに宿をとってもらうのがよいかな、と思います。

リシケシは、観光名所なので、たくさんのホテルがあります。ただ、大都市ではないので、グローバルチェーンのホテルや、いわゆる5スターホテルはリシケシの中心部から少し離れた山のてっぺんにあるアーナンダホテルか、車で数時間行った所にあるタージホテルしかありません。格安のお部屋で一泊6万円位。ただ、一方通行で交通の便の悪い山道をかなり行かなくちゃいけないので、いわゆる"Rishikesh"の中心地に来るには、ちょっと不便です。インドのスーパーお金持ちの人の避暑地として使われたり、ハリウッドセレブの人達がお忍びで泊まる時に使っているみたいです。山の中の避暑地なので、観光名所も特に特にないし、見える景色はヒマラヤだけど、あんまり山に愛のない私には、長野県や山梨県の景色とあんまり見分けがつきません。

ビボは、植物をよく知ってるので、木を見るだけでも、違う景色に見えて楽しいみたいですけれど。

で、私達が皆さんをお連れしようとしているいわゆる観光地や人が住んでいる街(TOWN)としての"Rishikesh"は、観光地としては栄えていますが、大型のホテルがありません。個人経営のビルを、ホテルに使っているような、そんなイメージ。日本の田舎の温泉街みたいな感じですかね?由緒ある地元資本の旅館なんかはたくさんあるけれど、所謂、欧米型のきらびやかな大型ホテルに比べると、ちょっと見劣りするけれど、情緒はあるよね。的なホテルがたくさんあります。家族経営で、サービスは心温かいけれど、リッツカールトンやフォーシーズンのような洗練されたサービスとはちょっと違う。みたいな。そんな感じです。

おもてなしの国と呼ばれる日本を標準に思っている人は、文化が違うので、もしかしたら、サービスのレベルも、物足りないと思うかもしれません。でも、インドの文化をよく知れば、そっけないけど、素朴で温かくて無駄のないサービスです。

大体、一泊500円位の所から、1万5千円くらいの所が多いかな。ロケーションで値付けされているみたいで、ガンジス河沿いだったり、外国人が集まる中心地なんかは、ちょっと高め。それ以外は安くして勝負。みたいな価格戦略を取っているみたいです。

私の個人の感覚としては、値段の差はロケーションの違いだけで、ホテルの豪華さ、綺麗さなんかは、お金を多く払っても、あんまり変わらないかも。そして、足には、どちらにせよ、トゥクトゥク使うと思うし、距離で値段もそんなに変わらないから、観光地のど真ん中に泊まらなくてもいいと思います。

ホテルの豪華さも、表参道の商業用施設とか、欧米のフランチャイズのホテルなんかに比べると、どこも、あんまり洗練されていない手作りな感じなので、どうしても、モッサい感じがいなめません。シーツとかも、洗ってるのはわかるけど、5スターホテルみたいに、皺ひとつなくアイロンびしっ!の、ベッドメイキングのプロがやったベッド!みたいなのは、多分、期待できなくて。ちゃんと洗ってて清潔だろうけど、自分で洗ってベッドメイキングした家のベッドみたいな感じです。シャワールームも、ほとんどの所、バスタブとかないし、シンプル。

私、潔癖でも何でもないんですけれど、なぜか、汚い所は昔から泊まれなくて。大学生の頃、バックパッカーに憧れて、カナダでYMCAとかに泊まる旅をした事があるんだけど、お金ないからドーミトリーに泊まる予定だったんだけど、シャワールームが知らない人が使った後、髪の毛が壁についてたり、床が濡れているのが本当に気持ち悪くてダメで。3日間お風呂に入らず、親にお金送ってもらって、ホテルに移動した。という過去から始まり。ジムやホットヨガ行っても、絶対に、シャワーは使えないというのは、今も変わらず。ホテルのプールとか、銭湯やサウナは大丈夫なんですけどね。笑

そんな私ですが、リシケシのホテルは、まぁ、長居はあんまりしたくないけど、大丈夫。お部屋にシャワーのあるお部屋を絶対とるけど、でも、シャワーは、毎日は入らず、2-3日に一度にして、回数をなるべく減らしています。

昨日ご紹介した、車を予約したのにメカニカルプロブレムで車を準備できなかったのに、片道2万円はしっかり請求したリシケシのホテル。ELLBEE RISHIKESHって言うんですけれど、ガンジス河沿いで、レビューもすごくよかったんですけれど、一泊1万ちょっと位だったかな?ビボ達が、車代を請求された時点で、超怒って喧嘩してくれて、こんなぼったくりホテル、もう泊まるな!って2日だけ泊まって、彼らが捜してくれたホテルに移動したんだけど、そこは一泊1000円。ガンジス河は見えなくて、お部屋はせまかったけど、まぁ、清潔感や居心地は一緒でしたね。笑。結局、その安宿に、2週間半ほど泊まってましたけれど、まぁ、大丈夫でした。冬だったので、毛布をくれたのですが、その毛布が洗ってあったのかどうかは、今も不明です。でも匂いも特にしなかったから、シーツの上から使う形で、絶対に肌に触れないようにしてたのを覚えています。

で、肝心の我々のリトリートでお泊りする所ですが、アシュラムを考えています。

バンガロールやチェンナイとかにある有名なヨガのお寺とかいくと、カードキーがついて、映画館もコンビニもグルジのグッズも売ってるような、普通に綺麗なホテルみたいな宿坊に泊まれるアシュラムもあるんですけれど。我々は、Rishikeshで由緒正しい質素な地元に人に古くから愛されているアシュラムに泊まる事を考えています。We are always with you to support your practice.って言ってくださって、心から感謝して、お話を進めています。

でも、お寺ですから、ホテルより、更にサービスの期待はできません。私が今まで行ったアシュラムの経験では、シャウチャ(清潔)も、ヨガの練習の基本なので、思ったより結構綺麗な所が多いんですよね。でも、トイレは、街自体に下水がないので、紙はないと思います。ま、それも、ちゃんと確認して、どうやって綺麗にするか、別途、ちゃんとご説明しますね。それもきっと、もう10年もたつと、都市開発されて体験できなくなるかもしれないので、今のうちに!笑

宿泊場所はシンプルですけれど、今回ご縁をいただいてお話をさせていただいている方々は、本当に素晴らしい知識とご経歴の持ち主の先生方なので。皆さま、是非、世界最高峰のヨガの経験を楽しみにいらしてください。

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