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「蛍火と空想」について。

どうも(好きな時間帯のあいさつを入れてください)、鉄骨屋です。

蛍火と空想のあとがきでは長すぎるのでこちらに書きました。

まずこれを読まれているということは、恐らく毎週pixivで更新している「蛍火と空想」というSSを読んで頂いていると思います、本当にありがとうございます。

今回はそんな「蛍火と空想」のちょっとしたお話です。

「如何にリグル・ナイトバグは筆を執るのか1-1」にも書かれていますが、本来は私の中で渦巻くリグルに対しての過大な感情を持て余し、気が付けば安易にリグルの絵をかいたり、リグル創作が出来なくなり、所謂「急性リグルスランプ」に陥った私の心のリハビリのようなものでした。まさかこんなにも続くとは…。今となってはイラストも描けるぐらいに復帰してきております。

「蛍火と空想」を思いついた時、その内容的に相方が必要でした。それも活字に強く、リグルと対等、なおかつ底力や行動力が強い者、つまりは本居氏なのですが、正直「蛍火と空想」を書き始めた当初は本居氏の設定をやや知っている程度で勘で本居氏を書いていました。

しかし「如何にリグル・ナイトバグは筆を執るのか1-4」辺りで限界を感じて、遂に「東方鈴奈庵」を読破。そして「やはりリグルと組ませるのは本居氏しか居なかった」と思いました。しかも「もとおりし」の語感は異常に良い。この辺りは本当に東方特有の「本編で関わりなくても、なんとかなるやろ」というこじつけ力がデフォルトであるので非常に良いです。

テロップ、書き溜め、細かい設定はあまりなく、そもそも「リグル氏が毎週書いている」という設定なのであれば「こちらも毎週書いてしかるべき」「毎週書かなければ話の鮮度が落ちる」と思うので今後も恐らくないです。一応展開や筋書きというものは考えていますが、それは「蛍火と空想」が続けられない事態や、俗にいう「不測の事態」が起こった場合にのみ強制的に発動するものなので、あまり機能はしていないですね。しかし私は基本的に思い立った日に旅行やふらっと適当に遠出するのが大好きなので、その発作が出た場合困るなぁと思っています……。

本居氏はリグルに対して懐疑的でしたが、紅魔館の読書会以降は信頼しており、「少し遠くに住んでる不思議なお姉さん」のような立ち位置です。彼女の好奇心と底力はリグルは動かして、リグルと共に幻想郷のあらゆる場所へ向かいます。

リグル氏は本居氏を梅見の回以降、「年下の友達」という感じです。そして彼女の好奇心や行動力は自分の知らない世界を知れると分かり少し面白く思い始めました。普段は怠け者の彼女ですが、好奇心や行動力の瞬発力が異常に強いです。やがて本居氏に渡された「本」も気になります。

大まかな方針としては

1.本居氏はリグルと共に「幻想郷」を知って行く。                     2.リグルは本居氏と出会うことによりちょっと楽しいです。                     ぐらいしかありません。まぁゆるゆる読んで下さい。

本居氏の番外編も書いていきたいですね。


このあとは蛇足です。鉄骨屋の活字が好きな人は読んで下さい。

蛍光祭マガジン2020年秋号に掲載させて頂いた不名誉な未完の連載「太陽と」の話です。

本当はスランプが酷くて書く予定はなかったのですが、「蛍火と空想」を書き始めて、久しぶりに私の中にあるリグルと向かい合ったとき「太陽と」改め「太陽と虫」を書こうと決めました。

今年の蛍光祭で一応「太陽と虫」を配布予定です。あらすじとしてはこんな感じ。

「元人間」であったリグル・ナイトバグは恋する虫の妖怪の「彼女」の後ろ姿を追いかけて、禁書である「永虫蟄居」により虫の妖怪となる。そして「彼女」を追って幻想郷を駆け回る。やがて「彼女」と劇的な運命の出会いを通して結ばれる未来を夢をみて……。しかしそうはならなかった。   彼女に続く道は前途多難な道であり、あらゆる幻想郷の名役者にかぶきもの、イベント、その他諸々の「恋ノ邪魔達」がリグルの行く手を阻む。そして何故リグルは博麗から退治されなかったのか、そもそも「永虫蟄居」とはなにか。この恋はリグルが思い描く理想の恋愛小説の様な甘美なものでなければ、悲しい恋の話でも、劇的な恋でもない、かとって爽やかな話でも、後味が悪いホラーでもない。一人の人間と、一人の妖怪の話である。

こんな感じですね。現在ようやく五分の二が終わりをついに中盤と言う感じですね。どうぞお楽しみに。

リグルのお話はここまでです。表紙絵、本文、校正・編集が自分なので色々やばいですがウマ娘とモンハンのプレイ時間を削れば何とかなるでしょう。

それではまた。


なにか日記でも