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幸谷城(千葉県柏市) 2019年1月

増尾城と大津川の支流を挟んだ対岸の台地上に幸谷城は立地。「東葛の中世城郭」によると、幸谷城は要害性に欠けることから戦国時代以前の居館跡と推定。本土寺過去帳には1485年に増尾のコウ城での討死者の記録。1479年の境根原合戦の少し後。

カシミールスーパー地形で味わう幸谷城周辺

最寄りの増尾駅からしばらく歩いて、まずは幸谷城の東の低地から台地を眺める。木漏れ日が見えて、森の木立よりもグッと低い比高の台地上にあることを実感。

城址への入り口は表札もある個人宅の門構え。ちょっと入るのに躊躇したが、中に入ると市民に開放されている城址(一部、開放されていない領域もあり。)

幸谷城の西側の土塁を北から撮影。

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幸谷城の西側の土塁を南から撮影。二重の土塁と空堀。

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幸谷城の南側の食い違い虎口。そういえば、同じく柏市の松ヶ崎城にも食い違い虎口があり。

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南側土塁のさらに南は驚いたことに発掘中(2019年1月当時)。

市民に開放されている城址の北側にある一角には古民家。各所にいたみが見られるものの立派な建築。こちらが昨年、国登録有形文化財(建造物)となった伊藤家住宅であると現地で知り感激。 https://pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/press/2018/tourokukenzobutu91.html

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