七夕賞を考察します。

本記事では、七夕賞の考察を行っていきたいと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

(本記事の著作権は筆者であるさんたろーにあります。
内容、テキスト、画像等の無断転載を固く禁止致します。
ご相談画ある場合はTwitterでDM下さい。)

七夕賞考察

予想の組み立て方~ポイントを抑えよう~

①レース傾向

同レースは毎年、前半からペースが流れて、そのまま大きく息が入るポイントもなく仕掛けが入るというタフなレースになりがちです。

当然ながら最後のラップは減速ラップとなりますので、スタミナ色がかなり強いレースと言えます。直線の短い小回りコースということもふまえると、スパッと切れる瞬発力タイプはこのレースでは軽視して、コーナーから長く良い脚を使えるスタミナタイプを中心に馬券を組んでいくのがベターだと思います。

1ハロン11.0秒といったような速い脚を使える必要はなく、上がりが減速ラップとなる中でどれだけこらえて最後まで走り切れるかというレースですね。

☆狙い目☆
瞬発力は必要無く、長い脚を使えるタイプ
減速ラップでこれまで強いレースをしてきた馬

②馬場考察

先週の馬場はタフながら前が止まらない馬場で、雨の影響があるとはいえ比較的良好な馬場状態を保っていたように思えます。

血統傾向としては、ステイゴールド産駒がやたらと好走していたことは頭に入れておいた方が良さそうです。馬場の傾向が大きく変わることが無ければ、七夕賞でもこの産駒は積極的に狙っていきたいところ。

ですがここでポイントがひとつ。この内先行が優勢となっている今年の馬場というのは、例年の傾向とは異なる状態であるという点に注意してください。

例年だと、七夕賞が開催される当日は梅雨の影響からか内の馬場が荒れてきて外差し傾向になっていることが多いのですが、今年は今のところ内先行が強い状態。ラジオNIKKEI賞でも内からすんなりハナを主張したバビットが穴をあけていますから、過去データから例年通りの狙い方をするのはやや危険だと思います。

つまり今年の予想で頭に入れておくべきは、馬場状態からするとそこまで減速ラップにならずに先行勢が残せるかも?という可能性です。

いつもならこのレースで決め手になりそうなバテ差しを得意とするタイプを、過去データだけでそのまま買うのはどうかなと今のところは思っています。雨や馬場造園家の仕事によって先週から傾向がガラッと変わっていたら話は別ですが。

ですので今週の馬場傾向をギリギリまで見極めながら馬券を購入していきたいですね。

馬場の読み方はこちらを参考にしてください↓↓

☆馬場からの狙い目☆
今のところ内先行に優位性有り
ステイゴールド産駒にマッチした馬場である

ではこれらのポイントふまえつつ、何頭かピックアップして所見を書いていきたいと思います。

③出走各馬の所見

クレッシェンドラヴ


昨年同レース2着。
上がりのラップが落ちる底力を必要とするレースにめっぽう強く、同レースの適性とマッチしている。福島競馬場自体も(1.3.0.0)と連対率100%で、速い上がりが求められない小回り中距離は抜群に相性が良い。


加えて先ほど触れたように、先週のレース結果を見るとステイゴールド産駒がやたらと好走している点はこの馬にとって追い風か。ただ、先行が残せそうな馬場傾向が続くなら取りこぼすことも頭に入れておく必要があります。総合して考えれば、買っておくべき1頭ではあります。

ブラヴァス


佐々木さんの馬ですね。2勝クラスと3勝クラスを連勝していますが、どちらも上りの速い瞬発力戦。初の重賞挑戦となった新潟大賞典では2番人気に推されながらも4着敗退。

上がりが35秒以上かかり、ラスト1Fが大きく落ちる減速ラップでしたので、どちらかというとこういうレースで結果を出せていたほうが今回のレースにはつながりやすかったのですが・・・。4着ならまだ見限れないですが、同レースへの適性があるとまでは言えない。人気も集めそうですし、今のところ買いたいとは思いません。

ウインイクシード

内先行有利の今の馬場にマッチしやすい脚質で、鞍上も先行させると抜群に上手い横山武史騎手というのは非常に買いやすい。福島競馬場は、前走福島民報杯で3着、昨年福島記念を4着で走れており、特に前走は今回想定されるラップに近いレースで好感度は高い。

まあ、同じレースをステップにしてくるマイネルサーパスの方がより適性は高そうですが、今年の馬場ならマイネルサーパスより位置を取れるこちらの方が輝くというパターンもありそう。

まぁ、どっちがというよりは小回り+タフな舞台ならマイネルとウィンの馬は買いでいいと思います(笑)明らかに得意としていますし、複数頭出しで露骨に狙ってくることもありますしね。

レッドローゼス


想定14番人気。このままならめちゃくちゃ買いたい。
この馬は戦績だけ見ると6戦連続で馬券外に飛んでいるが、昨年春からは福島でそこそこ走る→舞台変わりで凡走の繰り返しで、福島競馬場に限って言えば今回上位人気が想定されるクレッシェンドラヴ、ウインイクシード、マイネルサーパスとそこまで差のない競馬が出来ている。こんなにオッズ差が開く相手関係とは全く思わない。

しかも当馬はステイゴールド産駒。今のところ馬場傾向ともマッチしていますし、こんなに美味しいオッズならば買わない理由がない。爆穴推奨候補。

ヴァンケドミンゴ


福島は大得意でこれまで(4.0.0.0)という馬。というか、福島でしか勝ち星が無いという極端なタイプ。4月の福島開催で勝ち上がりをして、その後一切無駄打ちをせずここに駒を進めてきたのは好感度が高い。

ローテからも分かる通り、重賞でチャンスがあるならここしかない陣営も考えているはずで、1発勝負の全力仕上げに警戒しておきたい。1枚は抑えておきたいかな。まぁ、前走のレースレベルも倒した相手もハイレベルとは思っていませんが。

パッシングスルー

めっちゃくちゃ怖い。ダート替わりであることを考えれば普通は嫌いたいところだが、今回は紫苑S1着時に騎乗した戸崎騎手に乗り替わり。ノーザンxキャロットが芝に戻す初戦で鞍上強化って、怪しすぎませんか?(笑)先週もラジオNIKKEI賞で3着に入った馬は、1勝馬ながら藤原先生の勝負騎手である戸崎騎手に乗り替わりで3着に好走していますからね。

普通に考えれば、ダート→芝の初戦は買いたくない気持ちの方が大きいのですが、上記の怪しさに踏まえてこの七夕賞では前歴があるんですよね。2016年にオリオンザジャパンという馬がダート1600からの臨戦過程で3着に好走して大穴をあけています。

七夕賞のレースの質的にダートからの馬でも走りやすいのかもしれませんね。馬券点数的に手が届けば抑えておきたい1頭ですね。積極的に重い印を打ちたいわけではないですが、怪しいし怖い。

考察は以上となります^^

ご参考になりましたら、♡ボタンをぽちっとして頂きまして、ツイッターでRTやいいねなどの応援を頂ければ非常にうれしいです!!

ここで所見を上げていない馬については、もしかしたらツイッターで発信するかもしれませんので、チェックしてみてください!あ、予想と買い目はいつも通りツイッターですので、週末は一緒に楽しんでいけたらと思います。

最後までご覧頂きありがとうございました!

あなたにとってこの記事が有意義なものでしたら、サポートを頂けるととても喜びます。頂いたサポートは、より良いnote記事作成のために使わせて頂きます!