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先陣を切ってゆけ

今日こそは、スピリチュアリストさんの紹介記事をと思いましたが、今日は今日とて時間がありません。時間のない時に人の紹介をしてはいけないと心得ております。

そういう訳で、今日は子育ての振り返り記事を書きます。

さっき、娘と雑談していて「保育園の帰り道に崖登った時、ママ本気で怒っとったよな。ママって滅多に怒らへんからホンマにあかん事やと思った記憶がある」と帰り道の出来事について盛り上がったのだけど、3歳くらいの時の事なのに、けっこう覚えているもんだなあと感心した。

私も、その時の出来事は、ハッキリと覚えている。

保育園の年小の時の事。いつも、帰り道は家の方向が同じお友達と一緒に帰るのだけど、その日は娘と、今も仲良くしている親友の女の子(かなり活発)と、年小組の中でも活発な男の子の友達と3人で遊びながら帰っていた。
だいたい、子どもたちが少し前を歩いて、大人たちが後ろから見守りながら歩いていくのだけど、その日は行動派の2人が一緒という事もあって、ふざけながら楽しく帰っていた。

男の子と別れる道の分岐点には、帰り道とは反対方向に急な階段があって、階段の両側は崖になっている。
よく、活発な友達の女の子はここを登ろうとするのだが、いつもお母さんに止められている。
しかし、今日はお迎えに来ていたのは、お母さんではなくおばあちゃんだった。

気がついた時には、女の子はもう崖を登っていて、それを見た男の子が「僕も✨」と続いた。
2人に比べてどんくさいウチの娘もそれに続いて3人で崖をどんどん登って行ってしまった。

友達2人は、運動神経も良く度胸もあって、多少のケガにも動じない子たち。
それに比べて、ウチの娘はビビりで痛みに弱いタイプ。
崖を登る子どもらを見上げながら、母は思いました。

「あ、これ。ウチの子落ちるわ」

友達2人は、崖を登るスリルにワクワクしながら、掴んだ草で手を切っても「痛ってー!」といいながら登り続けるアドレナリン全開ぶり。

対して、我が子は「待ってー、危ないよ。待ってー😫」と言いながら2人の後をついて行く。

お前が1番危ないわ。

だいたい、映画でもジャングルで迷子になった場合、UMAの襲撃を受けたりするのは、隊長に怖々ついて行く、2番目か3番目の隊員と相場が決まっている。

母達が口々に「下りて来なさい!!」と叫ぶも、先の2人は聞く耳持たず。
これはヤバい。

「コラー!どうしても登りたいんなら、1人で登れ!!2人の後をついて行くな!!違うルート登れ!!ヤル気がないなら降りて来い!!」

これでダメなら、私が登って連れ戻すしかないと思ったけど、私の本気が伝わったのか、娘はズリズリと下りてきた。

叱り方としては間違っているかも知れないけど、何をやるにも自分の意志でやらなければ、ロクな事にはならないのだ。
リスクを負うなら尚更の事。

善行であれ、愚行であれ、やる時は先陣を切ってゆけ!!

母からは以上です!!


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