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祝、GH6のBRAW対応

こんにちは、こんばんは。
本日は、GH6がBRAW対応化となる記念すべき日です。至って少数派なんでしょうが。。

GH5s.BGH1以来、久々なGシリーズのBRAW対応

そんな杞憂な存在?いや、孤高の動画機化して存在し続けるGH6の攻めた新ファームをふわっと纏めてみたいと思います。


Ver.2.3の主な内容

ビックリする程、動画機能しかアップしないところも孤高たる存在でしょうか。

追加機能は以下3点の模様です。

①HDMI経由での動画RAWデータ出力に対応し、「Blackmagic RAW」記録が可能
②外部モニターレコーダーへの4K 120p HDMI出力に対応
③カメラ内動画修復機能

※掲載元のメーカーサイトより参照


①BRAW対応について

S5ⅡXも導入済みとなってしまった今、期待値も大きくない感のある[BRAW]対応ですが、そこはGH6流石に一筋縄の対応内容では無い様です。

それは、対応する出力モードにも見えてきます。
先ずは、17:9の高解像度モードでの60p対応
次いで、HFRのC4K120/100p
最後は、OPENGATE(4:3フルエリア)

来た!BRAWの120p

なんかスゴイ事になってる感はありますが、Fuji filmも4K60p、OPENGATE辺りは既に対応済みなんですよね。。。

つまり今回の目玉は、C4K120/100pってところでしょうかね?BRAWで4K HFR対応しているのは、URSA mini Proだと思うので、サイズ面とコスパ面では抜群の存在になりそうです。(繰り返しますが、少数派の中ではの話として)

BMDサイトより参照

BRAWは大きく分けると、[固定ビットレート]と[固定クオリティ]2種のモードがあります。私は[固定ビット]の方がSSDの書込み速度とも逆算しやすいのでメインはこちら。

非圧縮RAWではありませんので、撮影時は、モード選択後に圧縮率を決めて活用する流れです。

上記画像を参照すると、4K30pで[3:1]の場合、135MB/Sって事なので、HFR(4K 120p)を単純計算すると540MB/Sになっちゃいますね。。。

Video Assist 12Gって、この書込み速度に対応してるんですかね?以前はcinema DNG対応もしていたので余裕だったらするのかな?

サイトにアップされました説明書を抜粋しますと、
4K 120pでのSSD収録は[5:1]以下、SD収録は[8:1]以下との事でした。
[3:1]だと、コマ落ちしちゃんでしょうね。

もはや民生機に搭載する機能のレベルではない様な。。。



②外部モニターレコーダーへの4K 120p HDMI出力に対応

正直なんだこりゃ?な話にも感じますが、多分RAW収録以外でも、ProRes422/422HQでの120p出力が可能になる?と推測します。

これもどこまで対応するのかは、全貌が見えない今では、なんとも言えませんが、RAW系以外でHFRをHDMI出力できる民生カメラって聞いた事ないですね。

恐らく、ATOMOS NINJA V +が無いと使えないとは思うのですが、ProRes422でも撮れるとなると、ProRes RAW 120pで撮る必要も無くなるので、それは地味ながらも幸せになれる気がします。


③カメラ内動画修復機能

これは、S5ⅡXにも搭載(S5Ⅱもかな?)した機能がGH6にも実装した感じですね。

いわゆる、REC中のAC電源抜けや、ファイル書込み中のバッテリー交換やカード交換時に発生する.mdtファイルのカメラ内修復機能です。

.mdtってのは、MOVのコンテナに収まる前の中間ファイルみたいです。

以前から、LUMIX Repair Toolというソフトウェアを使っての修復作業には対応していました。ただ、Windows OSのみ対応と結構不便だったので、カメラ内で修復出来るのは助かりますね。

とはいえ、撮影中は慌てずに作業する事を心掛けたい所です。修復は100%対応ではありませんので。

PCで復旧した際も、それなりの時間が掛かったと記憶しています。データサイズによって変わるでしょうが、20分近く掛かったと思います。

注釈にもある通り、USB給電か、ACアダプタを使用しての実行を強くお勧めします。


巷では、コスパの高さから、S5ⅡやS5ⅡXを狙っている方も多いと思います。ただ、連日の酷暑環境を考えると、どちらも無制限記録とは言え、屋外利用には小型センサーのMFTの方が安心して使えそうです。発熱自体がFFよりも少ないと思うので、精神的にもGH6を使う事が増えそうな夏になりそうです。

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