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2024 麻布中 算数

大問1 A
大問2(1)A (2)B
大問3(1)B (2)B

大問2は麻布中らしい、いい意味で少しわざとらしい誘導問題。
(1)で共通部分使うんだよと言っておいて、そこからハードルの高い(2)。
最後は有名な30度の二等辺三角形になるという、美しい問題でした。

大問3は速さを理解していないと手が止まる流水算。
そこに(2)で速さを整理して解く流水算本来の手法が加わりました。
典型題しか解けない受験生には厳しくなりそうな差がつく問題でした。

大問4(1)A (2)B (3)B
大問5(1)A (2)B (3)B

大問4は平方数や三角数を基準に規則を探しながら攻めるが、結局(3)は近いところを探して求めました。もっとスッキリしたやり方があるかも。
大問5も速さの問題。自分で数をおくことに慣れていないと迷子になる問題です。完答は難しくない一問。

大問6(1)A (2)B (3)A (4)C

(1)〜(4)までの誘導が見事な一題。2024年私が解いた問題の中で一番素晴らしいと感じました。細かいことは解説に書きましたので、ぜひ一度解いてほしい一題です。

とはいえ、試験では(3)までで十分かも。

本年の麻布中は60分で解くにちょうどよい難易度、ボリュームだったように感じます。

麻布中は誘導が〜というのは有名な話ですが、他の学校を受けるにしてもこういう伏線には常に気を配りましょう。

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