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5年ぶりに東方神起のライブに行った話

5年ぶりに東方神起の単独ライブに行った。
最後に行ったのは2018年のTOMORROWツアー。あれも京セラドームだった。

この辺は自語りなのでスルー推奨。

思えば2011年から突如として東方神起にハマり、TONEツアーの追加公演に応募するためにファンクラブに入って初めて自分の意思のみでライブに参加した思い出の地も京セラドームだった。あの時のオープニングのMAXIMUMで見た光景は一生忘れないくらい心に深く刻み込まれている。

それからずっとBigeast(東方神起の日本ファンクラブ)に入って、やむを得ない事情があった年以外は毎年行われるツアーに参加して、いつの間にかFC継続期間が10年を超えたりしていた。でも、途中から同じ事務所の他のアイドルも好きになったり、普通に生活が忙しかったりして、めちゃくちゃ毎日ずっと情報を追えているってわけではなかった。なので、あの2019~2020年に行われていたツアーでもう最後にしようと思っていた。

そうしたら、なんてタイミングでコロナ禍。ライブが中止になり、(延期予定だったけれどにっちもさっちも行かず結局中止に)最後に刻みつけようと思っていた彼らの姿を見ることなく、結局あんまり追えないのにFCに入り続けるという謎の罪悪感があったりして、FCをやめてしまった。
そこからコロナ禍にずっと苦しめられたり、まあ東方神起自体に色々あったりしてなかなか日本で会える機会もなく。やっと2人の姿を見られると思った去年のSMTOWN東京、まさかのユノがコロナに罹患してしまい日本に来られなくなって、しょうがないのだけれど結構本気で落ち込んだ。SMTOWNは楽しかったしギュラインの曲復活でチャンミンの姿が見えた瞬間びーびー泣きました。

そんなこんなで今年のツアーが発表され。もうFCを辞めているので大激戦のアリーナツアーに当選するはずもなく。結局やっと2人を見られることになったのが5年ぶりになってしまった。
しかも最初から絶対行く!と決めていたわけじゃなく、たまたま実家に帰った時にWOWWOWでやっていた東方神起特集を親が録画してくれていたのをみて、まんまと行きたくなってその場で一般チケットを申し込んだという次第。側から見たら不誠実なファンでごめん。
なんでそんなに急に行きたくなったかというと、WOWWOWでみた今年のアリーナツアーの様子で、このツアーのセトリにBoleroが入っていることを知ったからだった。Boleroは基本的にずっとふたりでハモりっぱなし、休むところがない、東方神起で一番情熱的なバラードだと思っていて、日毎に変わる彼らの表現の仕方とか、その日のコンディションによって左右されるリアルなライブ感が、東方神起の人間としての魅力を最大限引き出している感じがして一番好きと言っても過言ではないかもしれない曲。
これが本当に聴きたくて、ライブでの東方神起の輝きを感じたくて、参加を決めました。

やっと当日の感想。

ご用意されたお席はスタンド上段の後ろから2列目。肉眼では米粒より小さい二人を見ることになったのですが、特に席を気にせず楽しめる人間なので十分でした。なんせ久しぶりだからこれくらい後ろの方が逆に安心する。天井から見る完璧なレッドオーシャン最高でした。

でも結論から言うと、本当に、、、ほんっとうに!!楽しかったです。
変わらない2人の安心する笑顔、安定した日本語のMC、惚れ惚れするパフォーマンス力、全部があの時のままで、寧ろ進化していて実家に帰ったような気分でした。

MCで「次の曲行きますよ〜」からのファンが「え〜!!」って声を上げるのを、私の知っていた頃のチャンミンさんは「そうは言っても時間は有限なんですよ皆さん」と返すタイプだったのに、「久しぶりに声聞けたから嬉しくて…もうちょっと喋ってもいいですか」というまさかのデレっぷり。相変わらず日本語がお上手で母国語じゃない言語で笑いを取れる東方神起、最強だな…と思うなどしていました。
個人的には青い衣装に着替えた時、ユノがチャンミンに「青が似合うね」と言ったのにチャンミンが「いやいや何をおっしゃいますか、お互い様でしょう」と流れるような敬語で返していたのが面白すぎて、その懐かしさで泣きながら笑いました。

昔の曲が流れた途端血が騒ぎ出して、毎日していたかのように「We are T!」を叫んで、掛け声もペンラの動きも体が覚えていて自分でもちょっと笑ってしまうくらい、東方神起は自分に染み込んでいたみたいです。これは勝手な想像だけど私の周りにいた人たちも同じような境遇の方が多いように見受けられて、懐かしい曲が流れるとみんなわかりやすくテンションが上がっていてノリノリだったのでそれも嬉しくなりました。
ドームの天井席付近ってFCに入ってなかったりあまり熱量がない人がいるイメージなんですが、周りと熱量が同じくらいだったので安心した。あの瞬間だけみんなソウルメイトです。

もちろん新曲より昔の曲がいいと言うわけではないんですが、ただ血が騒ぐ。青春の面影を曲から見出せるというか…。音楽のパワーを感じるというか。昔に擦り切れるほど聞いていた曲って、聞かなくなってしばらく経ってもいつになっても歌えるし、いつになっても掛け声できるし体が動く。それを東方神起の曲ではめちゃくちゃ感じる。

お目当てだったBolero。ユノの声がベストコンディションというわけではなかったと思いますが、それでも魂を削るように歌う姿が綺麗で少し痛々しくて全部含めてあまりに芸術的でした。しかもチャンミンがいつもよりアドリブをかましまくるもんだから、そのパワフルな声が重なると駆り立てられるように声を張り上げる姿に、感動という一言では表せられないんだけど、ぎゅっと苦しくなって涙が出てペンライトを思い切り握りしめていました。
そこから畳み掛けるようなRising Sun、アンコールでのCLAP!、OCEAN、ウィーアー、Summer Dream、Somebody to loveという怒涛の懐かし曲パラダイスで私の”エモ”と呼ばれる種類の感情が引っ掻き回されて引きずられて大変なことになりました。

ユノが1ヶ月ほど前に足首を負傷したというニュースがあって、もしかしたら踊れないかもしれないなと覚悟していたら全然そんなことはなく、天井席から見るといつもと変わらないくらいのパフォーマンス力でした。きっとフルアウトでは踊れなかっただろうけど、彼のオーラが足の不調をものともしないパワーで本当にさすがでした。MC中足首に「大丈夫?」(大丈夫〜!)って足首に話しかけて足首に返事させていたユノさん、可愛かった。

最後の挨拶の時、スタッフさんたちが「東方神起にはやっぱりドームが似合います!」と書かれた横断幕を持っているのが映っていて、本当にその通りだと思いました。「ドームが似合うアーティスト」って肩書き、どれほどのアーティストが欲しいと思うんだろう。それくらい夢のようで簡単には成し遂げられない、そんな肩書きを母国じゃない場所で我が物にする東方神起。もちろんいろんなことがあったしこれからもあるだろうし、それでもずっと今の位置に君臨している彼らのことを本当にかっこいいと思うし尊敬しています。Rising Sunが終わった時に赤いライトに照らされる2人のシルエットが作り話のようにあまりにも完璧で、完成されきった迫力を感じました。

初めて自分の意思だけで好きになったアーティスト、東方神起。あれから12年?経って、その間いろんなアイドルやアーティストを好きになって、東方神起よりも熱量を持って追いかけている人たちもいるけれど、私の中で王様のような存在は東方神起だけなのです。いつも私の心の中で輝きを保ち続けれくれていてありがとう。

東方神起を好きでよかった。支離滅裂な文章ですが、ライブから帰りたての、この支離滅裂な感情丸ごと残しておきたくて書き留めました。
結局、5年ぶりにライブに行って、もう行かないなんて絶対無理じゃん!と思い直しました。これからも絶対に会いに行こうと思います。

セトリ

01. MAHOROBA
02. Sweat
03. Special One
04. The Reflex
05. 信じるまま
06. I Think U Know
07. Believe In U
08. Storm chaser
09. Like Snow-White
10. Thank U(ユノソロ)
11. Fever(チャンミンソロ)
12. High Time
13. Rat Tat Tat
14. Hot Hot Hot
15. LIME & LEMON
16. Good Days
17. STILL
18. Epitaph
19. PARALLEL PARALLEL
20. No Sympathy
21. Bolero
22. RISING SUN

【アンコール】
23. CLAP!
24. OCEAN
25. ウィーアー!
26. Summer Dream
27. Somebody To Love
28. With Love

#振り返りnote

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