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21歳の若手、株式会社NINAITEの社長抜擢

12/7に株式会社NINAITEという特定技能に特化した農業の人材派遣会社を設立しました。

設立の経緯

大きく分けて3つあります。

①農業の繁忙期と閑散期のニーズ差問題
親会社のチョモランマでは、特定技能に特化した有料職業紹介業と登録支援機関として雇用支援を行っております。農家さんと介護事業社様をメインで支援しております。農家さんの人材を支援していく中で感じたことがあります。
それは、「人手は足らないけど、期間が決まっている。」ということです。
今までの農業の外国人採用は技能実習生もしくは特定技能の通年雇用のみになってしまいます。1年を通して仕事がある関東圏などは利用しやすい制度です。しかし繁忙期と閑散期が激しい地域の農業では通年雇用できる力のある農家さんは少数派です。ただ慢性的に人手不足に困っている農家さんは多くいらっしゃいます。

②直接雇用のコスト問題
技能実習生や特定技能の方を通年雇用する上で大きな課題の一つが初期費用と月額費用です。国外から呼ぶ場合は彼らの航空券や現地送り出し機関に支払う費用で大体50万円ほど。そして月額の管理費もしくは支援委託費で月額費用2~3万円のランニングコストが発生しております。通年で雇用できる農家さんにとってはペイできる範囲内ですが、3~4ヶ月ほどの雇用の場合はその費用と維持費用が重くのしかかります。

③チョモランマの資産問題
最初はチョモランマ本体でやりたいと2019年から考えておりました。しかし、派遣業をとるに当たって資産が2000万円以上必要になります。借入ではダメなのです。。2019年のインバウンド事業で急成長をしそのまま2020年で条件をクリアし免許取得という筋書きをしておりましたが、あのコロナのお陰様で計画が狂いました。笑
本当だったらコロナ禍を生き抜いて純資産率を上げてと考えておりましたが、これまた想定外になかなか収まらず2020年が終わってしました。

HIS、外国人材派遣に参入 特定技能で農家や旅館支援

そんな時、大手が特定技能や農業の派遣に参入するというニュースを見ました。これはうかうかしてられないと危機感を感じ、スピード感を持って最速で特定技能に特化した農業人材派遣をする方法を考え、NINAITEという会社を設立する経緯に至りました。

チョモランマとNINAITEのシナジー

僕が他事業展開する上で一番大切しているのは事業同士のシナジーです。
戦略的シナジー事業展開と僕は呼んでますが、一つ一つが独立していて、且つお互いが存在することによってシナジーを生み出せるという展開を大切にしております。

チョモランマとNINAITEもジナジーを生み出す関係性になっております。
まず株式会社NINAITEは株式会社チョモランマの100%子会社になります。資本金2000万円を全額出資しております。
チョモランマとして介護や農家さんへの直接雇用の紹介と登録支援機関(現在120名ほど)として支援サポートを行なっております。農家さんを支援する体制や在留資格申請などの専門的な知識もあります。
NINAITEとチョモランマ以下の提携を結びます。

①登録支援の一切の業務の委託
②在留資格申請の一切の業務の委託
③NINAITEの労務管理業務の委託

この3つの業務を委託することによってNINAITEが農業特定技能派遣分野で成長することによって必然的にチョモランマも成長していく構図になっております。

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抜擢の経緯&期待

21歳、若手メンバーに社長を任せます。


If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け

というアフリカの有名な言葉の通りです。 

4年間会社を経営してみて、感じたのは一人だけ頑張っても行けて数億。
ということです。
数十億、数百億の壁を超えるためには必要なのは仲間の力です。
そして僕自身も前職のベンチャーで勤めさせていただいて感じたのは、
「環境でしか人は育たない。」ということ。
本や動画、セミナーなど勉強する術は無数にあるけど、自分が体験して痛感した学びに勝るものはないと思っております。
今回子会社を設立するにあたって、僕が代表をやり続けるという選択肢もありました。しかし、僕の時間は24時間です。メンバーが成長できる機会がせっかく目の前にあるのに自分だけが享受することが果たして会社の成長にとって効果的なのかと考えました。
結論は「短期的には効果的、しかし長期的には効果的ではない。」ということです。一発屋ではなく、永続的に発展させるためにはやはり会社として足腰=メンバーの成長が不可欠です。
しかし、誰にでも任せられる簡単なポジションではありません。僕が100%信頼できて、何か失敗しても僕が腹落ちするくらい期待している若手。そして、貪欲に成長の機会を求めていて、且つ素直な奴。
僕の中で1人しかいませんでした。笑

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そう、克さんです。克さんは採用媒体で出会い、風のように北海道にきて、目指したい世界感の違いから2ヶ月前に退職した人です。それからも和歌山に帰ってからの克さんの踠きながら挑戦をする姿をずっとみていました。普通に就職して自分のやりたいことじゃないことをやるという選択肢もありましたが、彼は21歳にしてやりたいことを実現するために踠いていました。克さんなら何か面白いシナジーが生み出せると確信しました。

このNINAITEはメインの事業は派遣事業です。しかし、そこに我々としてビジョンを達成するための差別化が必要です。それは「地方にワクワクする場所を作る」ということです。僕の中でうまくロマンとそろばんが3:7で合致した瞬間でした。速攻で克さんに連絡を取り代表取締役を打診しました。メンバー一人一人が自分で考え、決断し、行動するこの3ステップが人を成長させると確信しております。そんな環境を克さんには思いっきり利用して頂きチョモランマのグループとして長期的に発展し続けるような企業に育てたいと思います。

みほさんにはチョモランマを引き続きNo2のボジションとして引っ張って頂きながら、NINAITEの取締役になり21歳若手社長の脇を固めるポジションについてもらいます。

引き続き僕はメンバーの ​「考える力、決める力、行動する力」この3つの力の成長に投資し続けたいと思っております。

NINAITEのビジョンとミッション

ここについては今克さんと議論を続けておりますのでもう少々お時間をください。我々が100%腹落ちして人生かけれらるものを作っております。

株式会社NINAITEのこれからの展望

まずはビールの法則と僕は呼んでますが3:7を徹底的に守ります。
ロマンとそろばんの割合です。様々な挑戦の裏側には必ず資本主義が存在しています。一発屋で終わらないために、挑戦し続ける土壌を持ち続けるためにまずは収益を追うこと。ただそれだけだとおもろくない。なので7割で出た収益の3割はワクワクに投資すること。
売り上げ規模10億円規模まで目指します。
そしてその出た収益をワクワクする以下4点に投資をしていきます。

①北海道と沖縄だけでない派遣事業の全国展開
②外国人人材だけではなくて、第一次産業と関われる日本人の派遣
③シェアハウス、カフェ事業など地域との交流の場所作り
④第一次産業に特化したブランディング事業

まとめ

僕たちチョモランマグループとして目指すべきビジョンは「事業を通して日本に恩返しをする」ことです。今回設立した株式会社NINAITEもこの事業が日本のためになると信じおります。

そして僕の経営学の理念である「理念を追求し、利益をだし、縁ある人を物心共に幸せにする」という信念を達成するために仲間と共に進み続けたいと思います。

初めてのnoteになりましたが、このようにメンバーに僕の考えを常に伝えていくことの重要性を感じております。
節目節目で続けていこうと思います。引き続き宜しく御願いします。


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