Finally, decided to go to DePauw🐯

今日のテーマは、進学先の決め方。

タイトル通りだけれど、進学先をDePauw Universityに決めた。

合格をもらった大学に共通していた部分は、自分がCommon App（課外活動やエッセイをアメリカの大学に送る時に使うサイト）を通じて魅せたもの、つまり自分の特徴、個性と大学が求めている人材がマッチしていたこと。もちろん、英語のスコアやGPA（学校の成績）は高い方がいい。でも、受かった大学がなんで自分をacceptしてくれたのかなぁと考えてみると、英語のスコアやGPAだけではなく、エッセイで見えた私の性格だったり、課外活動だったり、そういう私だけしか持っていないものを評価してくださったんだなぁと感じた。例えば、自分の英語のスコアだけを見ると足りていなかった大学からも、合格を頂いた。受験生の時は、エッセイが本当に本当に上手な人か、課外活動の受賞歴がたくさんある人しか、こんなこと起こらないでしょって思っていたことが、自分に起こったのだからびっくり。その大学は、英語力が未熟な私のどこを評価してくれたのだろう？と考えた。その大学は女子学生のSTEM教育に力を入れていたというのもあり、私は数学IIIまで高校では取っていたなど、大学の力を入れている部分と自分の持っている要素が重なっていた。その他にも、その大学の在校生と話していて、ダブルメジャーをしながら、複数のクラブに所属している生徒だったので、パワフルという印象を受けた。私がパワフルかどうかは分からないけれど、「気概さ」を持っていると言われることがあるので、「この子だったら、私たちの大学に入れても、大丈夫だな」と感じてくれたのかもしれない。このように、アメリカのリベラルアーツカレッジは、英語力、GPAだけでなく、エッセイや課外活動の説明を読んで、受験生を評価してくれるから、大学を決めることは少し切ないことだった。なぜなら、複数の大学から合格を頂いている場合は、行かない大学も決めなければいけないから。でもどんなに私を評価してくれた大学が複数あっても、進学先は1校だから決めないといけない。

じゃあ、実際どうやって決めたのか？

2校の大学から合格をいただいたのだが、奨学金の額（リベラルアーツカレッジは親の年収や自分の成績を考慮して、学費が決まる。※奨学金や学費に着いては学校によってそれぞれなので、出願校のhpを要チェック）、大学の在校生の印象、合格後の学校主催のイベントで感じたこと、などから進学先を決めた。私は出願前に、本気で行きたい大学だけをDream Schoolとして出願し、学びたい分野の教授や研究内容を大学のhpでリサーチしていたので、合格を頂いた後に、こっちの研究の方が良さそう、だったり専攻や、学問を重視して進学する大学を決めることはなかった。

大学を決定する際、大学に行く意味も改めて考え直した。学問だけを勉強したいならYoutubeで検索したら出てくるし、本やネットを通じ、オンラインでもオフラインでも好きなことが好きなだけ勉強できる。そんな環境下にいる今、大学に行くことはどのようなメリットがあるのだろうか？と考えた。私は「100％は理解できない自分以外の人の考え、そしてその考えが生まれた背景、に限りなく近づける機会があること」だと思う。本やネットを使い、考え方や、知識を身につけられたとしても、その考えがなぜ生まれたのか、個のバックグラウンドとどのようなつながりがあるのかは理解しづらい。人の考えの核に近づけるのが大学の魅力だと思う。だから、どのように思考を吸収したいか、興味のある学問をどのような人と勉強できるか、自分がどのような同級生と過ごしたいか、そういう部分を大学を決める際は重要視した。

大学選びだけに限らず、「自分が惹かれる場所に行くこと」を夢にして、目標にして、実現させる。たとえそれが周りから見たら小さな夢、だったとしても、憧れを現実にし続け、積み重ねることで、最終的にこの場所が最高！って思える場所に辿り着くのではないかと思う。

私がDePauwに惹かれたことは、Play hard, Study hard（遊びを勉強も全力疾走でやる）の精神だった。この精神はまさに私を表していた。幼稚園の頃から、興味のあることに飛びついて、興味がなくなったらガン無視し始める。そんな子どもだった。そして、この精神がDePauwに溢れ続けられる所以は、

「あなたの苦手は私が補い、私の得意は周りのために使う。」

そんな助け合う行動ががあまりにも自然に行われているところだった。まだどの大学に進学するかを決めかねている時にもかかわらず、DePauwの先輩に質問すると、たくさんの情報と体験談を教えて下さった。（中には、zoomで話そう！と言ってくださった先輩もいた。）私の知らない部分を先輩が補い、先輩も受験生の時は先輩の先輩から支えてもらい、まるで欠けた部分と突出した部分のあるジグゾーパズルがお互いを補い、１つの絵になるようだった。

最後になりましたが、大学受験、College Decisionを支えてくれた方、ありがとうございました。