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浮動株/特定株とは?
マネックス証券 デジタル四季報 インパクトHD【6067】より
株式の情報を見るとき、四季報の株主構成の下欄に浮動株や特定株とあり、僕も参考がてらに見ています。これらの用語とその解説をしていきます。よろしくお願いいたします。
特定株
企業が発行している株式のうち、創業者・役員・親会社・金融機関等の大株主が所有している株式のことです。つまり僕達のように普段株をしている人たちが取引する株式以外の株式です。
【特徴】利害関係によりなかなか売買されず安定株主として存在する。(ex.)経営陣の維持・株式持合い・自社株買い・長期保有目的
→特に経営陣の保有率が大きい企業は、役員自身が業績や会社に自信を持っている場合が多い。
【算出方法】
特定株=大株主上位10位の持株数+役員持株数+自己株式数
浮動株
普段僕たちが取引できる株式。
【算出方法】1単位以上50単位未満の株主が所有している株式数
Q. なぜ特定株+浮動株=100%にならないの?
A. 大株主11位から50単位以上の株主以上の株主が加算されていないからです。どちらにも含まれない上記の株主の保有枚数が多いと、特定株と浮動株の合計が100%から遠ざかります。
浮動株が少ないとどうなる?
①特定株主(短期の値上がり益を目的としていない)が多いので普段の株価の変動は鈍い。
逆に⇒急な材料が出ると買い集めの標的となり仕手化(業績に関係なく急降下)しやすい。特に急騰時、特定株主は持ち株を流通しないので株価上昇を助長する可能性がある。
詳しくデータとして検証した記事があるのでご紹介します。興味のある方は是非参考して下さい。
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