Juiceオリジナルネオンサインの製作秘話
こんにちは!
Sansanでデザイナーをしている菊地です。
今回は、私が新卒1年目でプロジェクトオーナーとして取り組んだ
「オリジナルネオンサインの製作」について紹介します。
ドタバタの製作のウラガワをお楽しみいただければと思います!
プロジェクトメンバー
今回のプロジェクトメンバーはこの3人です!
Sansanのクリエイティブ組織、Juiceの中には、新卒や第二新卒として入社したデザイナーで構成された「Fruits」と呼ばれるチームがあります。
今回はFruitsからこの3人のメンバーが集まり、Juice活動をより活発にするためのプロジェクトを企画しました。
企画スタート
1.案出し
早速3人でやりたいことをおのおのブレインストーミングしていきます。
やりたいことを話していくうちに、Juiceのイベントで多く使われるものが良さそう!という意見に集約しました。
そこで私たちが目をつけたのが、Juiceメンバーの懇親会「Cocktail Party」でした!Cocktail Partyとは、定期的に開催しているJuiceメンバーの懇親会です。ここでは、Jucieに新しく入ったメンバーの紹介や、Jucieでの取り組みの発表なども行う自由でアットホームなイベントです。
2.コンセプト、目標を言語化する
このCocktail PartyはJuiceでの活動がより活発になることを目的にFruitsが企画・運営しているのですが、最近はコンテンツがマンネリ化してしまっている、参加メンバーが固定化しているという課題感がありました。
そこで参考にしたのが、クラブのバーカウンターです。
ダンスが得意でクラブ常連の皆川さん(かっこいい)に聞いたところ、クラブのバーカウンターは飲み物を購入できるだけでなく、ちょこっと休憩したい人たちの拠り所になっているそうです。そして、バーカウンターの周りはサイネージやライトなどで明るくなっており、人が集まるシンボルのような役割を担っているとも聞きました。
もともと懇親会の名前がCocktail Partyということもあり、クラブのバーカウンターの明るさや華やかさからヒントをもらい、「Cocktail Partyを華やかに明るくして、初めての人もCocktail Partyに足を運ぶきっかけになる」そんなネオンサインを製作することにしました。
3.設計を考える
ネオンサインを作りたい!と決めたら、どこにどんなネオンサインがあったら良いか、考えていきます。
Cocktail Partyの会場付近は他の部屋へのドアがたくさんあり、導線を塞がないように設置する必要があります。実際に歩きながら悩んだ結果、会場内においてガラスのドア越しにネオンサインを見せることにしました。
シュミレーションから、
01:Juiceのネオンサイン
Juiceのイベント、Cocktail Partyやってるよ!と外からでもわかるように、入り口付近の受付に置くもの。
02:Yataiのネオンサイン
Juiceメンバーが製作した組み立て式屋台「Yatai」とセットで使えるもの。
「Yatai」はCocktail Party以外でも、社内イベントで利用できるように。
の2種を製作することに決めました。
4.見積もり・デザイン
概要が決まったら、オリジナルネオンサインが製作できる企業を調べ、見積もりを依頼します。見積もりを依頼するには、色や形、ネオンの太さ、デザイン、大きさなどを決めておく必要があるため、デザインも同時に着手しました。
それぞれ案を持ち寄り、デザイン検討の結果…
01:Juiceのネオンサイン
Juiceのアイデアの象徴「雫」のモチーフと、Juiceのロゴをネオンサイン風に組み合わせたデザイン
02:Yataiのネオンサイン
・Yatai:Juiceネオンとお揃いになるようYataiのロゴをネオンサイン風にアレンジしたデザイン
に決定しました!!!
サイズや仕様はCocktail Partyの受付台や、Yataiに合うように設計しました。
5.発注・入稿・納品でハプニング発生!?
デザインも決定し、いよいよ発注!と思ったのですが、直前に前払い対応という事実が発覚・・!!!Sansanでの支払いは請求書支払いかつ翌月末振り込みがキホンなのですが、このままではお披露目のCocktail Partyに間に合わないというトラブルが発生!!
先輩に助けてもらいながら、経理部とやりとりをし、なんとかイレギュラー対応で支払いできることになりました(ありがとうございます 😭)
業者さんとのやりとりを行う際の支払い確認と、余裕を持ってスケジュールを立てることの重要さを痛感した出来事でした・・。
データ入稿も無事に終え、いよいよお披露目会へ向けて準備を進めます!!
6.Cocktail Party当日!
納品されたネオンサインがこちらです!!
想像以上に発色が良く素敵に仕上げていただきました!!
作った本人たちもこの出来栄えには大盛り上がりです!!
Cocktail Partyに参加したJuiceメンバーからは
「これどうやって作ったの?」
「綺麗!!」
「いくらかかったの?」
などと製作過程のことを聞かれコミュニケーションのきっかけにもなりました👏👏また、通りすがりの社員の方からも「何か楽しそうなことやってるね!」と10人くらいに声を掛けていただきました。
「Cocktail Partyを華やかに明るくして、初めての人も参加がしやすくなる、足を運ぶきっかけになる。」という目標はまずまず達成できたのではないでしょうか!加えて、社内でのJuiceの知名度アップも期待できそうです。
そしてYataiのネオンサインは社内イベントへの貸し出しも行うことにしたのですが、社内のイベントで早速利用され、イベントを華やかに盛り上げました。
個人の学び
初めてプロジェクトオーナーをしてみて学んだことをまとめました。
①メールのコミュニケーションのやりとりは丁寧に
実は、「Yatai」のネオンサインはスタンド板で立てても使えるように追加部品を依頼したつもりでしたが、やりとりのすれ違いで見積もりにスタンド板が入っていなかったことが発覚!急遽予備費で追加購入できましたが、コミュニケーションのやりとりの難しさを実感したのでした。
②一人でやろうとしない
プロジェクトオーナーでありながら、デザインの案出し・入稿データの作成など作業者としても動けたことは良かったことでもありつつ、オーナーが全体のスケジュールを握っている必要があるのにも関わらず、作業に没頭してスケジュールが遅れてしまうこともありました。全体進行を把握する力・調整力は次回、オーナーとして動く際に生かしていきたいです。
③全体の進捗を常に把握し、スケジュールが遅れそうなら早めの対応を
②でも触れましたが、必要なタスクの洗い出しや必要な作業の解像度が低いことが原因で「意外と時間がかかってしまった」ということがありました。先輩デザイナーや社内の方が迅速に対応してくれたり、先回りしてやるべきことを洗い出してくれたり、サポートあってのプロジェクトでした。4月から2年目となり、今度はFruitsに新たにジョインした後輩をリードできるよう務めます!
ネオンサインが今後も社内イベントや採用イベントで使用されるのが楽しみです。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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