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光と蔭

皆さま、おはようございます。

光があれば影ができます。成功の裏には、表にでてこないお蔭様が隠れています。

結論から先に言います。

noteの街を『みろくの世』にするも、無慈悲な競争社会にするも、私達クリエーターの想い通りです。



「つぶやき」でもあげましたが、訳あってnote株式会社の株主になりました。

その訳は、noteの事をもっと深く知りたいと思ったからです。経営理念、ポリシー、そして経営層がどんな事を考えているのか、どんな未来を創造しようとされているかを知りたくて株を購入しました。

昨日はnote社の四半期決算報告だったんで、zoomで参加しました。素晴らしかったです。

P/L(損益計算書)も美しく、実行プランの進捗も順調、将来性も十分に感じ取る事ができました。通期での赤字と積極投資は気がかりですが、鹿島CFOが『Day One』って説明されていたので納得です。ベンチャーの創業初日のように新しい事にどんどんチャレンジするから、投資は必要って事でしょう。トップ(売上)が伸びれば、将来的にボトム(営業利益)は30%超えるって頼もしい発言もありました。

株主としては十分満足できましたし、アナリストも『買い』って判断するんじゃないかと思います。通期赤字なんで配当性向には難ありですが、それも含めて先行投資株と感じました。

ここまでが『光』の部分です。ご説明されていた加藤CEO、鹿島CFO、お二人ともスポットライトを浴びて、とても眩しく感じました。


私は企業の表と裏を全部見てきたので、その光に隠れた影が良く見えます。

その影はP/Lから読み取ることができますし、note社の戦略・戦術、財務ポリシーからもにじみ出ています。

一言で言うと人件費・販管費含めた固定費抑制による「余白」の削減です。

説明資料に社員数の推移があり寒気がしました。

うろおぼえですが、売上が年々拡大し、矢継ぎ早に新施策を行っているのにもかかわらず、人員数はピークで180人くらいから150人へと削減されていました。主に削減されたのは、派遣さんや嘱託さんやと想定しています。AIで効率化したとの説明でしたが、残った現場社員さんの負荷状況はどうなのか、ちょっと心配です。

もう一方で、有能な人財は採用していくとの方針説明がありました。
マネージメントや専門分野の人財を年収700-1200万円程度で募集されています。

売上に対する人件費率は40%を切って、やっと適正なレベルになったとの説明がありました。今後もこの水準で経営するとの説明がありました。売上成長に合わせ、有能な人財を持続的に確保するとの意志表示を感じ取りました。



私がnoteをはじめて1年弱ですが、多くのnoterさんが去っていきました。筆を折られた方も沢山見てきました。

記事のランキングをチラ見する事もありますが、ごく一部の殿上人とその他大多数って構造は変わりません。収益でも同様でしょう。

note社の経営ウェイトも、個人(note)から法人(note pro)へとシフトチェンジされていく模様です。





光の部分は、沢山の影、沢山のお蔭で成り立っている。

それを創ったのは私達です。それを維持させているのも私達です。


上記の「影」や「お蔭」を犠牲って言葉に置き換えてみます。その犠牲を無くすにはどうすればいいのか?みんなが喜びあえる世界、幸せを分かち合える世界はどうすれば創れるのか?



ひとつに、その犠牲に心から感謝する。その犠牲によって成り立っている世界に気付く。

ひとつに、犠牲を選ばず喜びを選ぶことを決心する。光から照らされるだけではなく、自分自身が光となり万物を照らす道を探し続ける。

ひとつに、天命に従う、良心に従う、自分が決めた道を迷わず歩き続ける。



私達が日々楽しんでいるnote。これまでのお蔭様と、これから私達で創り上げる新しい街へ思いを馳せてみませんか?

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