伊藤あみなさん 取材日記③<これからの夢>
2020年10月に開催された「伊藤あみな展~夢の中にある色彩の世界~」
の取材日記です。
20年以上絵を描き続けてきたあみなさんにこれからの事を聞いてみた。
絵本にしてみたい。
大きい作品作りにチャレンジしたい。
この絵をモザイク画やタイル画でやってみたい。
刺繍でも表せたら楽しいな。
一枚の平面から少し盛り上がった立体へ。
あみなさんの絵は平面の世界を飛び越えていく。
しかしあの独特な「あみな色」をタイルや糸が表現できるのだろうか?
表現するためにどんなものを使うのだろうか?
職人さんに特注する?
だとしたらその職人さんは何を使う?
天然素材を使うとしたら、糸の染色では草木染は外せないだろう。
珍しい天然石を砕いて新しい顔料を作り出したりもするかな?
夢から作り出された作品を手にした人は、どんな気持ちになるだろう。
タイル画だったら今よりももっと大きな作品になるだろうから、画に包まれる感覚になりそう。
例えばそれが銭湯のタイル画になったら、画のあまりの楽しさに、訪れる人たちは銭湯をテーマパークみたいに感じるかも。
刺繍だったら、親子で楽しむ塗り絵のワークショップみたいな事だって出来るかもしれない。
そしてあみなさんは、その様子を見てほほ笑むんだろうな。
そんな妄想が止まらない。
夢を聞いていたこちらの方が、ご本人よりもワクワクしてしまった。
(取材日記④へ続く)
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