イメージの力

現在放送中のアニメ「ソードアートオンライン・アリシゼーション編」も、いよいよ最終回が近づいている。先週のバトルシーンは圧巻だった。

いわゆるSAOシリーズの舞台は、VRによる仮想世界である。SAOで描かれる仮想世界が魅力的に映る理由は、キャラクターの意志が世界に反映されるところにあると思う。

特に「アリシゼーション編」では、登場人物のイメージ力によって、能力（強さやできること）に反映されることがハッキリと言及されている。

第8話にて、剣士としての技術を学ぶ学院に通っている主人公キリトは、この学院の首席であるウォロ・リーバンテインと決闘する。途中まで2人の力は互角なのだが、由緒正しきリーバンテイン家の跡取りであるウォロは、祖先の存在をイメージすることで、力を増していく…。

話は変わるが、1，2年ほど前から乃木坂46が好きになり、ちょこちょこ番組を見たり、ブログを追いかけたりしている。コメント欄を見ていて、時々挙がっているのが「卒業発表をした途端、そのメンバーの輝きが増す」というものだ。

嘘のようだが、これが本当にそうなのだ。これがイメージの力なのか、卒業を発表したことで何かに吹っ切れたのかはわからない。だが、例えば伊藤万理華さんや若月佑美さんの卒業時のライブの様子を見て欲しい。（個人的な好みもあるが）眩しいほどに、輝いている。

何を想像するか。イメージの力が、自己や他者の認識を変え、何かしらの影響を周りに与えていく。世界にフィードバックされていく。この世界の素敵なところだと思う。

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♪　乃木坂46「きっかけ」