青もみじが美しいお寺 高源寺
2年前にSNSで知って、初めて行った高源寺。この時期は新緑、秋には紅葉が美しいお寺です。
上の写真(総門)は、石田三成の居城だった佐和山城の裏門を移築したものと伝わっています。
深緑の境内を進んでいきます。
ここは小高い山の裾野に建つお寺。周囲を田んぼに囲まれ、本当に静かです。森林浴をしている感覚になります。
石段を登って行くと鐘楼が見えてきます。
青もみじが日差しに透けて、とても美しい。私の拙い写真では美しさが伝わらない。「誰か上手な人が、伝わるように撮ってくれ~!」と毎年思ってしまいます(笑)。
高源寺の由来
鎌倉時代に創建された寺で、元は天台宗に属し、十福寺と呼んでいました。近江源氏・佐々木氏にゆかりのある楢崎氏の菩提寺と推定されています。
ところが織田信長により、佐々木氏が滅亡するや楢崎氏もこの地を離れ、やがて廃寺となりました。
その後、江戸時代に彦根藩の家老らによって再興され、天徳山高源寺となりました。臨済宗妙心寺派に属し現在に至ります。
もとは湖東での大寺院だったようですが、明治9年の火災により、現在残されている総門以外はすべて灰になったようです。残念…
(多賀観光協会ホームページより)
こちらは「あじさいの小径」
ご住職とお寺の世話方さんらが整備され、毎年あじさいを増やしておられるそうです。
高源寺の紅葉
先にも述べましたが、高源寺は紅葉も見事です。
こじんまりした境内が、紅葉で埋め尽くされます。高源寺は隠れた名所です。
こちらが御朱印です。初めて訪れた時の記念になりました。
高源寺には、井伊直弼の密偵だった村山たかの肖像画があるそうで、いつか機会があれば拝見したいと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
高源寺 滋賀県犬上郡多賀町楢崎374